総合科学2

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 総合科学2
科目番号 0037 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 武邊 勝道,山口 剛士

到達目標

(1) 地球環境問題や地球の物質循環や生態について説明できる.
(2)地球上で生命がどのように生命が進化してきたか説明できる.
(3)生物の細胞について説明できる.
(4)バイオテクノロジーについて説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地球環境問題や地球の物質循環や生態について正確に説明できる地球環境問題や地球の物質循環や生態について説明できる地球環境問題や地球の物質循環や生態について正確に説明できない
評価項目2地球上で生命がどのように生命が進化してきたか正確に説明できる地球上で生命がどのように生命が進化してきたか説明できる地球上で生命がどのように生命が進化してきたか説明できない
評価項目3生物の細胞について正確に説明できる生物の細胞について説明できる生物の細胞について説明できない
バイオテクノロジー評価項目4バイオテクノロジーについて正確に説明できるバイオテクノロジーについて説明できるバイオテクノロジーについて説明できない

学科の到達目標項目との関係

全学科共通 G4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
概要:
人類は, 地球に存在する物をうまく利用しながら文明を発展させてきました.しかしながら, 人類活動が活発になるにつれ,地球環境が悪化しているケースもあります.この先,人類が,文明を維持し,持続的に発展できるかどうかは,人類と地球とのつきあい方にかかっています.地球と共存するためには,まず,地球のことを良く知らねばなりません.
総合科学 1 では、地球規模における地球温暖化と環境問題や地球に生息する生物の細胞の構造や働きについて勉強し,それら生物を用いた最新のバイオテクノロジーについて講義を行います.
授業の進め方・方法:
レポート 100%,で評価する.レポートでは,提出回数,授業内容が理解できているか,自分の考えをしっかり書けているかを評価する.提出課題で,50%以上の評点をもって合格とする. 再評価試験および追認試験を実施することがある.ただし,日々の授業および提出課題に対して真摯に取り組んでいることを条件とする.
注意点:
授業では,しっかりノートをとりましょう.予習は特に必要ありませんが,ノートに記
載した内容について復習しましょう

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 主要造岩鉱物の構造について 主要造岩鉱物の構造を説明できる
2週 岩石圏を構成する主な岩石とその特徴,風化について 岩石圏を構成する主な岩石を理解する¥
3週 走向・傾斜と地質図の見方 走向・傾斜の意味を理解し,地質図の示す意味が分かる
4週 地球の岩石圏の構造について,プレートテクトニクスの考え方 プレートテクトニクスの基礎を理解する
5週 プレートテクトニクス現象に伴う地質現象 プレートテクトニクスに伴う地質現象を理解する
6週 マグマの形成メカニズム,地震について マグマの形成メカニズムの概要をを理解する
7週 地震について 地震の起こるメカニズムを説明できる.震源の推定方法を理解する.
8週 中間試験
第1回-第7回までの範囲
2ndQ
9週 生態ピラミッド
10週 地球温暖化と大気の役割 大気の役割について説明できる。また、地球の地球温暖化メカニズムを説明できる。
11週 地球における物質循環1 生態ピラミッドを説明できる
12週 地球における物質循環2 炭素、水循環について説明できる
13週 地球の歴史と生命の誕生 窒素循環について説明できる
14週 復習
15週 期末試験
16週 試験解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス太陽系を構成する惑星の中に地球があり、月は地球の衛星であることを説明できる。3
地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。3
陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。3
地球の内部構造を理解して、内部には何があるか説明できる。3
マグマの生成と火山活動を説明できる。3
地震の発生と断層運動について説明できる。3
地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。3
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。3
地球上の生物の多様性について説明できる。3
生物の共通性と進化の関係について説明できる。3
生物に共通する性質について説明できる。3
生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。3
生態ピラミッドについて説明できる。3
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。3
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。3
有害物質の生物濃縮について説明できる。3
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。3

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力01000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000