英語4

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 英語4
科目番号 0023 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 Power On English Communication Ⅱ(東京書籍)/Database 4500英単語・熟語 5th Edition(桐原書店)/Listening Box 1(啓林館)/英語速読10分テスト Rapid Reading Level2(美誠社)/英和・和英辞典または電子辞書
担当教員 服部 真弓,篠村 恭子

到達目標

①DataBase4500の60%以上の語彙を認識できる。(語彙)
②日常的または社会的なトピックに関する英語の文章を正確に読むことができる。(読むこと/正確さ)
③目的やテクストに応じた読み方で英語の文章を読み必要な情報を読み取ることができる。(読むこと/適切さ)
④日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL1.0以上程度)を自ら選び,自律的・継続的に読書できる。(読むこと/適切さ[多読による自主的な読書への取り組み])
⑤自然な速度で読まれる英語を聞いて概要や必要な情報を聞き取ることができる。(聞くこと/正確さ・適切さ)
⑥日常的あるいは社会的なトピックについて即興で簡単な英語のやり取りをすることができる。(話すこと・やり取り/正確さ・適切さ)
⑦日常的あるいは社会的なトピックについて準備した上で聞き手を意識したプレゼンテーションをすることができる。(話すこと・発表/正確さ・適切さ)
外部試験による到達目標の目安:GTEC Grade 3~4(WPM75)・実用英語検定準2級

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
①DataBase4500の60%以上の語彙を認識できる。(語彙)DataBase4500の70%以上の語彙を認識できる。DataBase4500の65%以上の語彙を認識できる。DataBase4500の60%以上の語彙を認識できる。DataBase4500の60%以上の語彙を認識できない。
②日常的または社会的なトピックに関する英語の文章を正確に読むことができる。(読むこと/正確さ)教科書で扱うテキストの内容を十分理解できている。教科書で扱うテキストの内容を理解できている。教科書で扱うテキストの内容を概ね理解できている。教科書で扱うテキストの内容を理解できていない。
③目的やテクストに応じた読み方で英語の文章を読み必要な情報を読み取ることができる。(読むこと/適切さ)速読問題集で扱うテキストをWPM70程度で読み必要な情報を正確に読み取ることができる。速読問題集で扱うテキストをWPM65程度で読み必要な情報を正確に読み取ることができる。速読問題集で扱うテキストをWPM60程度で読み必要な情報を正確に読み取ることができる。速読問題集で扱うテキストをWPM60程度で読むことが出来ず、必要な情報を正確に読み取ることができない。
④日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL1.0以上程度)を自ら選び,自律的・継続的に読書できる。(読むこと/適切さ[多読による自主的な読書への取り組み])日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL1.0以上程度)を自ら選び,年間20000~30000語程度のペースで自律的・継続的に読書することができる。日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL1.0以上程度)を自ら選び,年間15000語~25000語程度のペースで自律的・継続的に読書することができる。日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL1.0以上程度)を自ら選び,年間10000語~20000語程度のペースで自律的・継続的に読書することができる。日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL1.0以上程度)を自ら選ぶことが出来ず,年間10000語程度のペースで自律的・継続的に読書することができない。
⑤自然な速度で読まれる英語を聞いて概要や必要な情報を聞き取ることができる。(聞くこと/正確さ・適切さ)リスニングテキストで扱う英文が読まれるのを聞いて、概要や必要な情報を正確に聞き取ることができる。リスニングテキストで扱う英文が読まれるのを聞いて、概要や必要な情報を聞き取ることができる。リスニングテキストで扱う英文が読まれるのを聞いて、概要や必要な情報を概ね聞き取ることができる。リスニングテキストで扱う英文が読まれるのを聞いて、概要や必要な情報を聞き取ることができない。
⑥日常的あるいは社会的なトピックについて即興で簡単な英語のやり取りをすることができる。(話すこと・やり取り/正確さ・適切さ)与えられたトピックについて即興で簡単な英語のやり取りをすることができる。与えられたトピックについて、助け船などを得られれば即興で簡単な英語のやり取りをすることができる。与えられたトピックについて、助け船などを得られれば何とか英語のやり取りをすることができる。与えられたトピックについて、助け船などを得たとしても英語でやり取りをすることができでない。
⑦日常的あるいは社会的なトピックについて準備した上で聞き手を意識したプレゼンテーションをすることができる。(話すこと・発表/正確さ・適切さ)与えられたトピックについて準備した上で聞き手を意識した効果的なプレゼンテーションをすることができる。与えられたトピックについて準備した上で聞き手を意識したプレゼンテーションをすることができる。与えられたトピックについて準備した上でプレゼンテーションをすることができる。与えられたトピックについて準備した上でもプレゼンテーションをすることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高専本科5年間で育てたい人材像は,以下の通りである.
「自分の専門分野に関する情報について、英語で理解し、やり取りができる、
基礎的な英語運用力を身につけたエンジニア」
本授業においては「英語1・2・3」で養った基礎的読解力,聴解能力を高めていく.具体的には,テキストを利用して英文構造の理解を進めるとともに,読解能力・語彙力の向上を図る.また,100万語多読・リスニング演習により,早く正確に読み聴く力を養成する.客観的な学習目標としては,GTEC Grade 4,実用英語検定2級レベル程度とする.
授業4時間のうち1時間を,英語100万語多読用図書から各自選択した教材を用い,日本語を介さずに理解することを目指した読解演習を行う.授業時間外の読書も推進する.
授業の進め方・方法:
毎時間の小テストに加え,Speaking Activity,リスニング演習,速読演習,教科書読解と演習,多読を週2回の授業で行います.教科書読解と演習については、予習を前提として進め、音読やretellingなどの活動を行います。
授業の進め方の詳細については、初回授業で連絡します。
Team Presentationの日程の詳細についても、授業内で連絡します。
注意点:
※夏休みの課題を提出していない者については、定期試験の受験を許可しない。
※予習を前提として授業を進めるため予習の状況が著しく悪い場合には、最終評価から大幅な減点を行うことがある.
※実施の英語検定を積極的に受験し,実力を測ることを薦める.
※成績優秀者、再試験、追試該当者などについて、氏名を掲示して連絡することがある.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス
Database単語テスト01-02
速読⑭/Listening⑪
教科書Lesson6/Speaking Activity/多読
2週 Database単語テスト03-04
速読⑮
教科書Lesson6/Team Presentation①/多読
3週 Database単語テスト05-06
速読⑯
教科書Lesson6/Team Presentation②③/多読
4週 Database単語テスト07-08
速読⑰
教科書Lesson6/Team Presentation④/多読
5週 Database単語テスト09-10
速読⑱/Listening⑫
教科書Lesson7/Speaking Activity/多読
6週 Database単語テスト11-12
速読⑲/Listening⑬
教科書Lesson7/Speaking Activity/多読
7週 Database単語テスト13-14
速読⑳/Listening⑭
教科書Lesson7/Speaking Activity/多読
8週 中間試験
※多読・リスニング・DB問題を含む
4thQ
9週 Database単語テスト15-16
速読㉑/Listening⑮
教科書Lesson7/Speaking Activity/多読
10週 試験返却
Database単語テスト17-18
速読㉒/Listening⑯
教科書Lesson9/Speaking Activity/多読
11週 Database単語テスト19-20
速読㉓/Listening⑰
教科書Lesson9/Speaking Activity/多読
12週 Database単語テスト21-22
Additional Reading①/Listening⑱
教科書Lesson9/Speaking Activity/多読
13週 Database単語テスト23-24
Additional Reading②/Listening⑲
教科書Lesson9/Speaking Activity/多読
14週 Database単語テスト25-26
Additional Reading③/Listening⑳
教科書Review/Speaking Activity/多読
15週 期末試験
※多読・リスニング・DB問題を含む
16週 試験返却
春休み課題について
Speaking Activity/多読
1年のふり返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

定期試験DB小テストプレゼンSpeaking Activity多読レポート出席合計
総合評価割合651010555100
語彙510000015
読むこと(正確さ)300000030
読むこと(適切さ)100000010
読むこと(多読)100005015
聞くこと(正確さ・適切さ)100000010
話すこと・やり取り(正確さ・適切さ)0005005
話すこと・発表(正確さ・適切さ)001000010
学習に臨む態度0000055