世界史2

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 世界史2
科目番号 0029 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 世界史A新訂版(実教出版)グローバルワイド最新世界史図表(第一学習社)
担当教員 杉谷 真理子

到達目標

世界の歴史についての必要な知識を身につける。
個々の事象の意味を、歴史の枠組みと流れの中に関連付けて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界の歴史についての必要な知識を十分に身につける。世界の歴史についての必要な知識を身につける。世界の歴史についての必要な知識を身につけていない。
評価項目2個々の事象の意味を、歴史の枠組みと流れの中に関連付け正確に説明できる。個々の事象の意味を、歴史の枠組みと流れの中に関連付け説明できる。個々の事象の意味を、歴史の枠組みと流れの中に関連付け説明できない。

学科の到達目標項目との関係

全学科共通 G2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
世界の歴史の大きな枠組みと流れを理解し、各地域の歴史・文化・社会、社会の多様性と現代社会の特質との関連を、広い視野に立って考察する。世界史2では主に第一次世界大戦以降の範囲を扱う。現在に至るまでの国際的な出来事および現在に継続される問題について学習する。授業では個別の事項を踏まえた上で、枠組みと流れを説明する。適宜、課題を課すので期限を厳守すること。
授業の進め方・方法:
[予習]:教員の指示に従い、該当する範囲に関して必ず予習を行い授業に臨むこと。
[授業]:個々の事象の間の因果関係と、歴史の流れを理解する。
[復習]:授業内容をもとにして事象・歴史の流れを確認し、課題等で補足する。
・事象の意味や歴史の流れについては授業で説明するので、ノート等にまとめておき、重要な事項については説明ができるようにすること。
・授業方法等に関しては各担当教員の指示に従うこと。課題に関して、授業で扱った部分については復習として、扱っていない部分については教科書や資料集などを読み取り組むこと。
注意点:
・定期試験70%、提出物等30%。授業はもちろん課題にも真摯に取り組み、担当教員の指示に従い期限を守って必ず提出すること。
・全体の50%以上の得点をもって合格とする。
・再評価試験は実施する(ただし、課題等の提出物を全て合格していることを受験の条件とする)。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 教科書p138-39 辛亥革命(p146-53) 当該歴史事象について理解する
2週 p154-56 緊張する国際関係、WW1 当該歴史事象について理解する
3週 p157-59 総力戦、ソ連成立 当該歴史事象について理解する
4週 p160-63 大戦後のヨーロッパ 当該地域における歴史事象について理解する
5週 p164-69 アメリカ繁栄、西~東南アジアの民族運動 当該地域における歴史事象について理解する
6週 p170-73 東アジアの民族運動、日中対立 当該地域における歴史事象について理解する
7週 p174-77世界恐慌 当該歴史事象について理解する
8週 中間試験
4thQ
9週 解説、p178-79ファシズム 当該歴史事象について理解する
10週 p180-83 WW2勃発~太平洋戦争 当該歴史事象について理解する
11週 p184-87 WW2終結、p190-93 ~冷戦 当該歴史事象について理解する
12週 p194-99 アジアとアフリカ、ベトナム戦争
(アラブは第14週で学習)
当該地域における歴史事象について理解する
13週 p200-05 中ソ対立~湾岸戦争 当該歴史事象について理解する
14週 p206-11 ~西アジア・アフリカの混迷 当該地域における歴史事象について理解する
15週 期末試験
16週 解説、p212-15 現在の世界の動向や問題への理解を深める

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3

評価割合

定期試験提出物等合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000