日本史2

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 日本史2
科目番号 0044 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 テキスト:小風秀雄他10名,新選日本史B,東京書籍 外園豊基,最新日本史図表,第一学習社 東京書籍編集部,日本史Bワークノート,東京書籍,他にプリントを配付する場合もある。また,レプリカなども利用する。
担当教員 鳥谷 智文

到達目標

(1)日本の歴史における基礎的史実について理解できる。
(2)日本の歴史における歴史的変遷について理解できる。
(3)日本の歴史から抽出される特徴について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本の歴史における基礎的史実について正しく理解できる。日本の歴史における基礎的史実について理解できる。日本の歴史における基礎的史実について理解できない.
評価項目2日本の歴史における歴史的変遷について正しく理解できる。日本の歴史における歴史的変遷について理解できる。日本の歴史における歴史的変遷について理解できない.
評価項目3日本の歴史から抽出される特徴について正しく理解できる。日本の歴史から抽出される特徴について理解できる。日本の歴史から抽出される特徴について理解できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 G2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本という国土に身をおいている私達にとって,生活に深く関わっているのは先人から脈々と受け継がれている人間社会である。私達が豊かな生活をおくるためには,先人が培ってきた社会のシステムを知り,多角的な事象分析を行うことが不可欠である。
本授業では,日本の歴史的変遷を多様な角度から分析し,人間社会のシステムを学ぶと同時に,多角的な視野を育成することを目的とする。特に,自国の歴史を学ぶ過程において,多角的な視野を国際的理解への視野へ結びつけていくことに留意する。
本授業では,まず各内容について概略を説明し,その後,ワークノートによる演習を行い,付随して解説を加える形態をとる。また,土器などのレプリカを利用し,できるだけイメージをつくりやすいように授業を展開する。
主とする授業内容としては,次のような範囲を予定している。
1.近代国家の形成と国民文化の発展 2.現代の世界と日本
授業の進め方・方法:
学習目標の達成度の評価:
・試験80%
・ノート提出(問題集の書き込み状況)20%
50%以上を合格とする。

注意点:
予習:教科書や図表をよく読み,ワークノートをやっておく。
授業中:問題の解答をし,解説するので聞き逃さないこと。ノートへの書き込みをすること。
復習:授業中おこなった範囲をもう一度見直すこと。
再評価試験は実施する。追認試験は実施しない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 近代の日本1 開国から明治維新へ
開国から明治維新への道程について理解できる。
2週 近代の日本2 立憲政治の形成
 
大日本帝国憲法について理解できる。
3週 近代の日本3 日清・日露戦争
日清・日露戦争の特徴について理解できる。
4週 近代の日本4 産業革命と資本主義の発達

産業革命と資本主義について理解できる。
5週 近代の日本5 第一次世界対戦と日本
第一次世界大戦に対しての日本の対応について理解できる。
6週 近代の日本6 日中戦争
日中戦争について理解できる。
7週 近代の日本7 太平洋戦争
太平洋戦争について理解できる。
8週 中間試験

第1週~第7週の内容の理解度を試す。
4thQ
9週 現代の日本1 占領政策
占領政策のと特徴について理解できる。
10週 現代の日本2 日本国憲法の成立
日本国憲法の成立と特徴について理解できる。
11週 現代の日本3 国際社会への復帰と対米協調
対米協調について理解できる。
12週 現代の日本4 高度経済成長

高度経済成長の特徴について理解できる。
13週 現代の日本5 石油ショック、バブル経済
石油ショックによる経済停滞、バブル経済について理解できる。
14週 現代の日本6 新しい国際秩序と日本の課題

直面する日本の課題について理解できる。
15週 期末試験

第9週~第14週の内容の理解度を試す。
16週 総 括
第15回までの復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験ノート提出合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000