英語6

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 英語6
科目番号 0043 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 教科書: Fundamental Science in EnglishⅠ(成美堂)/ DataBase4500完成英単語・熟語(桐原書店 )/ Best Practice for the TOEIC L&R Test(成美堂)/ 即戦力ゼミ11大学入試Newベストポイント英語頻出問題740
担当教員 服部 真弓,福田 妙子

到達目標


(1) DataBase4500の70%以上の語彙を認識できる.

(2) 日常的または身近な自然現象に関する英語の文章を的確に読むことができる。

(3) 自然な速度で読まれる英語を聞いて概要や必要な情報を聞き取ることができる.

(4) 日常的または社会的なトピックについて即興で簡単な英語のやり取りをすることができる.

(5) 日本語を介さずに理解できる英文の水準を自ら選び,自律的・継続的に読書できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1DataBase4500の75%以上の語彙を認識できる。DataBase4500の70%以上の語彙を認識できる。DataBase4500の65%以上の語彙を認識できる。DataBase4500の65%以上の語彙を認識できない。
評価項目2教科書で扱うテキストの内容を十分理解できている。教科書で扱うテキストの内容を理解できている。 教科書で扱うテキストの内容を概ね理解できている。 教科書で扱うテキストの内容を理解できていない。
評価項目3自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を正確に聞き取ることができる。 自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を聞き取ることができる。 自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を概ね聞き取ることができる。自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を正確に聞き取ることができない。
評価項目4与えられたトピックについて即興で簡単な英語のやり取りをすることができる。 与えられたトピックについて、助け船などを得られれば即興で簡単な英語のやり取りをすることができる。 与えられたトピックについて、助け船などを得られれば何とか英語のやり取りをすることができる。 与えられたトピックについて、助け船などを得たとしても英語のやり取りをすることができない。
評価項目5日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL)を自ら選び,後期30000語以上のペースで自律的・継続的に読書できる。日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL)を自ら選び,後期20000語~30000語程度のペースで自律的・継続的に読書できる。日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL)を自ら選び,後期10000語~20000語程度のペースで自律的・継続的に読書できる。日本語を介さずに理解できる英文の水準(YL)を自ら選ぶことができず,後期10000語程度のペースで自律的・継続的に読書できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 G3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高専本科5年間で育てたい人材像は,以下の通りである。

「自分の専門分野に関する情報について,英語で理解し,やり取りができる,
基礎的な英語運用力を身につけたエンジニア」

本授業においては、既知の数学・理科の内容を英語で読むことによって、「知識」と「英語」を繋げるとともに、身近な自然現象を英語で表現する演習を行う。また、TOEIC演習で1月TOEIC-IP試験に備える。客観的な学習目標として、TOEIC350点、 実用英語技能検定2級レベル、CEFR-J A2.2程度とする。
授業の進め方・方法:
定期試験の成績 60%、課題(DBテスト・月例テスト・夏休み課題試験及び提出・FSEワーク提出)20%、TOEICスコア(1月) 10%、自主学習(多読/TOEICリンガポルタ) 5%、授業参加 5%で評価する。
前期に引き続き、トピックトーク・リスニング・速読演習も行う。

月例テスト教材(即戦力ゼミ11大学入試Newベストポイント英語頻出問題740)、多読(30,000語)/TOEIC自主学習教材(リンガポルタ)は各自で進めておく。
TOEICを1月に受験し、スコアを350点満点で換算する。
注意点:
・成績優秀者,再試験,追試該当者などについて,学生番号・氏名を掲示して連絡することがある。
・最終成績が30点以上で、授業への取り組み状況が芳しい学生のみを対象に再評価試験を実施する。
・多読目標達成(30,000語)に向けて、各自課外で多読学習を行う。
・グローバルプロジェクトが主催するイベントに1回参加する毎に当科目成績に1点ずつ加点する。(上限5点)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 DBテスト01、FSELesson 4、TOEIC演習 x座標、y座標について英語で表現できる。
2週 DBテスト02-03、FSELesson 4、TOEIC演習 一次関数について「in proportion to ~」等を用いて英語で表現できる。
3週 DBテスト04、FSELesson 4、TOEIC演習
※月例テスト①
二次関数について「the square root of ~」等を用いて英語で表現できる。
4週 DBテスト05-06、FSELesson 6、TOEIC演習 電荷について「現在完了」で表現できる。
5週 DBテスト07-08、FSELesson 6、TOEIC演習 「make+O+形容詞/名詞」を運用できる。
6週 DBテスト09、FSELesson 6、TOEIC演習
※月例テスト②
「allow+O + to ~」を運用できる。
7週 DBテスト10-11、FSELesson 6、TOEIC演習 「( inversely ) proportion to ~」, 「one ~ another …」等の表現を正確に使うことができる。
8週 中間試験
※DB問題・FSE問題・TOEIC形式問題
4thQ
9週 DBテスト12、FSELesson 7、TOEIC演習
※月例テスト③
「prevent + O +from ~ing」を正確に活用できる。
10週 DBテスト13-14、FSELesson 7、TOEIC演習
「make + O +動詞の原形」を正確に活用できる。
11週 DBテスト15、FSELesson 7、TOEIC演習
※月例テスト④
「without ~ing」を正確に活用・運用できる。
12週 DBテスト16-17、FSELesson 9、TOEIC演習
イオン、電解質について簡単な英語で表現できる。
13週 DBテスト18、FSELesson 9、TOEIC演習
※月例テスト⑤
電気分解について簡単な英語で表現できる。
14週 DBテスト19-20、FSELesson 9、TOEIC演習 酸とアルカリについて簡単な英語で表現できる。
15週 期末試験
※DB問題・FSE問題・TOEIC形式問題
16週 DBテスト21、TOEIC演習、春休み課題
※月例テスト⑥
1年間及び3年間の英語学習をふり返り、4年次以降の英語学習の展望をもてる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

定期試験課題(DBテスト、月例テスト、夏休課題試験・提出)TOEIC自主学習(多読/TOEICリンガポルタ)授業参加合計
総合評価割合60201055100
基礎的能力60201055100
専門的能力000000
分野横断的能力000000