英語4

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語4
科目番号 0026 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 Revised BIG DIPPER English Communication II, BIG DIPPER English Communication II ベーシックノート, Focus on Listening Standard, 総合英語 FACTBOOK, 総合英語 FACTBOOK English Grammar Standard, DataBase3000 5th Edition, 英和・和英辞書 (紙版 or 電子版)
担当教員 鷲野 亜紀,服部 真弓

到達目標

・平易な英語で書かれた文章を読み,その内容を正確に把握し必要な情報を読み取ることができる
・DataBase3000の80%以上の語彙の意味がわかり,運用することができる
・基礎的な英文法や構文を用いて,自分の意思や感情を文レベルで表現することができる
・やや遅めのスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を正確に聞き取ることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1教科書の英文の内容を十分理解し,英語の読み物を自律的・継続的に読み、理解することができる教科書の英文の内容を理解し,英語の読み物を自律的・継続的に読み、理解することが概ねできる教科書の英文の内容の概要を理解し,英語の読み物を自律的・継続的に読み、理解することがある程度できる教科書の英文の内容を理解し,英語の読み物を自律的・継続的に読み日本語を介さずに理解することができない
評価項目2DataBase3000の80%以上の語彙の意味がわかり、運用することができるDataBase3000の70%以上の語彙の意味がわかり,運用することができるDataBase3000の60%以上の語彙の意味がわかり,運用することができるDataBase3000の60%以上の語彙の意味がわかり,運用することができない
評価項目3基礎的な英文法や構文を用いて,自分の意思や感情を文レベルで表現することができる基礎的な英文法や構文を用いて,自分の意思や感情を文レベルで表現することがある程度できる基礎的な英文法を用いて,自分の意思や感情を,文法的な誤りを含みながらも文レベルで必要最低限表現することができる。基礎的な英文法や構文を用いて,自分の意思や感情を文レベルで表現することができない
評価項目4やや遅めのスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を正確に聞き取ることができるやや遅めのスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を聞き取ることができるやや遅めのスピードで読まれる英語の概要や必要な情報をある程度聞き取ることができるやや遅めのスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を聞き取ることができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 G3 説明 閉じる
全学科共通 G3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科5年間で「自分の専門分野に関して,英語で理解し,やりとりができる基礎的な英語運用能力を身に付けたエンジニア」を育成することを目指す。そのために,本授業では,主に長文読解・英文法の基礎的能力を修得する。また,3年次に受験するTOEIC-IPを見据え,本授業でTOEIC Bridgeを受験する。
1週あたり180分間の授業の内訳は次の通りである。

【週2回授業のうちの1回】
・45分間: 教科書を使ったリーディング演習

・45分間: 図書館で多読授業 (個別の読書活動)
【週2回授業のうちのもう1回】
・90分間: 副教材を用いた文法演習と表現活動、リスニング演習
授業の進め方・方法:
最終成績の評点が50点以上ならば合格とする。また,単位取得の条件として,2/3以上の出席を求める。成績評価の内訳は次の通りである。

・定期試験: 60% [中間: 30%, 期末: 30%]
・DataBase小テスト: 10%
・例文テスト (FACTBOOK 太枠で囲まれた基礎例文): 10%
・長期休暇課題提出: 5%
・課題テスト:5%
・多読図書の読破語数: 5% [27,000語+授業外α語=35,000語] 
・TOEIC Bridge* スコア: 5% [ スコア60点(TOEIC約325点相当)を満点として換算 ] *12月に受験予定
注意点:
最終成績が30点以上で、授業への取り組み状況が芳しい学生のみを対象に,再評価試験を実施する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス, 教科書 L5 P1, DB test 12,
FB Standard 第7/8章, 多読オリエンテーション,FOL.11
ユニバーサルデザインに関わる表現を学び、ユニバーサルデザインについて理解する。
助動詞を使って表現できる。
2週 教科書 L5 P2, DB test 13, 多読
FB Standard 第8/9章, 例文テスト11(第8章), FOL.12
ユニバーサルデザインの概念について考える。
助動詞を使って表現できる。
3週 教科書 L5 P3, DB test 14, 多読
FB Standard 第10/11章, 例文テスト12(第9章), FOL.13
ピクトグラムを通してユニバーサルデザインについて考える。
受動態を使って表現できる。
4週 教科書 L5 P4, DB test 15, 多読
FB Standard 第11/12章, 例文テスト13(第10/11章), FOL.14
ピクトグラムを通して固定観念について考える。
受動態・不定詞を使って表現できる。
5週 教科書 L6 P1, DB test 16, 多読
FB Standard 第13/14章, 例文テスト14 (第12章), FOL.15
81歳でゲームアプリを開発した若宮正子さんについて知る。
不定詞を使って表現できる。
6週 教科書 L6 P2, DB test 17, 多読
FB Standard 第14/Plus不定詞, 例文テスト15(第13/14章), FOL.復習
若宮さんがどのようにして独特のPCアートを開発したかを理解する。
不定詞を使って表現できる。
7週 教科書 L6 P3, DB test 18, 多読
FB Standard 復習, 例文テスト16(Plus不定詞 ),FOL.復習
若宮さんが高齢者用にゲームアプリを開発するまでの取り組みを理解する。
助動詞・不定詞を復習する。
8週 中間試験
4thQ
9週 試験解説, 教科書 L6 P4, DB test 19, 英語俳句
FB Standard 第15/16章, FOL.16
若宮さんの国連の特別部会で行ったスピーチを理解する。英語俳句を作る。
動名詞を使って表現する。
10週 教科書 L8 P1, DB test 20, 英語俳句
FB Standard 第16/17章, 例文テスト17(第15/16章), FOL.17
日本の食品保存方法について理解する。英語俳句を作る。
動名詞・分詞を使って表現する。
11週 教科書 L8 P2, DB test 21, 多読
TOEIC Bridge 受験 (予定)
世界の食品保存方法について理解する。
TOIEC Bridge 受験。
12週 教科書 L8 P3, DB test 22, 英語俳句
FB Standard 第18章/Plus分詞,例文テスト18 (第17章), FOL.18
日本の発酵食品について理解する。英語俳句を作る。
分詞を使って表現できる。
13週 教科書 L8 P4, DB test 23, 多読
FB Standard Plus分詞/第19章, 例文テスト19(第18章/Plus分詞),FOL.19
イチゴジャムのレシピ内容を理解する。
比較表現・分詞を使って表現する。
14週 教科書復習, DB test 24, 多読
FB Standard 第19/20章, 例文テスト20 (第19章), FOL.20
教科書の内容を復習する。
比較表現を使って表現する。
15週 期末試験
16週 試験解説, 復習, 多読
FB Standard 復習
後期の学習内容を復習する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1

評価割合

定期試験小テスト課題提出課題テスト多読活動TOEIC BRIDGE合計
総合評価割合60205555100
基礎的能力60205555100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000