英語3

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 英語3
科目番号 0028 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 ①BIG DIPPER English Communication Ⅱ及びワークブック,②DataBase3300,③改訂版 Jet Reading 英語速読テスト Level 2、④総合英語 FACTBOOK English Grammar [STANDARD ] 及びワークブック,⑤Focus on Listening [Pre-Standard]
担当教員 鷲野 亜紀,周 躍,滋野 紗世子

到達目標

(1)日常的または社会的なトピックについて書かれた文章を的確に読むことができる.
(2)DataBase3300の60%以上の語彙の意味がわかる.
(3)基礎的な英文法や構文を用いて,自分の意思や感情を文レベルで表現することができる.
(4)自然な速度で読まれる英語を聞いて概要や必要な情報を聞き取ることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(不可)
評価項目1教科書で扱うテキストの内容を理解できている。教科書で扱うテキストの内容を概ね理解できている。教科書で扱うテキストの内容を理解できていない。
評価項目2DataBase3300の80%以上の語彙の意味がわかる。DataBase3300の70%以上の語彙の意味がわかる。DataBase3300の60%以上の語彙の意味がわからない。
評価項目3基礎的な英文法や構文を用いて,自分の意思や感情を文レベルで表現することができる。基礎的な英文法や構文を用いて,自分の意思や感情を文レベルで表現することがある程度できる。基礎的な英文法や構文を用いて,自分の意思や感情を文レベルで表現することができない。
評価項目4自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を正確に聞き取ることができる。自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を聞き取ることができる。 自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を聞き取ることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 G3 説明 閉じる
全学科共通 G3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科5年間で育てたい人材像は,「自分の専門分野に関して,英語で理解し,やりとりができる基礎的な英語運用能力を身に付けたエンジニア」である。

本授業においては、日常的または社会的なトピックについて書かれた文章を題材に英語4技能を統合した演習を行う。また、基本英文法の演習も行い、相手を意識した表現活動ができるようになることを目指す。また、英語100万語多読,速読,リスニング演習により、速く正確に読み聞く力も養成する。客観的な学習目標として、GTEC CEFR-J「A2.1」、実用英語技能検定「準2級」レベル程度とする。1週あたり180分間の授業の内訳は次の通りである。

 【英3R:Reading】
  ・90分:英語4技能演習(Big Dipper・Rapid Reading),DataBase小テスト
 【英3G:Grammar】
  ・90分:英文法演習(FACTBOOK),リスニング演習(Focus on Listening),例文テスト
授業の進め方・方法:
単位取得の条件は,最終成績の評点が50点以上,且つ,2/3以上の出席である。成績評価の内訳は次の通りである。

・中間試験・期末試験:60%
・小テスト(DB3300小テスト・例文小テスト):10%
・ワークブック提出(R/G):10%
・長期休業課題提出・課題試験:10%
・出席・学習態度:10%
注意点:
・授業への取り組み状況が芳しい学生のみを対象に再評価試験を実施する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 R:オリエンテーション、BD Lesson1 ,速読1
G:オリエンテーション、FB 1章
海外のユニークな学校行事'Pajama Day'について理解する。
文型について理解し、文型を意識して表現する。
2週 R:BD Lesson 1 ,速読2,DB小テスト 13(pp.190-201)
G:FB2章  FOL1,例文テスト1
'Pajama Day'の背景について理解する。
文型について理解し、文型を意識して表現する。
3週 R:BD Lesson 1,速読3,DB小テスト14(pp.202-213)
G:FB Plus文型 ,FOL2,例文テスト2
'Pajama Day'のポスターから情報を読みtる。
時制の表現について理解し、時制の表現を使って表現する。
4週 R:BD Lesson 2,速読4,DB小テスト15(pp.214-225)
G:FB 3章 ,FOL3,例文テスト3
歌川国芳のだまし絵の特徴について理解する。
時制の表現について理解し、時制の表現を使って表現する。
5週 R:BD Lesson 2 ,速読5,DB小テスト 16(pp.226-237)
G:FB 4章,FOL4,例文テスト4
エッシャーのだまし絵の特徴について理解する。
完了形について理解し、官僚気を使って表現する。
6週 R:BD Lesson 2,速読6,DB小テスト 17(pp.244-255)
G:FB 5章 ,FOL 5,例文テスト5
だまし絵を実生活に役立てている例について理解する。
完了形について理解し、完了形を使って表現する。
7週 R:BD Lesson3,速読7,DB小テスト 18(pp.256-267)
G:FB 6章,リスニングreview,例文テスト6
ここまでの学習を振り返る。
助動詞について理解し、助動詞を使って表現する。
8週 R: Lesson3,速読8,DB小テスト 19(pp.268-279)
G: FB7章,例文テスト7 
睡眠の重要性について理解する。
助動詞について理解し、助動詞を使って表現する。
2ndQ
9週 中間試験 【試験範囲】BD L.1・L.2, L.3.Part1・2, FB 1~7章・Plus文型, 速読1~8, DB13~19回(pp.190-237, 244-279)
10週 R:試験解説, BDLesson3 速読9, DB小テスト 20(pp.280-291)
G:試験解説,FB8章,FOL6,例文テスト8 英語俳句
より良い睡眠をとるための3つのヒントについて理解する。
助動詞について理解し、助動詞を使って表現する。
11週 R:BD Lesson5,速読10,DB小テスト21(pp.298-309)
G:FB9章,FOL7,例文テスト9 英語俳句
より良い睡眠をとるための道具について理解する。
受動態について理解し、受動態を使って表現する。
12週 R:BD Lesson5,速読11,DB小テスト 22(pp.310-321)
G:FB10章,FOL8,例文テスト10
ユニバーサルデザインについて理解する。
受動態について理解し、受動態を使って表現する。
13週 R:BD Lesson5,速読12,DB小テスト23(pp.322-333)
G:FB11章,FOL9,例文テスト11
ユニバーサルデザインの概念について理解する。
不定詞について理解し、不定詞を使って表現する。
14週 R:Lesson5,DB小テスト 24(pp.334-345)
G:FB12章,FOL10, 例文テスト12
ピクトグラムについて理解する。
不定詞について理解し、不定詞を使って表現する。
15週 期末試験
【試験範囲】BD L.3.Part3, L.5., FB: 8章~13章, 速読,DB20~24回(pp.280-291, pp.298-345)
16週 R:試験解説,夏休み課題
G:FB13章
前期を振り返る。
不定詞について理解し、不定詞を使って表現する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。2
中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。2
中学校までに学習した文構造及び文法事項に加え、高等学校学習指導要領に準じた文構造及び文法事項について習得して適切に運用できる。2
日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握できる。2
日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。2
日常的な話題や社会的な話題について平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握できる。2
日常的な話題や社会的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
自分の専門分野などの予備知識のある事柄や関心のあるトピックについて、話の展開や話者の意図に注意しながら必要な情報を聞き取り、概要や要点を把握できる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、意見や主張、課題の解決策などをやり取りできる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、意見や主張を適切な理由や根拠とともに伝える複数の段落を書くことができる。2
自分の専門分野に関する口頭発表などを念頭に置き、関心のあるトピックについて、平易な英語でのプレゼンテーションや内容に関する簡単な質疑応答のやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル他者の考えや主張を理解するために、相手を尊重し配慮する態度をとることができる。2
目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。2
多様な他者との間で良好な人間関係を形成するための行動ができる。2
思考力思考力複合的な事象や出来事を分析できる。2
情報や主張を批判的に検証できる。2
情報や主張を説得的に提示するための方法を考えることができる。2

評価割合

定期試験DBテスト・FB例文テスト課題提出(R・G)課題試験・長期休業課題提出出席・授業態度合計
総合評価割合6010101010100
基礎的能力6010101010100
専門的能力000000
分野横断的能力000000