概要:
高専本科5年間で育てたい人材像は,以下の通りである.
「自分の専門分野に関する情報について、英語で理解し、やり取りができる、
基礎的な英語運用力を身につけたエンジニア」
本授業においては「英語1・2」で養った基礎的な英語の運用力を高めていく.
具体的には,テキストを利用して英文構造の理解を進めるとともに,読解能力・語彙力の向上を図る.
また,100万語多読・リスニング演習により,早く正確に読む力、聞く力を養成する.
加えて、プレゼンテーションや会話演習を通して話す力(発表・やり取り)の能力も高めていく.
客観的な学習目標としては,GTEC Grade 4,実用英語検定2級レベル程度とする.
授業の進め方・方法:
予習:予習プリントを活用し、新出語の意味を辞書を用いて調べるとともに、
本文を事前に読み、概ね訳せるようにしておくこと。
単語帳で該当範囲の単語につて学習しておくこと。
授業:教科書の読解、速読、リスニング演習に取り組む。
また、会話演習やプレゼンテーションの発表にも積極的に取り組む。
復習:学習事項の確認、音読
◎1年時のVision Quest(英表)の教科書も持参する。
注意点:
定期試験60%(中間30%、期末30%)DB小テスト(授業中)10%、プレゼン発表(10%)、会話(10%)、
多読への取り組み(5%)、出席・提出物(5%)
※授業への取り組み状況(含:予習への取り組み)が良好で最終評価が50点以上、
且つ、中間期末考査でのDB問題で65%以上の正答率である受講者に対してのみ単位認定する。
※中間期末考査でのDB問題で65%以上の正答率を満たさなかった受講者については、学期内にDB再テスト、
不合格者にはDB再評価試験を実施する。
※DB小テスト(授業中)の正答率が65%未満の者は学期末にDB Follow-Upテストを受けることを義務付ける。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業ガイダンス Database単語テスト01 速読①/Listening① 教科書Lesson1/Speaking Activity/多読 |
到達目標の達成に向けての取り組む。
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2週 |
Database単語テスト02-03 速読② 教科書Lesson1/Show and Tell①/多読 |
到達目標の達成に向けての取り組む。
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3週 |
Database単語テスト04-05 速読③ 教科書Lesson1/Show and Tell②③/多読 |
到達目標の達成に向けての取り組む。
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4週 |
Database単語テスト06-07 速読④ 教科書Lesson1~2/Show and Tell④/多読 |
到達目標の達成に向けての取り組む。
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5週 |
Database単語テスト08-09 速読⑤/Listening② 教科書Lesson2/Speaking Activity/多読 |
到達目標の達成に向けての取り組む。/
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6週 |
Database単語テスト10-11 速読⑥/Listening③ 教科書Lesson2/Speaking Activity/多読 |
到達目標の達成に向けての取り組む。
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7週 |
Database単語テスト11-12 速読⑦/Listening④ 教科書Lesson2/Speaking Activity/多読 |
到達目標の達成に向けての取り組む。
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8週 |
Database単語テスト13-14 速読⑧/Listening⑤ 教科書Lesson2/Speaking Activity/多読 |
到達目標の達成に向けての取り組む。
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2ndQ |
9週 |
中間試験 ※多読・リスニング・DB問題を含む |
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10週 |
試験返却 Database単語テスト15-16 速読⑨/Listening⑥ 教科書Lesson3/Speaking Activity/多読 |
到達目標の達成に向けての取り組む。
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11週 |
Database単語テスト17-18 速読⑩/Listening⑦ 教科書Lesson3/Speaking Activity/多読 |
到達目標の達成に向けての取り組む。
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12週 |
Database単語テスト19-20 速読⑪/Listening⑧ 教科書Lesson3/Speaking Activity/多読 |
到達目標の達成に向けての取り組む。
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13週 |
Database単語テスト21-22 速読⑫/Listening⑨ 教科書Lesson3/Speaking Activity/多読 |
到達目標の達成に向けての取り組む。
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14週 |
Database単語テスト23-24 速読⑬/Listening⑩ 教科書Lesson3/Speaking Activity/多読 |
到達目標の達成に向けての取り組む。
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15週 |
期末試験 ※多読・リスニング・DB問題を含む |
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16週 |
試験返却 夏休み課題について Speaking Activity/多読 前期のふり返り |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 英語のつづりと音との関係を理解できる。 | 3 | |
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。 | 3 | |
英語の発音記号を見て、発音できる。 | 3 | |
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。 | 3 | |
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。 | 3 | |
聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。 | 3 | |
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 3 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 3 | |
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | 前1 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 3 | |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 3 | |