日本史2

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 日本史2
科目番号 0050 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 テキスト:小風秀雄他10名,新選日本史B,東京書籍 外園豊基,最新日本史図表,第一学習社 東京書籍編集部,日本史Bワークノート,東京書籍,他にプリントを配付する場合もある。また,レプリカなども利用する。
担当教員 鳥谷 智文

到達目標

(1)日本を中心とした歴史における基礎的史実について理解できる。
(2)日本を中心とした歴史における歴史的変遷について理解できる。
(3)日本を中心とした歴史から抽出される特徴について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本を中心とした歴史における基礎的史実について正しく理解できる。日本を中心とした歴史における基礎的史実について理解できる。日本を中心とした歴史における基礎的史実について理解できない.
評価項目2日本を中心とした歴史における歴史的変遷について正しく理解できる。日本を中心とした歴史における歴史的変遷について理解できる。日本を中心とした歴史における歴史的変遷について理解できない.
評価項目3日本を中心とした歴史から抽出される特徴について正しく理解できる。日本を中心とした歴史から抽出される特徴について理解できる。日本を中心とした歴史から抽出される特徴について理解できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 G2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本という国土に身をおいている私達にとって,生活に深く関わっているのは先人から脈々と受け継がれている社会である。私達が豊かな生活をおくるためには,先人が培ってきた社会のシステムを知り,文化を含め多角的な事象分析を行うことが不可欠である。
本授業では,日本を中心とした歴史的変遷を多様な角度から分析し,人間社会のシステム、文化を学ぶと同時に,多角的な視野を育成することを目的とする。特に,自国の歴史を学ぶ過程において,多角的な視野を国際的理解への視野へ結びつけていくことに留意する。
本授業では,まず各内容について概略を説明し,その後,ワークノートによる演習を行い,付随して解説を加える形態をとる。また,映像、レプリカなどを利用し,できるだけイメージをつくりやすいように授業を展開する。
主とする授業内容としては,次のような範囲を予定している。
1.日本を中心とした古代・中世・近世の文化、技術、産業、思想と世界との関り 2.近代における技術、産業と世界との関り
授業の進め方・方法:
学習目標の達成度の評価:
・試験80%
・ノート提出(問題集の書き込み状況)20%
50%以上を合格とする。

注意点:
予習:教科書や図表をよく読み,ワークノートをやっておく。
授業中:問題の解答をし,解説するので聞き逃さないこと。ノートへの書き込みをすること。
復習:授業中おこなった範囲をもう一度見直すこと。
再評価試験は実施する。追認試験は実施しない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 古代の日本1 弥生時代の文化と技術(pp.12-15) 当該内容を理解できる。
2週 古代の日本2 奈良の世界(p.32、pp.36-37) 当該内容を理解できる。
3週 古代の日本3 平安の世界(p.40、pp.42-43、pp.48-51) 当該内容を理解できる。
4週 中世の日本1 鎌倉の世界(pp.78-81) 当該内容を理解できる。
5週 中世の日本2 室町の世界(pp.96-99) 当該内容を理解できる。
6週 近世の日本1 ヨーロッパ文化との接触(pp.104-105) 当該内容を理解できる。
7週 近世の日本2 桃山の世界(pp.110-111) 当該内容を理解できる。
8週 中間試験

第1週~第7週の内容の理解度を試す。
4thQ
9週 試験返却,近世の日本3 経済と産業の発達(pp.130-135) 当該内容を理解できる。
10週 試験返却,近世の日本4 開国と経済への影響(pp.160-163) 当該内容を理解できる。
11週 近代の日本1 殖産興業と文明開化(pp.172-175) 当該内容を理解できる。
12週 近代の日本2 日清戦争(pp.192-194) 当該内容を理解できる。
13週 近代の日本3 日露戦争(pp.195-197) 当該内容を理解できる。
14週 近代の日本4 工業化と資本主義の発達(pp.198-201) 当該内容を理解できる。
15週 期末試験

第9週~第14週の内容の理解度を試す。
16週 総 括
第15回までの復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3

評価割合

試験ノート提出合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000