実用日本語

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 実用日本語
科目番号 0056 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合工学科(建築デザインコース) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし(配布するプリントのみ)
担当教員 渡邊 健

到達目標

1.新聞やニュースに取り上げられた記事・解説・資料データを読み学ぶことを通して、日本語の文章の読解力と表現力を高める。
2.新聞・ニュース記事に関わる主要ないくつかのテーマについて、自ら調べ学ぶとともに、資料をもとに考えたり説明・発表する能力を高める。
3.新聞・ニュース記事に関する意見交換を行い、社会の現実的な問題の解決につながる思考を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.時事問題に関する評論・記事・資料データを読み学ぶことを通して、日本語の文章の読解力と表現力を高める。授業で取り上げられた評論・記事・資料データを適切に読み取り理解することができる。また、読解した内容を適切に説明・表現することができる。授業で取り上げられた評論・記事・資料データをおおむね読み取り理解することができる。また、読解した内容をおおむね説明・表現することができる。授業で取り上げられた評論・記事・資料データをほとんど理解することができない。また、読解した内容をほとんど説明・表現することができない。
2.時事問題に関わる主要ないくつかのテーマについて、自ら調べ学ぶとともに、資料をもとに考えたり説明・発表する能力を高める。時事問題に関わるテーマについて、自ら調べ学ぶことが十分にできる。また、資料をもとに考えた内容を適切に説明・発表することができる。時事問題に関わるテーマについて、自ら調べ学ぶことがおおむねできる。また、資料をもとに考えた内容をおおむね説明・発表することができる。時事問題に関わるテーマについて、自ら調べ学ぶことがまったくできない。また、資料をもとに考えたり、説明・発表することがまったくできない。
3.時事問題に関する意見交換を行い、社会の現実的な問題の解決につながる思考を深める。時事問題に関する意見交換を行う中で、社会的な課題を解決の方向に導くような思考が十分に深められている。時事問題に関する意見交換を行うことができ、社会的な課題の解決策を考えることができる。時事問題に関する意見交換を行うことができず、世界的な課題の解決策を考える段階にも至っていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
講義の前半は時事問題に関する評論・記事・資料などを読み、問題に解答する時間とする。日本語の基本的な文章の読み取り能力、思考力・記述力の習得を目指す。後半では、受講者の解答を紹介しつつ、文章・資料の読み取り方や解答・記述の仕方について解説を行う。対象とする資料は、時事問題に関する新聞、雑誌、書籍、インターネットなどのメディアで取り上げられた記事や文章である。これにより、特定のテーマについて、文章や資料を通して社会的な問題とその背景を正確にとらえ、的確に表現する力を養っていく。
この科目で授業担当者が求めるのは、次の3点である。
①毎時間、時事問題に関する文章や資料(題材はその都度指示する)を読み理解し、内容に関する問いに解答・記述する能力を高めること。
②授業で取り上げられた世界の課題について理解するだけでなく、自らも調べ学んだ上で資料を作成し、自分の考える解決案についてのプレゼンを行うこと。
③自分の発表に対しての質問・アドバイス等を踏まえつつ、レポートを作成すること。
授業の進め方・方法:
第1週は授業ガイダンスや、実際の問題演習(グループワーク)を通して授業の仕方の説明を行う。第2・3週はグループ毎に、与えられたテーマについて調べ考えて資料を作成し、プレゼンの準備をする。第4週以降は、授業の前半に、予め割り振った順序で各グループがプレゼン発表を行なう。発表時間は質疑応答を含めて10分程度とする。やり方としては、時事問題に関するテーマにつき、問題の背景と自分たちが考える解決策を資料を用いて発表するものとする。発表にはPowerPointおよびWordを用いることとし、Word資料はそれを印刷したものを出席者に配布する。そのため、発表日の前日までに、発表用データを提出してもらう(印刷と配布は授業担当者が行う)。その後、発表したグループは出席者や授業担当者との質疑応答を踏まえた振り返りレポートを提出してもらう。授業の後半では、時事問題に関する様々なテーマについて解説と問題演習を行う。受講者はそれらの課題についての理解を深めるとともに、受講者はいずれかのテーマを選んでレポートとしてまとめ、授業最終日までに提出することとする。また出席者には、配布された評価シートに基づき、発表者を評価してもらう。
注意点:
受講者には授業時間以外に次のような自主学習・活動を60時間以上行なうことが必要となる。
・授業で取り上げられたテーマに関連する他の評論・記事などの読解・考察
・テキストならびに他の資料の読解、関連する資料やデータの調査と分析、及び発表資料の作成
・レポートの作成

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス/問題解答 授業の進め方や発表の仕方、レポートのまとめ方について理解する。グループに分かれての問題演習に取り組む。
2週 プレゼン発表準備1 与えられたテーマについてグループ毎に検討し、自分達で調べ考えた内容について資料を作成し、口頭発表する準備を行う。
3週 プレゼン発表準備2 与えられたテーマについてグループ毎に検討し、自分達で調べ考えた内容について資料を作成し、口頭発表する準備を行う。
4週 プレゼン発表/テーマ解説と問題演習  任意のテーマについて、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
5週 プレゼン発表/テーマ解説と問題演習  任意のテーマについて、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
6週 プレゼン発表/テーマ解説と問題演習  任意のテーマについて、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
7週 プレゼン発表/テーマ解説と問題演習  任意のテーマについて、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
8週 プレゼン発表/テーマ解説と問題演習  任意のテーマについて、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
4thQ
9週 プレゼン発表/テーマ解説と問題演習  任意のテーマについて、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
10週 プレゼン発表/テーマ解説と問題演習  任意のテーマについて、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
11週 プレゼン発表/テーマ解説と問題演習  任意のテーマについて、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
12週 プレゼン発表/テーマ解説と問題演習  任意のテーマについて、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
13週 プレゼン発表/テーマ解説と問題演習  任意のテーマについて、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
14週 プレゼン発表/テーマ解説と問題演習  任意のテーマについて、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
15週 プレゼン発表/テーマ解説と問題演習  任意のテーマについて、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
16週 最終レポート 先日の授業で口頭発表した内容について、他者の意見や助言を踏まえよりよいものに仕上げることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表小テスト課題合計
総合評価割合70101010100
基礎的能力70101010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000