到達目標
1. 細胞の構造と機能について説明できる。
2. 細胞分裂について理解する。
3. 発生の仕組みについて理解する。
4. 遺伝の法則や遺伝子について理解する。
5. 遺伝子の発現について理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 細胞の構造と機能について正しく説明できる。 | 細胞の構造と機能について説明できる。 | 細胞の構造と機能について説明できない |
評価項目2 | 細胞の構造と機能について正しく説明できる。 | 細胞の構造と機能について説明できる。 | 細胞の構造と機能について説明できない |
評価項目3 | 発生の仕組みについて正しく理解する。 | 発生の仕組みについて理解する。 | 発生の仕組みについて理解していない. |
評価項目4 | 遺伝の法則や遺伝子について正しく理解する。 | 遺伝の法則や遺伝子について理解する。 | 遺伝の法則や遺伝子について理解していない. |
評価項目5 | 遺伝子の発現について正しく理解する。 | 遺伝子の発現について理解する。 | 遺伝子の発現について理解していない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 4
説明
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人文・数理 4
説明
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教育方法等
概要:
この地球上に生命が誕生して以来、生物は多くの種を作り出してきた。これらの種は当然異なる特徴を持ち、同じ種内でも個体間で差があります。さらに、同じ個体内でも器官、組織、細胞により大きく異なっています。このような多様性に富む生物において、あるいは細胞レベルにおいても、よく見てみると、共通する特徴をもっていることがわかります。この講義では、生物体の構造と機能ならびに生命の連続性という観点から、生物のもつこれらの多様性と共通性の理解ができるように解説します。
授業の進め方・方法:
板書とパワーポイント等を利用したプレゼンテーションを中心に授業を進めますので,板書した内容ならびに重要な事項については必ずノートに書き写してください。
授業の内容についてノートと教科書で復習し理解しておいてください。
注意点:
到達目標の1~3は中間試験、4~5については期末試験にてそれぞれ評価する。成績は「テスト=80%(中間40%,期末40%),学習態度・授業参加・レポートなど=20%の割合」で評価する。
合格基準は100点満点で50点以上です。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
講義ガイダンス 生物とはどういうものかを説明し、科学的な取り組みについて解説する。
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2週 |
細胞の構造 動物細胞・植物細胞や原核細胞・真核細胞などの構造について解説する。
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3週 |
細胞の機能 細胞膜の働きや酵素の働きなどについて解説する。
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4週 |
多細胞生物の体のつくり 生物体を構成する組織、器官、器官系について解説する。
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5週 |
細胞分裂 体細胞分裂と減数分裂について解説する。
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6週 |
配偶子形成 精子形成と卵子形成について解説する。
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7週 |
生殖と発生 受精、初期発生について解説する。
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8週 |
形態形成 胞胚期以降の形態形成について解説する。
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2ndQ |
9週 |
中間試験 細胞の構造と機能、体のつくり、細胞分裂、配偶子形成、発生、形態形成などについての理解を試験する。
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10週 |
遺伝の法則 メンデルの遺伝の法則などについて解説する。
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11週 |
連鎖と組換え 遺伝子の組換えや染色体地図ついて解説する。
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12週 |
DNAと遺伝情報 DNAの構造と複製などについて解説する。
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13週 |
遺伝情報の発現 遺伝情報の発現について解説する。
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14週 |
タンパク質の合成 タンパク質の合成について解説する。
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15週 |
期末試験 遺伝の法則やDNAならびにセントラルドグマについての理解を試験する。
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16週 |
期末試験の解答 試験問題の正解を解説し、理解を深める。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 地球上の生物の多様性について説明できる。 | 3 | |
生物の共通性と進化の関係について説明できる。 | 3 | |
生物に共通する性質について説明できる。 | 3 | |
森林の階層構造を理解し、森林・草原・荒原の違いについて理解している。 | 3 | |
植生の遷移について説明でき、そのしくみについて説明できる。 | 3 | |
世界のバイオームとその分布について説明できる。 | 3 | |
日本のバイオームの水平分布、垂直分布について説明できる。 | 3 | |
生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。 | 3 | |
生態ピラミッドについて説明できる。 | 3 | |
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。 | 3 | |
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。 | 3 | |
有害物質の生物濃縮について説明できる。 | 3 | |
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | レポートなど | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |