物理1A

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 物理1A
科目番号 0012 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 1
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書 物理基礎 (第一学習社)問題集 プログレス物理基礎(第一学習社) 問題集 レッツトライノート 物理基礎 vol.1 力学編  (東京書籍)
担当教員 安達 裕樹,須原 唯広,高木 健司

到達目標

・等速運動,等加速度運動に関して数式を立てることができ、計算ができる。
・物体に働く力を作図できる。また、それらの力を合成・分解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1等速運動,等加速度運動に関して数式を立てることができ、計算が正しくできる。等速運動,等加速度運動に関して数式を立てることができ、計算ができる。等速運動,等加速度運動に関して数式を立てることができ、計算ができない.
評価項目2等速運動,等加速度運動に関して数式を立てることができ、計算が正しくできる。等速運動,等加速度運動に関して数式を立てることができ、計算ができる。等速運動,等加速度運動に関して数式を立てることができ、計算ができない.
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 4 説明 閉じる
人文・数理 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・物体の直線上の運動を中心に,変位・速度・加速度などの運動の表し方を講義する。
特に,物体を落下させたり真上に投げ上げたりする運動について説明する。

・物体が力を受けると,形が変わったり,運動する状態が変化したりする。力には直接物体どうしが触れ合って働くものや,重力など直接触れ合わなくてもはたらくものがある。それらの力の特徴を説明し,つりあったり物体を回転させたりする力の働きを講義する。
授業の進め方・方法:
授業をよく聞き、教員が話している現象を、頭の中で想像してみることが最も大切なことである。
授業後に問題集で演習する習慣をつけて下さい。
注意点:
成績は、試験点を70点、授業態度及び出席で20点、課題・小テストなどを10点とした合計100点満点で評価する。
■ 試験(70点)  定期試験の平均点×0.7
■ 出席・授業態度(20点)  授業に積極的に参加することにより1時間で2/3点の得点
■ 提出物・小テスト等(10点)  提出物・小テストの合計を10点満点に換算
■ 合格基準  50点以上(100点満点)を合格とする
■ 再評価試験、追認試験  実施する

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 物体の運動 1  有効数字,速さ
2週 物体の運動 2  等速直線運動,速度
3週 物体の運動 3  速度の合成,相対速度
4週 物体の運動 4  加速度,等加速度直線運動
5週 物体の運動 5  自由落下
6週 物体の運動 6  鉛直投射
7週 問題演習  1~6回の範囲の問題演習
8週 中間試験  試験範囲:第1回~第7回までの学習内容
2ndQ
9週 力のはたらきとつりあい 1  力,重力,面から受ける力,糸の張力
10週 力のはたらきとつりあい 2  ばねの弾性力,遠隔力
11週 力のはたらきとつりあい 3  力の合成と分解
12週 力のはたらきとつりあい 4  力のつりあい 
13週 力のはたらきとつりあい 5  作用反作用の法則,大気圧
14週 力のはたらきとつりあい 6  液体中における圧力と浮力
15週 期末試験  試験範囲:第9回~第14回までの学習内容
16週 期末試験の解答・演習  期末試験の解答、この科目の復習および演習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理力学速度と加速度の概念を説明できる。3
直線および平面運動において、2物体の相対速度、合成速度を求めることができる。3
等加速度直線運動の公式を用いて、物体の座標、時間、速度に関する計算ができる。3
平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。3
物体の変位、速度、加速度を微分・積分を用いて相互に計算することができる。3
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。3
鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。3
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。3
物体に作用する力を図示することができる。3
力の合成と分解をすることができる。3
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。3
フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。3
慣性の法則について説明できる。3
作用と反作用の関係について、具体例を挙げて説明できる。3
運動方程式を用いた計算ができる。3
簡単な運動について微分方程式の形で運動方程式を立て、初期値問題として解くことができる。3

評価割合

試験小テスト出席・態度合計
総合評価割合701020100
基礎的能力701020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000