世界史2

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 世界史2
科目番号 0017 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 1
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 世界史A(東京書籍)グローバルワイド最新世界史図表(第一学習社)
担当教員 杉谷 真理子

到達目標

世界の歴史についての必要な知識を身につける。
個々の事象の意味を、歴史の枠組みと流れの中に関連付けて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界の歴史についての必要な知識を十分に身につける。世界の歴史についての必要な知識を身につける。世界の歴史についての必要な知識を身につけていない.
評価項目2個々の事象の意味を、歴史の枠組みと流れの中に関連付けて正確に説明できる。個々の事象の意味を、歴史の枠組みと流れの中に関連付けて説明できる。個々の事象の意味を、歴史の枠組みと流れの中に関連付けて説明できない.
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 2 説明 閉じる
人文・数理 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
世界の歴史の大きな枠組みと流れを理解し、各地域の歴史・文化・社会、社会の多様性と現代社会の特質との関連を、広い視野に立って考察する。
世界史2では主に近世から現代までの範囲を扱う。独自に発展してきた各地域がどのようにして結びつき、一つのシステムとして一体化していくのか、その発達の過程を中心に学習する。
適宜、課題プリントを配布する。原則として配布した翌週に回収し、評価して翌々週に返却する(期限厳守)。
授業では個別の事項を踏まえた上で、枠組みと流れを説明する。

授業の進め方・方法:
・定期試験(80%)、提出物(課題プリント等)・出席状況など授業への参加(20%)
・課題プリントは記入状況に応じて、A:ほぼ全部 B:4分の3程度 C:半分程度 D:4分の1程度 E:未提出 で評価し、それぞれ4点~0点に換算する。
・全体の50%以上の得点をもって合格とする。
・再評価試験は実施する。追認試験は実施しない。

注意点:
・適宜、課題プリントを配布するので、授業でやった部分については復習し、やっていない部分については教科書を読んでやっておくこと。
[予習]:該当する範囲の教科書を読み、必要事項を把握する.
[授業]:個々の事象の間の因果関係と、歴史の流れを理解する.
[復習]:ノートを基にして内容を確認し、課題プリントで補足する.
・事象の意味や歴史の流れについては授業で説明するので、ノートにまとめておき、重要な事項については説明ができるようにすること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 アジア諸帝国の繁栄とヨーロッパ:16世紀のヨーロッパ
教科書P.66~71
2週 主権国家体制と世界商業、
教科書72~74
3週 主権国家体制と世界商業
教科書75~77
4週 大西洋世界の変容とその波及:ヨーロッパとアメリカの諸革命
教科書80~83
5週 ヨーロッパとアメリカの諸革命
教科書84~87
6週 産業革命と世界市場の拡大、ヨーロッパの動乱の波及
教科書88~93
7週 産業化社会の拡大と成熟:ウィーン体制とその崩壊、国民国家への道
教科書101~109
8週 後期中間試験

4thQ
9週 国民国家への道
教科書110~115
10週 アジア諸国の変貌と日本:東アジアの変容
教科書119~125
11週 東南アジアの変容、南アジアの変容
教科書126~131
12週 帝国と民族の時代:植民地の拡大と深まる国家の対立
教科書142~147
13週 二つの世界大戦の時代:第一次世界大戦
教科書155~165
14週 世界恐慌とファシズム
教科書170~175
15週 期末試験

16週 第二次世界大戦、冷戦と民族独立の時代:戦後世界の形成、アジア、アフリカの民族運動
教科書176~191

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。3
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。3
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。3
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。3
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。3

評価割合

定期試験提出物,出席状況合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000