概要:
高専本科5年間で育てたい人材像は,以下の通りである.
「自分の専門分野に関する情報について、英語で理解し、やり取りができる、
基礎的な英語運用力を身につけたエンジニア」
本授業においては「英語1・2・3」で養った基礎的読解力,聴解能力を高めていく.具体的には,テキストを利用して英文構造の理解を進めるとともに,読解能力・語彙力の向上を図る.また,100万語多読・リスニング演習により,早く正確に読み聴く力を養成する.客観的な学習目標としては,GTEC Grade 4,実用英語検定2級レベル程度とする.
授業4時間のうち1時間を,英語100万語多読用図書から各自選択した教材を用い,日本語を介さずに理解することを目指した読解演習を行う.授業時間外の読書も推進する.
授業の進め方・方法:
毎時間の小テストに加え,Speaking Activity,リスニング演習,速読演習,教科書読解と演習,多読を週2回の授業で行います.教科書読解と演習については、予習を前提として進め、音読やretellingなどの活動を行います。
授業の進め方の詳細については、初回授業で連絡します。
Team Presentationの日程の詳細についても、授業内で連絡します。
注意点:
※夏休みの課題を提出していない者については、定期試験の受験を許可しない。
※予習を前提として授業を進めるため予習の状況が著しく悪い場合には、最終評価から大幅な減点を行うことがある.
※実施の英語検定を積極的に受験し,実力を測ることを薦める.
※成績優秀者、再試験、追試該当者などについて、氏名を掲示して連絡することがある.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業ガイダンス Database単語テスト01-02 速読⑭/Listening⑪ 教科書Lesson6/Speaking Activity/多読 |
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2週 |
Database単語テスト03-04 速読⑮ 教科書Lesson6/Team Presentation①/多読 |
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3週 |
Database単語テスト05-06 速読⑯ 教科書Lesson6/Team Presentation②③/多読 |
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4週 |
Database単語テスト07-08 速読⑰ 教科書Lesson6/Team Presentation④/多読 |
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5週 |
Database単語テスト09-10 速読⑱/Listening⑫ 教科書Lesson7/Speaking Activity/多読 |
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6週 |
Database単語テスト11-12 速読⑲/Listening⑬ 教科書Lesson7/Speaking Activity/多読 |
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7週 |
Database単語テスト13-14 速読⑳/Listening⑭ 教科書Lesson7/Speaking Activity/多読 |
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8週 |
中間試験 ※多読・リスニング・DB問題を含む |
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4thQ |
9週 |
Database単語テスト15-16 速読㉑/Listening⑮ 教科書Lesson7/Speaking Activity/多読 |
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10週 |
試験返却 Database単語テスト17-18 速読㉒/Listening⑯ 教科書Lesson9/Speaking Activity/多読 |
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11週 |
Database単語テスト19-20 速読㉓/Listening⑰ 教科書Lesson9/Speaking Activity/多読 |
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12週 |
Database単語テスト21-22 Additional Reading①/Listening⑱ 教科書Lesson9/Speaking Activity/多読 |
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13週 |
Database単語テスト23-24 Additional Reading②/Listening⑲ 教科書Lesson9/Speaking Activity/多読 |
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14週 |
Database単語テスト25-26 Additional Reading③/Listening⑳ 教科書Review/Speaking Activity/多読 |
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15週 |
期末試験 ※多読・リスニング・DB問題を含む |
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16週 |
試験返却 春休み課題について Speaking Activity/多読 1年のふり返り |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 英語のつづりと音との関係を理解できる。 | 3 | |
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。 | 3 | |
英語の発音記号を見て、発音できる。 | 3 | |
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。 | 3 | |
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。 | 3 | |
聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。 | 3 | |
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 3 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 3 | |
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | |
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | |
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 3 | |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 3 | |