到達目標
(1)有機化合物の特徴を理解する
(2)炭化水素の構造・性質・反応を理解する
(3)酸素を含んだ有機化合物の構造・性質・反応を理解する
(4)油脂とセッケンの構造と分子機能などを理解する
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 有機化合物の特徴を正しく理解できる. | 有機化合物の特徴を理解できる. | 有機化合物の特徴を理解できない. |
評価項目2 | 炭化水素の構造・性質・反応を正しく理解できる. | 炭化水素の構造・性質・反応を理解できる. | 炭化水素の構造・性質・反応を理解できない. |
評価項目3 | 酸素を含んだ有機化合物の構造・性質・反応を正しく理解できる. | 酸素を含んだ有機化合物の構造・性質・反応を理解できる. | 酸素を含んだ有機化合物の構造・性質・反応を理解できない. |
| 油脂とセッケンの構造と分子機能などを正しく理解できる. | 油脂とセッケンの構造と分子機能などを理解できる. | 油脂とセッケンの構造と分子機能などを理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
工学の分野では金属やプラスチックをはじめとして様々な物質を使用する.化学では物質を理解すると共に,環境に与える負荷をできるだけ少なくし,有効に利用するための基礎知識を身に付けることを目標とする.
化学5では,我々の実生活や生命活動に密接な有機化合物について学習する.石油の成分である脂肪族炭化水素,酸素を含む有機化合物について主に学習する.油脂やセッケンなど身近な食品,生活必需品について学習し,化学物質と我々の生活のかかわりについて理解を深める.
授業の進め方・方法:
※1 「化学5」は化学1~4を充分に理解している前提で授業を行います
(内容はより高度になります).
※2 「化学5」を履修していない者は「化学6」を履修できません.
(予 習) 何を学ぶか事前に整理しておくこと.
(授業中) 授業に集中すること.正確に板書を書き写すこと.
板書以外にも重要事項はメモをとり,書き込みをすること.
(復 習) 学習した内容を必ず復習する.
興味のあったことは自分で調べる.
(コメント) 1回授業を休むだけでも,内容がわからなくなってしまいます.
できるだけ授業は休まないようにしましょう(公欠は必ず事前に申告).
(休んだときにはその授業の授業プリントを220教員室鈴木のところに取りに来る)
欠席した場合には必ず授業の内容を各自で補ってください.
わからないことはいつでも質問に来てください.
注意点:
到達目標(1),(2)を中間試験(40 %)で,到達目標(3),(4)を期末試験(40 %)で評価します.
学習プロセスを小テスト・課題(20 %)で評価します.
上記の評価基準に基づき総合得点が50点以上を合格とする.
ただし,授業中の飲食・居眠り・内職等を行った者は著しく減点する.
授業態度が良好で,出席要件を満たした者には,再評価試験を実施する.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
有機化合物の特徴と分類 有機化合物の基本的特徴と分類(基・官能基・分子式・示性式・構造式)について学習
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2週 |
異性体 異性体について基本的知識の学習
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3週 |
有機化合物の構造決定・元素分析 有機化合物の化学式決定法の学習,章末問題の演習・解説
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4週 |
脂肪族炭化水素1 アルカン,シクロアルカンの構造式,命名法,性質,異性体について学習 フロンとオゾン層破壊の関係について(環境教育)
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5週 |
脂肪族炭化水素2 アルケンの構造式,命名法,性質,反応について学習
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6週 |
脂肪族炭化水素3 アルキンの構造式,命名法,性質,反応について学習
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7週 |
章末問題 章末問題(脂肪族炭化水素に関する問題)の演習・解説
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8週 |
中間試験 第1週から第7週までの範囲で中間試験を実施(6/10~6/16の予定:90分試験)
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2ndQ |
9週 |
酸素を含む化合物1 中間試験の返却・解説.アルコール(性質・分類・製法・反応性)について学習
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10週 |
酸素を含む化合物2 アルデヒド,ケトン(性質・分類・製法・反応性)について学習
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11週 |
酸素を含む化合物3 カルボン酸(性質・分類・製法・反応性)について学習
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12週 |
酸素を含む化合物4 エステル(性質・分類・製法・反応性)について学習
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13週 |
油脂とセッケン 油脂とセッケン(性質・分類・製法・反応性)について学習
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14週 |
章末問題演習 章末問題(酸素を含む化合物に関する問題)の演習・解説
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15週 |
期末試験 第8週から第14週までの範囲で期末試験を実施(7/24~7/30の予定:90分試験)
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16週 |
期末試験の解説と化学5のまとめ 期末試験の返却・解説,化学5のまとめ,芳香族化合物等の紹介
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 三角比を理解し、三角関数表を用いて三角比を求めることができる。一般角の三角関数の値を求めることができる。 | 3 | |
角を弧度法で表現することができる。 | 3 | |
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | |
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。 | 3 | |
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 小テスト・課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |