化学5

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 化学5
科目番号 0021 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:化学(東京書籍) 問題集:セミナー基礎化学+化学(第一学習社)
担当教員 松本 浩介

到達目標

(1)物質の三態,気体の体積・温度・圧力・物質量の関係を理解し関係式を利用できる
(2)固体の溶解度,気体の溶解度について理解し計算ができる
(3)希薄溶液の性質を理解し,沸点上昇度,凝固点降下度,浸透圧が計算できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1物質の三態,気体の体積・温度・圧力・物質量の関係を理解し関係式を正しく利用できる物質の三態,気体の体積・温度・圧力・物質量の関係を理解し関係式を利用できる物質の三態,気体の体積・温度・圧力・物質量の関係を理解し関係式を利用できない.
評価項目2固体の溶解度,気体の溶解度について理解し正しく計算ができる固体の溶解度,気体の溶解度について理解し計算ができる固体の溶解度,気体の溶解度について理解し計算ができない.
評価項目3希薄溶液の性質を理解し,沸点上昇度,凝固点降下度,浸透圧が正しく計算できる希薄溶液の性質を理解し,沸点上昇度,凝固点降下度,浸透圧が計算できる希薄溶液の性質を理解し,沸点上昇度,凝固点降下度,浸透圧が計算できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
工学の分野では金属やプラスチックをはじめとして様々な物質を使用します.化学では物質を理解し,環境に与える負荷をできるだけ少なくし,有効に利用するための基礎知識を身に付けることを目標とします.
化学5では物質の三態変化を理解し,気体の性質(ボイル・シャルルの法則,気体の状態方程式),固体・気体の溶解度,希薄溶液の性質(沸点上昇,凝固点降下,浸透圧,コロイド溶液)について学習します.
授業の進め方・方法:
化学1から化学4の授業でやった内容については必ず復習しておくこと。
学習意欲がどれだけあるかが重要ポイントです。
自分でやってみてわからないところは質問に来てください。

注意点:
到達目標について中間試験(40 %),期末試験(40 %)で評価します.また、学習プロセスを小テスト・課題(20 %)で評価します.100点満点中50点以上で合格とします。
授業態度が再評価試験の可否に繋がります。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学化学(一般)化学(一般)物質を構成する分子・原子が常に運動していることが説明できる。3
水の状態変化が説明できる。3
物質の三態とその状態変化を説明できる。3
ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。3
気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。3
質量パーセント濃度の説明ができ、質量パーセント濃度の計算ができる。3
モル濃度の説明ができ、モル濃度の計算ができる。3

評価割合

試験小テスト・課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000