概要:
松江高専外国語科の目標は,以下の3項目である。
①実践的コミュニケーション能力を備えた技術者の基盤となる語彙力・語法力の育成
②実践的コミュニケーションにつながる運用能力・思考力の育成
③Output(情報発信)を意識したInput(情報入力)法の育成
本授業では,英文法の基礎を習得するのはもちろん,許される間違い,すなわち意思伝達を目的とした場合に意味の伝わる「局所的な誤り (ローカルエラー)」を許容しつつ,自ら情報発信する (主としてWritingによる) 能力を育てることを目指す。毎回の授業では,予習を前提とし,授業への積極的な参加を求める。前時の学習事項の定着度を測るため,小テストを行う。
また,自習用教材から作成したテスト(月例テスト)を月1回の頻度で実施する。
授業の進め方・方法:
定期試験55% (中間25%, 期末30%), 夏季課題試験5%, 月例テスト10%, 例文テスト10%, 英作課題10%, 授業への取り組み10% (提出物5%, 出席5%)
最終評価が50点以上である受講者に対してのみ単位認定する。
注意点:
予習:知らない単熟語の意味を辞書で調べ,ExercisesやPracticeの問いに答える
授業:前時の復習, 新規学習事項の解説・問題解答, 学習内容のまとめ
復習:既習の文法事項の確認, 例文暗唱
再評価試験を実施する。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス Lesson5-1 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し,80語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。
|
2週 |
例文テスト(Lesson5-1) Lesson5-2/ライティング⑤ |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し,80語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。
|
3週 |
月例テスト④ リライト⑤ |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し,80語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。
|
4週 |
例文テスト(Lesson5-2) Lesson6-1 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し,80語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。
|
5週 |
例文テスト(Lesson6-1) Lesson6-2/ライティング⑥ |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し,80語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。
|
6週 |
月例テスト⑤ リライト⑥ |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し,80語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。
|
7週 |
例文テスト(Lesson6-2) Review |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し,80語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。
|
8週 |
中間試験
|
|
4thQ |
9週 |
試験返却・解説 Lesson7-1 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し,80語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。
|
10週 |
例文テスト(Lesson7-1) Lesson7-2/ライティング⑦ |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し,80語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。
|
11週 |
月例テスト⑥ リライト⑦ |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し,80語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。
|
12週 |
例文テスト(Lesson7-2) Lesson8₋1 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し,80語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。
|
13週 |
例文テスト(Lesson8-1) Lesson8-2/ライティング⑧ |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し,80語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。
|
14週 |
例文テスト(Lesson8-2) リライト⑧ |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し,80語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
試験返却・解説 春休みの課題について Review |
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | 後1 |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | 後1 |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | 後1 |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | 後2 |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | 後2 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | 後2 |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | 後3 |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | 後3 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | 後3 |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | 後3 |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | 後4 |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | 後4 |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 3 | 後5 |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 3 | 後5 |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 3 | 後5 |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 3 | 後6 |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 3 | 後7 |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | 後8 |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 3 | 後8 |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 3 | 後9 |