概要:
高専本科5年間で育てたい人材像は,以下の通りである。
「自分の専門分野に関する情報について,英語で理解し,やり取りができる,
基礎的な英語運用力を身につけたエンジニア」
本授業においては、既知の数学・理科の内容を英語で読むことによって、「知識」と「英語」を繋げるとともに、身近な自然現象を英語で表現する演習を行う。また、100万語多読・リスニング演習により、速く正確に読み聞く力を養成する。客観的な学習目標として、GTEC CEFR-J A2.2、実用英語技能検定2級レベル程度とする。
※11月にGTEC(4技能試験)を受験する。
授業の進め方・方法:
毎時間の小テストに加え、教科書読解と演習、リスニング演習、速読演習、多読を週2回の授業で行う。
教科書読解と演習については、予習を前提として進め、音読やretellingなどの活動を行う。
Team Presentationの日程の詳細については、授業内で連絡する。
注意点:
・夏休みの課題を提出していない者については、定期試験の受験を許可しない。
・予習を前提として授業を進めるため、予習の状況が著しく悪い場合には大幅な減点を行うことがある。
・成績優秀者,再試験,追試該当者などについて,学生番号・氏名を掲示して連絡することがある。
・最終成績が30点以上で、課題の提出状況が芳しい学生のみを対象に再評価試験を実施する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
Database単語テスト、教科書Lesson 5、多読 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity |
部分否定、不定代名詞のoneを正しく使うことができる。
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2週 |
Database単語テスト、教科書Lesson 5、多読 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity |
関係副詞の非制限用法を活用できる。意味上の主語をともなう不定詞を正しく使うことができる。
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3週 |
Database単語テスト、教科書Lesson 5、多読 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity
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句動詞、動名詞、進行形の受動態を正しく書くことができる。
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4週 |
※月例テスト Database単語テスト、教科書Lesson 5、多読 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity |
「S + cause + O + to~」を活用できる。
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5週 |
※Team Presentation Database単語テスト、教科書Lesson 6 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity |
与えられたトピックについて準備した上で聞き手を意識した効果的なプレゼンテーションをすることができる。
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6週 |
Database単語テスト、教科書Lesson 6、多読 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity |
「make+O+形容詞/名詞」を運用できる。
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7週 |
Database単語テスト、教科書Lesson 6 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity |
「allow+O + to ~」を運用できる。 「proportional to ~, inversely proportion to ~」, 「one ~ another …」等の表現を正確に使うことができる。
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8週 |
中間試験 ※多読・リスニング・Database問題を含む |
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4thQ |
9週 |
※試験返却 Database単語テスト、教科書Lesson 7、多読 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity |
「prevent + O +from ~ing」を正確に活用できる。
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10週 |
※月例テスト Database単語テスト、教科書Lesson 7、多読 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity |
「make + O +動詞の原形」を正確に活用できる。
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11週 |
Database単語テスト、教科書Lesson 7、多読 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity |
「without ~ing」を正確に活用・運用できる。
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12週 |
※月例テスト Database単語テスト、教科書Lesson 9、多読 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity |
これまで学習した文法事項を総括しながら、イオン、電解質についての英文を正確に読みこなすことができる。
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13週 |
Database単語テスト、教科書Lesson 9、多読 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity |
これまで学習した文法事項を総括しながら、酸とアルカリについての英文を正確に読みこなすことができる。
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14週 |
Database単語テスト、教科書Lesson 9、多読 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity |
熱の伝わり方、イオンに関する基本的な事柄を英語で表現できる。
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15週 |
期末試験 ※多読・リスニング・Database問題を含む |
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16週 |
※試験返却 Database単語テスト、多読 Listening/Rapid Reading/Speaking Activity 一年のふり返り 春休み課題について |
一年間及び三年間の英語学習をふり返り、4年次以降の英語学習の展望をもてる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 英語のつづりと音との関係を理解できる。 | 3 | |
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。 | 3 | |
英語の発音記号を見て、発音できる。 | 3 | |
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。 | 3 | |
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。 | 3 | |
聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。 | 3 | |
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 3 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 3 | |
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | |
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | |
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 3 | |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 3 | |