到達目標
(1)日本の歴史における基礎的史実について理解できる。
(2)日本の歴史における歴史的変遷について理解できる。
(3)日本の歴史から抽出される特徴について理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 日本の歴史における基礎的史実について正しく理解できる。 | 日本の歴史における基礎的史実について理解できる。 | 日本の歴史における基礎的史実について理解できない. |
評価項目2 | 日本の歴史における歴史的変遷について正しく理解できる。 | 日本の歴史における歴史的変遷について理解できる。 | 日本の歴史における歴史的変遷について理解できない. |
評価項目3 | 日本の歴史から抽出される特徴について正しく理解できる。 | 日本の歴史から抽出される特徴について理解できる。 | 日本の歴史から抽出される特徴について理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本という国土に身をおいている私達にとって,生活に深く関わっているのは先人から脈々と受け継がれている人間社会である。私達が豊かな生活をおくるためには,先人が培ってきた社会のシステムを知り,多角的な事象分析を行うことが不可欠である。
本授業では,日本の歴史的変遷を多様な角度から分析し,人間社会のシステムを学ぶと同時に,多角的な視野を育成することを目的とする。特に,自国の歴史を学ぶ過程において,多角的な視野を国際的理解への視野へ結びつけていくことに留意する。
本授業では,まず各内容について概略を説明し,その後,ワークノートによる演習を行い,付随して解説を加える形態をとる。また,土器などのレプリカを利用し,できるだけイメージをつくりやすいように授業を展開する。
主とする授業内容としては,次のような範囲を予定している。
1.日清・日露戦争 2.二つの世界大戦 3.戦後の日本
授業の進め方・方法:
学習目標の達成度の評価:
・試験80%
・ノート提出(問題集の書き込み状況)20%
50%以上を合格とする。
注意点:
予習:教科書や図表をよく読み,ワークノートをやっておく。
授業中:問題の解答をし,解説するので聞き逃さないこと。ノートへの書き込みをすること。
復習:授業中おこなった範囲をもう一度見直すこと。
再評価試験は実施する。追認試験は実施しない。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
松方財政,大日本帝国憲法の制定 江戸の政治改革、文化、松方財政と不況,近代産業の発達,大日本帝国憲法
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大日本帝国憲法について理解できる。
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2週 |
日清戦争,日露戦争 日清戦争の推移,日英同盟,日露戦争の推移
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日清・日露戦争について理解できる。
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3週 |
日露戦争後の国際関係 韓国併合,満州進出
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日露戦争後の、日本の大陸進出について理解できる。
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4週 |
産業革命と資本主義の発達 紡績業と製糸業,運輸業,重工業,財閥の形成
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産業革命と資本主義について理解できる。
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5週 |
第一次世界対戦と日本1 第一次世界大戦への日本の参戦,シベリア出兵,パリ講和会議,民族独立運動
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第一次世界大戦に対しての日本の対応が理解できる。
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6週 |
第一次世界対戦と日本2 大戦契機と米騒動,国際協調外交
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第一次世界大戦の影響による人々の活発な動きを整理して理解できる。
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7週 |
第一次世界対戦と日本3 金融恐慌,昭和恐慌
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第一次世界大戦の影響による経済の悪化について理解できる。
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8週 |
中間試験
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第1週~第7週の内容の理解度を試す。
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4thQ |
9週 |
第二次世界対戦と日本1 強硬外交への転換,満州事変,満州国の成立,軍部の台頭
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第二次世界大戦の始まりと日本との関係について理解できる。
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10週 |
第二次世界対戦と日本2 三国防共協定,日中戦争,文化・思想統制,戦時体制の確立
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日中戦争の勃発による、人々の動きについて理解できる。
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11週 |
第二次世界対戦と日本3 太平洋戦争,戦局の推移,国民生活の悪化、日本の敗戦
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第二次世界大戦の中で、太平洋戦争などの推移が理解できる。
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12週 |
戦後の日本1 占領政策,国際連合と冷戦,日本国憲法
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戦後の占領政策、国際連合の特徴などについて理解できる。
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13週 |
戦後の日本2 冷戦下での講和,安保闘争
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戦後の日本での廣和、安保闘争などについて理解できる。
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14週 |
戦後の日本3 高度経済成長,沖縄返還,石油危機,バブル経済,現代の情勢
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高度経済成長、そしてバブル経済での人々の動きとともに、バブル経済、現代の情勢について理解できる。
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15週 |
期末試験
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第9週~第14週の内容の理解度を試す。
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16週 |
総 括 第15回までの復習
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地歴 | 産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。 | 1 | |
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。 | 1 | |
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。 | 1 | |
評価割合
| 試験 | ノート提出 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |