現代社会

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 現代社会
科目番号 0025 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合工学科(情報システムコース) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 高等学校 公共(清水書院)、高等学校公共ワークノート(清水書院)
担当教員 布施 圭司

到達目標

現代社会の政治や経済のしくみについて基礎的な事項を説明できる。
日本の公民的分野について基礎的な事項を説明できる。
現代日本が直面している政治、経済、国際関係に関する主な問題を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
政治的分野について理解できる。政治的分野についてよく理解できている政治的分野について概ね理解できている政治的分野についての理解が不十分
経済的分野について理解できる。経済的分野についてよく理解できている経済的分野について概ね理解できている経済的分野についての理解が不十分
公民的分野について理解できる。公民的分野についてよく理解できている公民的分野について概ね理解できている公民的分野についての理解が不十分

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
政治、経済など現代の社会のしくみを理解し、現代の社会が直面している諸問題や諸課題を学習する。社会のあり方や社会における自己のあり方について理解を深める。
授業の進め方・方法:
基礎的事項の修得を重視するので、毎回着実に学んでゆくこと。
注意点:
授業外では新聞などで世界の出来事に注意を払い、また人文社会関係の教養書を読むことが望ましい。
毎火曜日の16-17時をオフィスアワーとするので、質問などがある学生は研究室に来ること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業のガイダンス、公共の扉を開く(1) 青年期の真理と課題 青年期のあり方について理解できる。生命倫理について理解できる。
2週 公共の扉を開く(2) ギリシア思想 ギリシア思想について理解できる。
3週 公共の扉を開く(3) 一神教 一神教について理解できる。
4週 公共の扉を開く(4) 東洋の宗教と思想 東洋の宗教と思想について理解できる。
5週 公共の扉を開く(5) 日本の思想 日本の思想について理解できる。
6週 公共の扉を開く(6) 功利主義 功利主義について理解できる。
7週 公共の扉を開く(7) 生命倫理と環境倫理 生命倫理と環境倫理について理解できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 公共の扉を開く(8) 近代的人間像の誕生 近代的人間像の誕生について理解できる。
10週 公共の扉を開く(9) 実存主義 実存主義について理解できる。
11週 基本的人権の尊重と法(1) 近代国家と立憲主義 近代国家と立憲主義について理解できる。
12週 基本的人権の尊重と法(2) 日本国憲法の三原理と人権保障 日本国憲法の三原理と人権保障について理解できる。
13週 基本的人権の尊重と法(3) 平和主義と国際社会 平和主義と国際社会について理解できる。
14週 現代の民主政治と社会参画(1) 民主主義の成立と危機 民主主義の成立と危機について理解できる。
15週 定期試験
16週 答案返却とまとめ 期末試験問題について自らの課題を認識し修正できる。
後期
3rdQ
1週 現代の民主政治と社会参画(2) 現代の民主主義と課題  現代の民主主義と課題について理解できる。
2週 現代の民主政治と社会参画(3) 国際政治の成り立ち 国際政治の成り立ちについて理解できる。
3週 現代の民主政治と社会参画(4) 冷戦とその終焉 冷戦とその終焉について理解できる。
4週 現代の民主政治と社会参画(5) 現代の紛争 現代の紛争について理解できる。
5週 現代の経済社会と国民生活(1) 私たちと経済 私たちと経済について理解できる。
6週 現代の経済社会と国民生活(2) 国民経済とGDP 国民経済とGDPについて理解できる。
7週 現代の経済社会と国民生活(3) 社会のしくみとしての市場 社会のしくみとしての市場について理解できる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 現代の経済社会と国民生活(4) 金融とそのはたらき 金融とそのはたらきについて理解できる。
10週 現代の経済社会と国民生活(5) 財政とそのはたらき 財政とそのはたらきについて理解できる。
11週 現代の経済社会と国民生活(6) 現代の企業 現代の企業について理解できる。
12週 現代の経済社会と国民生活(7) 労働問題 労働問題について理解できる。
13週 現代の経済社会と国民生活(8) 社会保障の役割 社会保障の役割について理解できる。
14週 現代の経済社会と国民生活(9) 国際取引と国際収支 国際取引と国際収支について理解できる。
15週 定期試験
16週 答案返却とまとめ 期末試験問題について自らの課題を認識し修正できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。2前3,前4,前5,前6
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。2前1,前2,前7,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000