英語5

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語5
科目番号 0047 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 教科書: 改訂版Big Dipper English Communication III(数研出版)/ 改訂版Big Dipper English Communication IIIベーシックノート(数研出版)/ DataBase4800完成英単語・熟語(桐原書店)/ Focus on Listening Pre-Standard「トレーニングブック」(エミル出版編集部)/ BEST PRACTICE FOR THE TOEIC® L&R TEST -BASIC- (成美堂) / 総合英語 FACTBOOK English Grammar STANDARD(桐原書店)
担当教員 鷲野 亜紀,福田 妙子

到達目標

・DataBase4800の65%以上の語彙の意味がわかり,運用することができる
・社会や時事に関する英語の文章を的確に読むことができる
・日本語を介さずに理解できる英文の水準を自ら選び,自律的・継続的に読書できる
・自然な速度で読まれる英語を聞いて概要や必要な情報を聞き取ることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1DataBase4800の70%以上の語彙を認識できる DataBase4800の65%以上の語彙を認識できるDataBase4800の60%以上の語彙を認識できるDataBase4800の60%以上の語彙を認識できない
評価項目2テキストの内容を十分理解し,英語の読み物を自律的・継続的に読み日本語を介さずに理解することができるテキストの内容を理解し,英語の読み物を自律的・継続的に読み日本語を介さずに理解することが概ねできる テキストの内容を理解し,英語の読み物を自律的・継続的に読み日本語を介さずに理解することがある程度できるテキストの内容を十分理解し,英語の読み物を自律的・継続的に読み日本語を介さずに理解することができない
評価項目3英文法や構文を用いて,自分の考えや感情を分レベルで表現することができる英文法や構文を用いて,自分の考えや感情を文レベルで表現することが概ねできる基礎的な英文法や構文を用いて,自分の考えや感情を表現することがある程度できる基礎的な英文法や構文を用いて,自分の考えや感情を表現することができない
評価項目4自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を正確に聞き取ることができる自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を聞き取ることができる自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報をある程度聞き取ることができる 自然なスピードで読まれる英語の概要や必要な情報を正確に聞き取ることができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 G3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科5年間で「自分の専門分野に関する情報について,英語で理解し,やり取りができる,基礎的な英語運用力を身につけたエンジニア」を育成することを目指す。そのために、本授業においては、主に長文読解,英文法やリスニング力の向上をはかる。1週あたり180分間の授業の内訳は次の通りである。
【週2回授業のうちの1回】
・45分間:教科書読解
・45分間:図書館で英語多読授業(個別の読書活動)
【週2回授業のうちのもう1回】
・90分間:副教材を用いたTOIEIC演習・解説
授業の進め方・方法:
最終成績の評点が50点以上ならば合格とする。また、単位取得の条件として、2/3以上の出席を求める。成績評価の内訳は次の通りである。
・定期試験:60点(中間:30%、期末:30%)
・Database小テスト:5%
・TOIECテキスト小テスト:5%
・春季休暇課題提出及び課題試験:10%
・多読図書の読破語:5% [目標語数:80wpm×(20分×10回)=16,000語
・多読図書の読破冊数:5% [目標冊数: 50冊]
注意点:
・不合格者に対して、再評価試験を実施する
・グローバルプロジェクト主催イベントの参加回数毎に当科目成績に1点加点する(上限5点)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス,教科書 L1, 多読オリエンテーション
TOEIC L&R テキスト Unit 1
シラバスを見ながら授業計画などについて理解する。
人称代名詞について理解する。
2週 DB test 1,教科書 L1,多読
TOEIC L&R テキスト Unit 2
代替肉の長所・短所を理解し、考えを表現することができる。不定代名詞について理解する。
3週 DB test 2,教科書 L2,多読
TOEIC L&R テキスト Unit 3
筋力トレーニングの利点と注意点を理解し、考えを表現することができる。再帰代名詞について理解する。
4週 DB test 3,教科書 L3,多読
TOEIC L&R テキスト Unit 4
動物園に関するふたつの見解を理解し、考えを表現することができる。現在完了形について理解する。
5週 DB test 4,教科書 L4,多読 
TOEIC L&R テキスト Unit 5                          
駅弁の歴史を理解し、考えを表現することができる。主語と動詞の一致について理解する。
6週 DB test 5,教科書 L5,多読
TOEIC L&R テキスト Unit 6
会話を続ける3つのコツを理解し、考えを表現することができる。形容詞について理解する。
7週 DB test 6,教科書 L6,多読
TOEIC L&R テキスト Unit 7
音楽の録音の歴史について理解し、考えを表現することができる。前置詞(時・時間)について理解する。
8週 中間試験
2ndQ
9週 DB test 7,教科書L.7
TOEIC L&R テキスト Unit 8
レストランのレビューについて理解し、自分の考えを表現することができる。
10週 DB test 8,教科書 L7,多読
TOEIC L&R テキスト Unit 9
レストランのレビューについて理解し、自分の考えを表現することができる。数量形容詞について理解する。
11週 DB test 9,教科書 L8,多読
TOEIC L&R テキスト Unit 10
花が種を飛ばすための戦略について理解し、考えを表現することができる。自動詞と他動詞について理解する。
12週 DB test 10,教科書 L8,多読
TOEIC L&R テキスト Unit 11+12
花が種を飛ばすための戦略について理解し、考えを表現することができる。接尾辞と品詞・比較について理解する。
13週 DB test 11,教科書 L10,多読
TOEIC L&R テキスト Unit 13
日本の伝統的な技術である金継ぎについて理解し、自分の考えを表現できる。受動態を理解する。
14週 DB test 12,教科書L10,多読
TOEIC L&R テキスト Unit 14
日本の伝統的な技術である金継ぎについて理解し、自分の考えを表現できる。接続詞について理解する。

15週 期末試験
16週 試験解説,DB test 13, 多読,夏休み課題
TOEIC L&R 復習
前期の復習を行う。夏休み課題に取りかかる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

定期試験DB小テストTOEIC 小テスト課題試験・提出多読活動合計
総合評価割合6010101010100
基礎的能力6010101010100
専門的能力000000
分野横断的能力000000