概要:
等速円運動、加速度運動している座標系にあらわれる慣性力、ニュートンが発見した万有引力について講義する。単振動について、ばね振り子、単振り子を例に講義する。
気体の法則について講義する。ボイルの法則、シャルルの法則、状態方程式を説明する。気体の圧力が気体分子の衝突により生じること、気体の温度と分子の平均速度の関係を講義する。気体の状態変化に伴う内部エネルギーの変化、気体が得る熱量、気体がする仕事について講義する。
波の式の表し方を講義し、平面波の反射、屈折などを説明する。
授業の進め方・方法:
予習:特に必要ありません。復習をしっかりしてください。
授業:新しく出てきた用語、方程式の意味・概念を、授業中にしっかり掴む。
復習:教科書を読み、教科書に沿って重要公式の導出を、自分の手を動かしてする。
学習範囲の教科書の問題、問題集の問題を、次回の授業までに解く。
注意点:
次の割合で評価する。試験70点、平常点20点、課題点10点。
■ 試験点
定期試験(中間試験および期末試験)平均点の65%+春休み課題テスト5点
定期試験には 1・2年次に学習した内容を含める(2割程度)。
■ 平常点 20%
(授業に出席し、積極的に参加することにより1時間で2/3点の得点)
■ 課題 10%
■ 合格基準 50点以上(100点満点)を合格とする。
■ 再評価試験、追認試験:実施する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 万有引力の法則から物体間にはたらく万有引力を求めることができる. | 3 | |
万有引力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | |
力のモーメントを求めることができる。 | 3 | |
角運動量を求めることができる。 | 3 | |
角運動量保存則について具体的な例を挙げて説明できる。 | 3 | |
熱 | 原子や分子の熱運動と絶対温度との関連について説明できる。 | 3 | |
時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを説明できる。 | 3 | |
物体の熱容量と比熱を用いた計算ができる。 | 3 | |
熱量の保存則を表す式を立て、熱容量や比熱を求めることができる。 | 3 | |
動摩擦力がする仕事は、一般に熱となることを説明できる。 | 3 | |
ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。 | 3 | |
気体の内部エネルギーについて説明できる。 | 3 | |
熱力学第一法則と定積変化・定圧変化・等温変化・断熱変化について説明できる。 | 3 | |
エネルギーには多くの形態があり互いに変換できることを具体例を挙げて説明できる。 | 3 | |
不可逆変化について理解し、具体例を挙げることができる。 | 3 | |
熱機関の熱効率に関する計算ができる。 | 3 | |
波動 | 波の振幅、波長、周期、振動数、速さについて説明できる。 | 3 | |
横波と縦波の違いについて説明できる。 | 3 | |
波の重ね合わせの原理について説明できる。 | 3 | |
波の独立性について説明できる。 | 3 | |
2つの波が干渉するとき、互いに強めあう条件と弱めあう条件について計算できる。 | 3 | |
定常波の特徴(節、腹の振動のようすなど)を説明できる。 | 3 | |