基礎製図

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 基礎製図
科目番号 0002 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 機械製図(実教出版)機械製図練習ノート(実教出版)
担当教員 後藤 宏介

到達目標

(1) 製図用いる文字・線・記号等についての知識を知り,これらについて図面にきちんと記入することができる.
(2)投影図法について理解し,物体の投影図を図面に描くことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
製図用いる文字・線・記号等についての知識を知り,これらについて図面にきちんと記入することが正しくできる.製図用いる文字・線・記号等についての知識を知り,これらについて図面にきちんと記入することができる.製図用いる文字・線・記号等についての知識を知り,これらについて図面にきちんと記入することができない.
投影図法について理解し,物体の投影図を図面に描くことが正しくできる.投影図法について理解し,物体の投影図を図面に描くことができる.投影図法について理解し,物体の投影図を図面に描くことができるない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 2 説明 閉じる
機械工学科 到達目標 M2 機械工学科 基礎能力 説明 閉じる

教育方法等

概要:
「設計製図の基礎を習得する」
 製図は,品物を図形として線,文字ならびに記号を使って正確,明瞭,簡潔に表現するものである.そして,製作された図面は,設計者が自分達の意図を説明しなくても他人に伝えることができ,万国共通の言語であるといってよい.したがって,機械技術者にとって機械製図は,不可欠なものである.
ここでは,図面に用いる文字,線,投影法などについて学び,簡単な機械要素の写図を行なう.これより機械製図における規格および製図上の慣習を習得し,作図力ならびに読図力を養う.
授業の進め方・方法:
評価は,到達目標(1),(2)について、図面(課題提出)60%,中間試験20%,期末試験20%の割合で評価する. 50点以上を合格とする.
最終成績 = 図面 60% + 中間試験 20% + 期末試験 20%
成績評価に占める図面の割合が高いため、再評価試験・追認試験は実施しない。
注意点:
毎回、製図用具を忘れずに用意すること.
提出物は最後まで完成させた後に必ず締切までに提出すること. 
締切までに提出されない場合は、1週間ごとに25%ずつ減点し、締切を4週間超過しても提出しない場合は0点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 機械製図について
機械製図についての概略説明および製図用具の使用法
2週 図面の基礎
製図の書き方に必要な製図法として、JIS規格に準拠した図面の規格について学ぶ
3週 図面の基礎
JIS規格に準拠した線・文字の描き方を学ぶ
4週 図面の基礎
JIS規格に準拠した線・文字の描き方を学ぶ
5週 図面の基礎
JIS規格に準拠した線・文字の描き方を学ぶ
6週 図面の基礎
JIS規格に準拠した線・文字の描き方を学ぶ
7週 図面の基礎
JIS規格に準拠した線・文字の描き方を学ぶ
8週 中間試験

4thQ
9週 投影図について
JIS規格に準拠した投影法および投影図について学ぶ
10週 投影図について
JIS規格に準拠した投影法および投影図について学ぶ
11週 投影図について
JIS規格に準拠した投影法および投影図について学ぶ
12週 写図
写図により実技学習を行う。
13週 写図
写図により実技学習を行う。
14週 写図
写図により実技学習を行う。
15週 期末試験

16週 期末試験解説
機械製図について

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図図面の役割と種類を適用できる。3
製図用具を正しく使うことができる。3
線の種類と用途を説明できる。3
物体の投影図を正確にかくことができる。3
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。1
図形を正しく描くことができる。2
図形に寸法を記入することができる。1

評価割合

試験図面合計
総合評価割合4060100
基礎的能力00
専門的能力4060100
分野横断的能力000