日本史1

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 日本史1
科目番号 0051 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 テキスト:小風秀雄他10名,新選日本史B,東京書籍 外園豊基,最新日本史図表,第一学習社 東京書籍編集部,日本史Bワークノート,東京書籍,他にプリントを配付する場合もある。また,レプリカなども利用する。
担当教員 鳥谷 智文

到達目標

(1)日本の歴史における基礎的史実について理解できる。
(2)日本の歴史における歴史的変遷について理解できる。
(3)日本の歴史から抽出される特徴について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本の歴史における基礎的史実について十分理解できる。日本の歴史における基礎的史実について理解できる。日本の歴史における基礎的史実について理解できない.
評価項目2日本の歴史における歴史的変遷について十分理解できる。日本の歴史における歴史的変遷について理解できる。日本の歴史における歴史的変遷について理解できない.
評価項目3日本の歴史から抽出される特徴について十分理解できる。日本の歴史から抽出される特徴について理解できる。日本の歴史から抽出される特徴について理解できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 G2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本という国土に身をおいている私達にとって,生活に深く関わっているのは先人から脈々と受け継がれている人間社会である。私達が豊かな生活をおくるためには,先人が培ってきた社会のシステムを知り,多角的な事象分析を行うことが不可欠である。
本授業では,限られた時間であるので、現在でも見ることができる技術、建物、文化を材料に、日本の歴史的特徴を多様な角度から分析し,人間社会のシステムを学ぶと同時に,多角的な視野を育成することを目的とする。特に,自国の歴史を学ぶ過程において,多角的な視野を国際的理解への視野へ結びつけていくことに留意する。
本授業では,まず各内容について史料などに基き概略を説明し,その後,ワークノートによる演習を行い,付随して解説を加える形態をとる。また,映像、レプリカなどを利用し,できるだけイメージをつくりやすいように授業を展開する。
主とする授業内容としては,次のような範囲を予定している。
1.戦後日本の復興と国際社会 2.現代の世界と日本
授業の進め方・方法:
学習目標の達成度の評価:
・試験80%
・ノート提出20%
50%以上を合格とする。
注意点:
予習:教科書や図表をよく読み,ワークノートをやっておく。
授業中:問題の解答をし,解説するので聞き逃さないこと。ノートへの書き込みをすること。
復習:授業中おこなった範囲をもう一度見直すこと。
再評価試験は実施する。追認試験は実施しない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 序論「歴史を学ぶ意義」,現代の日本1-1 占領と日本国憲法の成立(pp.238-243)  当該内容を理解できる。
2週 現代の日本1-2 占領と日本国憲法の成立(pp.238-243) 当該内容を理解できる。
3週 現代の日本2 冷戦の開始と経済復興(pp.244-247)  当該内容を理解できる。
4週 現代の日本3-1 国際社会の復帰と対米協調(pp.248-253)  当該内容を理解できる。
5週 現代の日本3-2 国際社会の復帰と対米協調(pp.248-253)  当該内容を理解できる。
6週 現代の日本4-1 経済の高度成長(pp.256-259)
当該内容を理解できる。
7週 現代の日本4-2 経済の高度成長(pp.256-259)
当該内容を理解できる。
8週 現代の日本5 1970年代の国際社会と日本(pp.260-261)

当該内容を理解できる。
2ndQ
9週 中間試験 第1週~第8週の内容の理解ができる。
10週 試験返却 現代の日本6-1 安定成長への転換(pp.262-266)

当該内容を理解できる。
11週 現代の日本6-2 安定成長への転換(pp.262-266)

当該内容を理解できる。
12週 現代の日本7 激変する世界と日本(pp.268-270)

当該内容を理解できる。
13週 現代の日本8-1 停滞する日本経済と成長するアジア(pp.271-274)

当該内容を理解できる。
14週 現代の日本8-2 停滞する日本経済と成長するアジア(pp.271-274)

当該内容を理解できる。
15週 期末試験 第9週~第14週の内容の理解ができる。
16週 総 括   第15回までの復習 当該内容を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3

評価割合

試験ノート提出合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000