地理1

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 地理1
科目番号 0012 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 基本地理A(二宮書店) 新詳高等地図(帝国書院) 最新地理図表GEO(第一学習社)
担当教員 杉谷 真理子

到達目標

1.現代世界の最新情報を把握し、各地域に関して地理的な側面から理解できる。
2.世界の自然・人文環境を一つのシステムとして把握し、基本的な法則を理解できる。
3.地図や統計資料を読んで分析し、自分の知識と組み合わせて状況を判断することができる。また、思考・判断した事柄について適切な方法で表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1現代世界の最新情報を把握し、各地域に関して地理的な側面から正しく理解できる。現代世界の最新情報を把握し、各地域に関して地理的な側面から理解できる。現代世界の最新情報を把握し、各地域に関して地理的な側面から理解できない.
評価項目2世界の自然・人文環境を一つのシステムとして把握し、基本的な法則を正しく理解できる。世界の自然・人文環境を一つのシステムとして把握し、基本的な法則を理解できる。世界の自然・人文環境を一つのシステムとして把握し、基本的な法則を理解できない。
評価項目3地図や統計資料を読んで分析し、自分の知識と組み合わせて状況を判断することができる。また、思考・判断した事柄について適切な方法で表現することが十分にできる。地図や統計資料を読んで分析し、自分の知識と組み合わせて状況を判断することができる。また、思考・判断した事柄について適切な方法で表現することができる。地図や統計資料を読んで分析し、自分の知識と組み合わせて状況を判断することがでない。また、思考・判断した事柄について適切な方法で表現することができない.

学科の到達目標項目との関係

全学科共通 G2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1.国際社会に主体的に生きる日本人としての資質を養うことを目標に、本科目では、広く地理的認識を養い、現代世界の地理的な諸課題を地域性や歴史的背景、日常生活との関連を踏まえ考察する姿勢を身につけることを目的とした授業を行う。
2.授業の展開によってはシラバスの内容を前後変更して行う場合がある。
授業の進め方・方法:
1.適宜、復習プリントを配布するので、授業で学習した部分については復習しておくこと。
2.定期試験では授業やプリントで触れた内容全てが範囲となる。そのため、普段より重要な事項や参照したページをメモするなどの工夫をしておくこと。また、重要な事項については説明ができるようになること。
3.資料集や地図帳には面白い情報が多いため、授業では取り上げない箇所も積極的に読んでおくとよい。
注意点:
1.定期試験80%、提出物等(提出状況と内容により採点)20%で評価する。春休み課題も評価に含む。
2.総合評価が50点以上で合格とする。
3.再評価試験(レポート)は実施する(ただし、課題等の提出物を全て提出し合格していることを受験の条件とする)。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 球面上の世界 地球、地図 教pp.6-7、12-17 地球・地図について理解する
2週 地図の利用、さまざまな地図、地形図を読む 教pp.164-171 地図について理解する
3週 国と国との結びつき 時差、国家 教pp.10-11、18-29 国家間の結びつきについて理解する
4週 世界の自然環境1 大地形、小地形  教pp.32-39 大地形について理解する
5週 〃2  小地形 教pp.34-39 小地形について理解する
6週 〃3 大気循環、気候区分  教pp.44-46 気候区分について理解する
7週 〃4 熱帯・乾燥帯・温帯  教pp.48-53 熱帯~温帯について理解する
8週 〃5 温帯・冷帯・寒帯 教pp.52-54 温帯~寒帯について理解する
2ndQ
9週 中間試験
10週 試験の返却・解説、日本の自然環境 教pp.172-182 日本の自然環境について理解する
11週 日本の自然環境 教pp.172-182 日本の自然環境について理解する
12週 東アジア1 地域の概要、中国  教pp.66-72 地域の概要、地域的特徴と課題について理解する
13週 東アジア2 中国、朝鮮半島 教pp.66-77  地域の概要、地域的特徴と課題について理解する
14週 東南アジア 地域の概要 教pp.78-84  地域の概要、地域的特徴と課題について理解する
15週 期末試験
16週 試験の返却・解説、地理2に向けての準備 前期および後期における授業内容について理解する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。2
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。2
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。2

評価割合

定期試験提出物等合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000