建築デザイン基礎

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 建築デザイン基礎
科目番号 0021 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 総合工学科(建築デザインコース) 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「初めての建築製図」学芸出版社・建築のテキスト編集委員会、「コンパクト版・建築設計資料集成」丸善・日本建築学会編、「建築 設計 製図」学芸出版社
担当教員 小椋 弘佳,荒木 菜見子

到達目標

1.製図用具の使い方、各種図面の意味、線の描き分け、文字・寸法の記入方法を説明できる。
2.道具を適切に用いて図面を作成できる。
3. 道具を適切に用いて模型を作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1製図用具の使い方、各種図面の意味、線の描き分け、文字・寸法の記入方法を説明できる。製図用具の使い方、各種図面の意味、線の描き分け、文字・寸法の記入方法をある程度説明できる。製図用具の使い方、各種図面の意味、線の描き分け、文字・寸法の記入方法を説明できない。
評価項目2道具を用いて適切な図を作成できる。道具を用いてある程度適切な図を作成できる。道具を用いて適切な図をすることができない。
評価項目3道具を用いて適切な模型を作成できる。道具を用いてある適切な模型を作成できる。道具を用いて適切な模型を作成できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・製図と模型制作に関する基礎知識を修得する。
・製図法の基礎力を修得する。
・模型制作における表現法の基礎力を修得する。
授業の進め方・方法:
・製図室にて授業を進める。課題を出題し、成果物の提出を求める。
・建築設計製図1と連動して実施する。
・授業中は集中することは勿論のことだが、技術向上を目指し積極的に自学自習する姿勢が求められる。
・質問は授業中に対話形式で個別に行う。放課後等(オフィスアワー)にも随時受け付けるので、不明な点があれば積極的に相談に来ること。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 製図室・製図道具の使い方等に関するガイダンス 製図道具の使い方を理解できる。
2週 作図演習その1 図の種類・目的を理解することができる。
製図板で線を描くことができる。
3週 作図演習その2 図面の種類を理解することができる。
4週 作図演習その3 平面図を手順通りにトレースできる。
5週 作図演習 その4 平面図を手順通りにトレースできる。
6週 作図演習 その5 平面図を手順通りにトレースできる。
7週 作図演習 その6 平面図を手順通りにトレースできる。
8週 後期中間試験(試験を実施せず、課題で代替措置)
4thQ
9週 作図演習 その5 断面図を手順通りにトレースできる。
10週 作図演習 その6  断面図を手順通りにトレースできる。
11週 模型演習 その1 模型道具の使い方を理解できる。
12週 模型演習 その2  立体構成の作品をつくることができる。
13週 模型演習 その3  立体構成の作品をつくることができる。
14週 模型演習 その4 立体構成の作品をつくることができる。
15週 学年末試験(試験を実施せず、課題で代替措置) (課題作成は放課後も使用して完成させる)
模型を完成し提出できる。
16週 作品の発表・講評(建築設計製図1と合同で実施) 図面と模型を使って発表できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野設計・製図製図用具の特性を理解し、使用できる。2
線の描き分け(3種類程度)ができる。1
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。1
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。1
図面の種類別の各種図の配置を理解している。1
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。1
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。2
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。2
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。1
建築における形態(ものの形)について説明できる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000