英語表現3

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 英語表現3
科目番号 0024 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『Vision Quest English ExpressionⅡ Hope』(啓林館)/スマートレクチャーコレクション(啓林館)/『即戦ゼミ11 大学入試 ベストポイント英語頻出問題740』 (桐原書店)/英和・和英辞典または電子辞書
担当教員 宮下 眞也,篠村 恭子

到達目標

①英語の文構造についての知識がある。(知識)
②正しい語法や語順で英文を書くことができる。(書くこと/正確さ/文レベル)
③読み手や目的に応じて情報や考えなどをまとめて60語程度のまとまりのある英語の文章を書くことができる。(書くこと/正確さ・適切さ/談話レベル)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
目標①教科書や構文問題集(即ゼミ)で扱われる文構造について十分な知識がある。(80%)教科書や構文問題集(即ゼミ)で扱われる文構造について知識がある。(70%)教科書や構文問題集(即ゼミ)で扱われる文構造について概ね知識がある。(60%)構文問題集(即ゼミ)で扱われる構文について知識が不十分である。
目標②正しい語法や語順で英文を書くことができる。ローカル・エラー(意味の伝達を妨げない小さな誤り)は見られるが概ね正しい語法や語順で英文を書くことができる。ローカル・エラー(意味の伝達を妨げない小さな誤り)は見られるが意味の通じる英文を書くことができる。意味の通じる英文を書くことができない。
目標③読み手や目的に応じて、情報提示の順序や方法に配慮したり、具体例を効果的に用いて英語の文章を書くことができる。読み手や目的に応じて、情報提示の順序に配慮したり、具体例を用いて英語の文章を書くことができる。読み手や目的に関する英語の文章を書くことができる。読み手や目的に関する英語の文章を書くことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
松江高専外国語科の目標は,以下の3項目である。
①実践的コミュニケーション能力を備えた技術者の基盤となる語彙力・語法力の育成
②実践的コミュニケーションにつながる運用能力・思考力の育成
③Output(情報発信)を意識したInput(情報入力)法の育成
本授業では,英文法の基礎を習得するのはもちろん,意思伝達を目的とした場合に意味の伝わる「局所的な誤り (ローカルエラー)」を許容しつつ,自ら情報発信する (主としてWritingによる) 能力を育てることを目指す。毎回の授業では,予習を前提とし,授業への積極的な参加を求める。前時の学習事項の定着度を測るため,小テストを行う。また,自習用教材から作成したテスト(月例テスト)を月1回の頻度で実施する。
授業の進め方・方法:
予習:オンライン動画(スマコレ)で文構造についての説明をで視聴するとともに、Practiceの問いに答える。新出語については積極的に辞書を活用すること。
授業:前時の復習,新規学習事項の解説・問題解答, アクティヴィティ,学習内容のまとめ
復習:既習の文法事項の確認,例文暗唱,ワークブック
◎適宜参考書を活用し、自主的な学習に努めること。
◎1年時の使用教科書も持参すること。
注意点:
定期試験60% (中間30%, 期末30%), 月例テスト10%, 例文テスト10%, 英作課題10%、授業への取り組み10% (提出物5%, 出席5%)で評価する。
最終評価が50点以上、且つ、月例テストの平均が60点以上 (不合格者については全ての回について課題提出済)である受講者に対してのみ単位認定する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
Lesson1-1
到達目標達成に向けて取り組む
2週 例文テスト(Lesson1-1)
Lesson1-2/スマコレ①
到達目標達成に向けて取り組む
3週 月例テスト①
リライト①
到達目標達成に向けて取り組む
4週 例文テスト(Lesson1-2)
Lesson2-1
到達目標達成に向けて取り組む
5週 例文テスト(Lesson2-1)
Lesson2-2/スマコレ②
到達目標達成に向けて取り組む
6週 月例テスト②
リライト②
到達目標達成に向けて取り組む
7週 例文テスト(Lesson2-2)
Lesson3-1
到達目標達成に向けて取り組む
8週 例文テスト(Lesson3-1)
Review
到達目標達成に向けて取り組む
2ndQ
9週 中間試験
10週 試験返却
Lesson3-2/スマコレ③
到達目標達成に向けて取り組む
11週 月例③
リライト③
到達目標達成に向けて取り組む
12週 例文テスト(Lesson3-2)
Lesson4₋1
到達目標達成に向けて取り組む
13週 例文テスト(Lesson4-1)
Lesson4-2/スマコレ④
到達目標達成に向けて取り組む
14週 リライト
Review
到達目標達成に向けて取り組む
15週 期末試験
16週 試験返却
夏休みの課題について
Review Excercise
ふり返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

定期試験月例テスト例文テスト英作課題提出物出席合計
総合評価割合6010101055100
・知識0101000020
・書くこと(正確さ/文レベル)400000040
・書くこと(正確さ・適切さ/談話レベル)2000100030
・学習に臨む態度00005510