英語1

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語1
科目番号 0007 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 Big Dipper English Communication I ・ワークブック(数研出版) / 総合英語 FACTBOOK, FACTBOOK English Grammar STANDARD・ワークブック, DataBase3300 (桐原書店) / 英和・和英辞書 (紙版 or 電子版)
担当教員 服部 真弓,ハーヴィー 佳奈,吉城 聖顕

到達目標


(1) DataBase 3300の60%以上の語彙を認識できる.

(2) 日常的または社会的なトピックについて書かれた文章を的確に読むことができる。

(3) 基礎的な英文法を用いて,自分の意思や感情を文で表現することができる.

(4) 日本語を介さずに理解できる英文の水準を自ら選び,自律的・継続的に読書できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1DataBase3000の80%以上の語彙の意味がわかるDataBase3000の70%以上の語彙の意味がわかるDataBase3000の60%以上の語彙の意味がわかるDataBase3000の60%以上の語彙の意味がわからない
評価項目2教科書で扱うテキストの内容を十分理解できている。教科書で扱うテキストの内容を理解できている。教科書で扱うテキストの内容を概ね理解できている。教科書で扱うテキストの内容を理解できていない。
評価項目3基礎的な英文法を用いて,自分の意思や感情を,文法的な誤りなく文レベルで表現することができる。 基礎的な英文法を用いて,自分の意思や感情を,意味の伝達を妨げない程度の誤りを含みながらも文レベルで表現することができる。基礎的な英文法を用いて,自分の意思や感情を,文法的な誤りを含みながらも文レベルで必要最低限表現することができる。基礎的な英文法を用いて,自分の意思や感情を,文レベルで表現することができない。
評価項目4日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL)を自ら選び,前期20,000語以上のペースで自律的・継続的に読書できる。 日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL)を自ら選び,前期15,000語~20,000語程度のペースで自律的・継続的に読書できる。日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL)を自ら選び,前期10,000語~15,000語程度のペースで自律的・継続的に読書できる。日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL)を自ら選ぶことができず,前期10000語程度のペースで自律的・継続的に読書できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 G3 説明 閉じる
全学科共通 G3 説明 閉じる

教育方法等

概要:

本科5年間で育てたい人材像は、「自分の専門分野に関して,英語で理解し,やりとりができる、基礎的な英語運用能力を身に付けたエンジニア」である。

本授業においては、日常的または社会的なトピックについて書かれた文章を題材に英語4技能を統合した演習を行う。また、基本英文法の演習も行い、相手を意識した表現活動ができるようになることを目指す。また、英語100万語多読・多聴により、速く正確に読み聞く力も養成する。客観的な学習目標として、GTEC CEFR-J「A2.1」、実用英語技能検定「準2級」レベル程度とする。1週あたり180分間の授業の内訳は次の通りである。

 【英1R:Reading】
  ・90分:英語4技能演習(テキスト『Big Dipper』・多読図書),DataBase小テスト

 【英1G:Grammar】
  ・90分:英文法演習(テキスト『FACTBOOK』),例文テスト

授業の進め方・方法:

各テキスト演習については、予習を前提として進め、Speaking・Writingなどの活動も行う。
単位取得の条件は、最終成績の評点が50点以上、且つ、2/3以上の出席である。成績評価の内訳は次の通りである。

・中間試験・期末試験:60%

・R課題(DataBase小テスト・Workbook提出):10%

・G課題(Factbook例文テスト・Workbook提出):10%

・多読(語数:20,000語以上;冊数:50冊以上):10%

・授業内活動参加・態度:10%

注意点:

・成績優秀者,再試験,追試該当者などについて,学生番号・氏名を掲示して連絡することがある。

・多読目標達成(20,000語)に向けて、各自課外でも多読学習を行う。

・グローバルプロジェクトが主催するイベントに1回参加する毎に「実践英語コミュニケーション1」成績に1点ずつ加点する(上限5点)。「英語1」成績に加点したければその旨を授業担当教員に申し出ること。

・最終成績が30点以上で、授業への取り組みが状況が芳しい学生のみを対象に再評価試験を実施する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 R:辞書利用、Lesson1


G:序章、1章
英和辞書に親しむ。
朝食の大切さを理解する。

英文の要素を理解し表現できる。
2週 R:英語の発音、Lesson1


G:2章、Plus文型
英語の発音に親しむ。
バランスのよい朝食について述べる。

文型を理解し表現できる。
3週 R:Lesson1

G:3章、4章
「レシピの英語」、SDGs3に親しむ。

基本時制を理解し表現できる。
4週 R:Lesson2、多読

G:5章
SDGs11に親しむ。
多読学習の効果を理解する。
現在完了時制を理解し表現できる。
5週 R:Lesson2、多読


G:6章
ゆるキャラの役割等について理解する。


過去完了時制を理解し表現できる。
6週 R:Lesson2、多読

G:7章、8章
「新聞記事の英語」に親しむ。

助動詞を理解し表現できる。
7週 R:GrammarL1,2(pp.30-31)、多読

G:9章
L1,2既習文法を理解し活用できる

完了助動詞を理解し表現できる。
8週 R:復習、多読

G:復習
2ndQ
9週 中間試験

10週 R:Lesson3、多読

G:10章
2種類のリーダーシップを理解する。

受動態を理解し表現できる。
11週 R:Lesson3、多読

G:11章
「チェックリストの英語」に親しむ。

受動態を理解し表現できる。
12週 R:Lesson3、GrammarL3(p.52)

G:12章
自分のリーダーとしての適性を考える。

不定詞を理解し表現できる。
13週 R:Lesson4、多読

G:13章
スポーツの歴史や魅力を理解する。

不定詞を理解し表現できる。
14週 R:Lesson4、多読

G:14章
「ブログ記事の英語」に親しむ。

不定詞を理解し表現できる。
15週 R:Lesson4、GrammrL4(p.53)

G:復習
最新のスポーツについて考える。

不定詞を理解し表現できる。
16週 R:試験解説、多読、夏季課題

G:試験解説、Plus不定詞
前期を復習し、夏休課題に取り掛かる。

不定詞を理解し表現できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1

評価割合

定期試験DBテスト・提出例文テスト・提出多読語数・冊数授業内活動参加・態度合計
総合評価割合6010101010100
基礎的能力6010101010100
専門的能力000000
分野横断的能力000000