総合英語中級

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 総合英語中級
科目番号 0058 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 人文科学科・数理科学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 BEST PRACTICE FOR THE TOEIC® L&R TEST (成美堂)
担当教員 玉木 祐子

到達目標

(1) TOEIC中級レベルの語彙・文法・構文を習得する.
(2) TOEIC中級レベルのリスニングができる.
(3) さまざまな英語のトピックに関して,相手の話を理解するとともに,目的に応じて適切に応答することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 TOEIC中級レベル以上の語彙・文法・構文を習得している。TOEIC中級レベルの語彙・文法・構文を習得している。 TOEIC中級レベルの語彙・文法・構文を習得できていない。
評価項目2 TOEIC中級レベル以上ののリスニングができる. TOEIC中級レベルのリスニングができる. TOEIC中級レベルのリスニングができない.
評価項目3さまざまな英語のトピックに関して,相手の話を理解するとともに,目的に応じて適切に応答することが正しくできる.さまざまな英語のトピックに関して,相手の話を理解するとともに,目的に応じて適切に応答することができる.さまざまな英語のトピックに関して,相手の話を理解するとともに,目的に応じて適切に応答することができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 G3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
国際社会に通用する英語コミュニケーション能力の基礎を育成するために、4年生までの既習事項をベースに、主にビジネスシーンや日常生活に対応したリスニングとリーディング演習を行い、TOEIC550-600点をターゲットとした総合的英語力養成を目指す。具体的には、単語や文法の知識の定着を図りながら、まとまった分量の英語の処理能力を高め、ビジネスシーンの知識を身に着けるためのリスニングとリーディング演習を行う。
評価については、期末試験とTOEIC-IP試験の結果によって行い、受講者の目標への到達度を測る。受講者はTOEIC-IP試験(5月)を受験すること。
授業の進め方・方法:
本授業においては,週1回(各90分)授業でTOEIC演習を行い、TOEIC中級レベルの力が身に付くよう,到達目標および評価基準を設定する.
期末試験(60%)の結果、TOEIC-IP試験の成績(40%)で評価する。期末試験については60%以上の正答率で満点とする。TOEIC-IP試験については前期中に受験し、結果の通知を受けたスコアを475点満点で換算する。
上記をすべて合計した評点をもって最終成績とする。
※欠課時数が3分の1を超えた場合は単位認定しない。
※再評価試験は実施するが、期末試験, TOEIC-IP試験を受験しなかった者は資格なしとする。
注意点:
本授業は学修単位科目であり,1回の講義(90分)に対して,180分以上の自学自習が必要である。
自学自習教材として、テキスト付属TESTUDY e-learningの活用も推奨する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Unit 1: Restaurants (GR:人称代名詞) 到達目標達成に向けて取り組む
2週 Unit 2: Entertainment (GR: 不定代名詞) 到達目標達成に向けて取り組む
3週 Unit 3: Business (GR: 現在・過去の時制)
到達目標達成に向けて取り組む
4週 Unit 4: The Office (GR: 現在完了) 到達目標達成に向けて取り組む
5週 Unit 5: Telephone (GR: 前置詞 [時・期間]) 到達目標達成に向けて取り組む
6週 Unit 6: Letters & E-mails (GR:前置詞 [位置・場所]) 到達目標達成に向けて取り組む
7週 Unit 7: Health (GR: 数量形容詞)
到達目標達成に向けて取り組む
8週 Unit 8: The Bank & The Post Office (GR: 自動詞と他動詞) 到達目標達成に向けて取り組む
2ndQ
9週 Unit 9: New Products (GR: 接尾辞と品詞ー形容詞) 到達目標達成に向けて取り組む
10週 Unit 10: Travel (GR: 接尾辞と品詞ー副詞) 到達目標達成に向けて取り組む
11週 Unit 11: Daily Life (GR: 分詞構文) 到達目標達成に向けて取り組む
12週 Unit 12: Job Applications (GR: 比較) 到達目標達成に向けて取り組む
13週 Unit 13: Shopping (GR: 受動態) 到達目標達成に向けて取り組む
14週 Unit 14: Education (GR: 関係代名詞) 到達目標達成に向けて取り組む
15週 期末試験 到達目標達成に向けて取り組む
16週 解説 到達目標達成に向けて取り組む

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

定期試験TOEIC合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100
専門的能力000
分野横断的能力000