英語4

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語4
科目番号 0028 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 ①Fundamental Science in English I 及びワークブック,②DataBase4800,③Rapid Reading [Level 2],④総合英語 FACTBOOK English Grammar [CORE] 及びワークブック,⑤総合英語 FACTBOOK、➅Focus on Listening [Pre-Standard],⑦英和・和英辞書 (紙版 or 電子版)
担当教員 服部 真弓,島 玲子

到達目標

(1)工学基礎英語表現を学び,それらを使ってスピーキング,ライティングをすることができる.
(2)DataBase4800(前半)の60%以上の語彙の意味がわかる.
(3)基礎的な英文法や構文を用いて,自分の意思や感情を文レベルで表現することができる.
(4)自然な速度で読まれる英語を聞いて概要や必要な情報を聞き取ることができる.
(5)日本語を介さずに理解できる英文を、WPM100以上の速さで読むことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安(不可)
評価項目1教科書で扱う英語表現を使って,工学基礎内容を文レベルで表現することができる。教科書で扱う英語表現を使って,工学基礎内容を文レベルで表現することが概ねできる。教科書で扱う英語表現を使って,工学基礎内容を文レベルで必要最低限表現することができる。教科書で扱う英語表現を使って,工学基礎内容を文レベルで表現することができない。
評価項目2DataBase4800の70%以上の語彙の意味がわかる。DataBase4800の65%以上の語彙の意味がわかる。DataBase4800の60%以上の語彙の意味がわかる。DataBase4800の60%以上の語彙の意味がわからない。
評価項目3基礎的な英文法や構文を用いて,自分の意思や感情を文レベルで表現することができる。基礎的な英文法や構文を用いて,自分の意思や感情を文レベルで表現することがある程度できる。基礎的な英文法や構文を用いて,自分の意思や感情を文レベルで必要最低限表現することができる。基礎的な英文法や構文を用いて,自分の意思や感情を文レベルで表現することができない。
評価項目4自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を正確に聞き取ることができる。自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を聞き取ることができる。自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を概ね聞き取ることができる。自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を聞き取ることができない。
評価項目5日本語を介さずに理解できる英文を、WPM140以上の速さで読むことができる。日本語を介さずに理解できる英文を、WPM120以上の速さで読むことができる。日本語を介さずに理解できる英文を、WPM100以上の速さで読むことができる。日本語を介さずに理解できる英文を、WPM100以上の速さで読むことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 G3 説明 閉じる
全学科共通 G3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科5年間で育てたい人材像は,「自分の専門分野に関して,英語で理解し,やりとりができる基礎的な英語運用能力を身に付けたエンジニア」である。

本授業においては、既知の数学・理科の内容を英語で読むことによって、「知識」と「英語」を繋げるとともに、身近な自然現象を英語で表現する演習を行う。また、基本英文法の演習も行い、相手を意識した表現活動ができるようになることを目指す。また、英語100万語多読,速読,リスニング演習により、速く正確に読み聞く力も養成する。客観的な学習目標として、GTEC CEFR-J「A2.1」、実用英語技能検定「準2級」レベル程度とする。1週あたり180分間の授業の内訳は次の通りである。

 【英4R:Reading】
  ・90分:英語4技能演習(Fundamental Science in English・多読図書・Rapid Reading),DataBase小テスト
 【英4G:Grammar】
  ・90分:英文法演習(FACTBOOK),リスニング演習(Focus on Listening),例文テスト
授業の進め方・方法:
単位取得の条件は,最終成績の評点が50点以上,且つ,2/3以上の出席である。成績評価の内訳は次の通りである。

・中間試験・期末試験:55%

・R課題(DataBase小テスト・Workbook提出):10%

・G課題(Factbook例文テスト・Workbook提出):10%

・多読(定期試験の多読問題、目安語数:30,000語、目安冊数:10冊以上):5%

・長期休業課題提出・課題試験:10%

・TOEIC-Bridge* スコア:10%[スコア70点(TOEIC約400点相当)を満点として換算] *12月に受験予定
注意点:
・英文を速く正確に読む訓練として、各自授業外にも多読演習を行うこと。
・最終成績が40点以上で,授業への取り組み状況が芳しい学生のみを対象に再評価試験を実施する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 R:FSE Lesson 1,速読,多読
G:FB[CORE] 19,20章比較 ,リスニング
四則演算(加算)を英語で表現できる。
比較を復習し、活用できる。
2週 R:FSE Lesson 1,速読,DBテスト 1
G:FB[CORE] Plus 比較,リスニング,例文テスト
四則演算(減算)を英語で表現できる。
比較を復習し、活用できる。
3週 R:FSE Lesson 1,速読,DBテスト2
G:FB[CORE] 21,22章 関係詞,リスニング,例文テスト
四則演算(乗算)を英語で表現できる。
関係詞を復習し、活用できる。
4週 R:TOEIC-Bridge演習,多読,DBテスト3
G:FB[CORE] 23章関係詞 ,リスニング,例文テスト
TOEIC-Bridgeの問題に親しむ。
関係詞を復習し、活用できる。
5週 R:FSE Lesson 1,速読,DBテスト4
G:FB[CORE] 24章仮定法 ,リスニング,例文テスト
四則演算(除算)を英語で表現できる。
仮定法を復習し、活用できる。
6週 R:FSE Lesson 2,速読,DBテスト5
G:FB[CORE] 25章仮定法 ,リスニング,例文テスト
様々な平面図形を英語で表現できる。
仮定法を復習し、活用できる。
7週 R:Review,速読,多読,DBテスト6
G:FB[CORE] Random Questions,リスニング,例文テスト
後期前半学習内容をふり返る。
8週 中間試験 【試験範囲】FSE L1-2, FB CORE 19-25章, 多読, Database 1-6
4thQ
9週 R:試験解説,FSE Lesson 2,速読,DBテスト7
G:試験解説,FB[CORE] 1,2章 文型,リスニング
平面図形の面積の求め方を英語で表現できる。
文型を復習し、活用できる。
10週 R:TOEIC-Bridge 受験
G:試験解説,FB[CORE] 3,4章時制,リスニング

時制を復習し、活用できる。
11週 R:FSE Lesson 2,速読,DBテスト8
G:FB[CORE] 5,6章時制,リスニング,例文テスト
「the square of」 等の表現を活用して円の面積の求め方を英語で表現できる。
時制を復習し、活用できる。
12週 R:FSE Lesson 2,多読,DBテスト9
G:FB[CORE] 7,8,9章助動詞,リスニング,例文テスト
様々な空間図形を英語で表現できる。
助動詞を復習し、活用できる。
13週 R:FSE Lesson 2,速読,DBテスト10
G:FB[CORE] 9章助動詞,10章受動態,リスニング,例文テスト
「one third」等の表現を活用して空間図形の体積の求め方を英語で表現できる。
受動態を復習し、活用できる。
14週 R:Review,速読,多読,DBテスト11
G:FB[CORE] 11章受動態,リスニング,例文テスト
後期後半学習内容をふり返る。
受動態を復習し、活用できる。
15週 期末試験
【試験範囲】FSE L2, FB CORE 1-11章, 多読,Database 8-11
16週 R:試験解説,速読,多読,DBテスト12,春休み課題
G:試験解説,FB[CORE] Random Question, Output Training
後期学習をふり返る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1

評価割合

定期試験R課題G課題多読活動長期休業課題提出・試験TOEIC-Bridge合計
総合評価割合55101051010100
基礎的能力55101051010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000