経営学概論Ⅰ

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 経営学概論Ⅰ
科目番号 0064 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合工学科(建築デザインコース) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリント・資料を配布
担当教員 原 遼平

到達目標

1)経営学の基礎的な概念・考え方を十分説明・考察ができること。
2)経営組織の種類や運営について十分説明・考察ができること。
3)社会と経営体の関わりについて十分説明・考察ができること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1経営学の基礎的な概念・考え方を十分説明・考察できる。経営学の基礎的な概念・考え方を説明・考察できる。経営学の基礎的な概念・考え方を十分説明・考察できない。
評価項目2経営組織の種類や運営について十分説明・考察ができる。経営組織の種類や運営について説明・考察ができる。経営組織の種類や運営について説明・考察ができない。
評価項目3社会と経営体の関わりについて十分説明・考察ができる。社会と経営体の関わりについて説明・考察ができる。社会と経営体の関わりについて説明・考察ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
経営学とは企業の経営管理や企業が社会に求められている意義を考察する学問である。本授業では経営学の学問的特徴を説明したうえで,基本的な概念や社会と経営体との関わりについて学習する。
授業の進め方・方法:
プリント・資料を配布し,講義形式で進める。また,コメントペーパー・レポートの提出を求める場合もある。
注意点:
配布する資料を細部までに読み込むことを心がけ,日常的にニュース等を通して社会情勢に関心を向けてほしい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション:経営学とは 経営学の特徴について説明できる。
2週 様々な経営形態とその歴史的発展 経営形態と歴史的な発展について説明できる。
3週 株式会社と企業ガバナンス 株式会社の組織と企業ガバナンスの考え方を説明できる。
4週 大企業と中小企業 大企業と中小企業の差異・特徴について説明できる。
5週 現代日本の経営組織 現代日本における経営組織と構造について説明できる。
6週 経営管理の諸理論 経営管理の諸理論とその応用について説明・考察できる。
7週 現代企業の経営戦略 現代企業の経営戦略について説明・考察できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 マネジメントの考え方①:サプライヤーマネジメント サプライヤーマネジメントについて説明・考察できる。
10週 マネジメントの考え方②:人材マネジメント 人材マネジメントについて説明・考察できる。
11週 生産管理 生産管理とその課題について説明・考察できる。
12週 市場とマーケティング 市場と経営体の関係,マーケティングについて説明・考察できる。
13週 国際化する企業 国際化する企業の動向と今後の企業のあり方について説明・考察できる。
14週 企業と社会 企業と社会の関係について説明・考察できる。
15週 期末試験
16週 復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000