機械工学概論2

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 機械工学概論2
科目番号 0002 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリントを配布,フォローアップドリル物理(数研出版)
担当教員 本間 寛己

到達目標

自動車の基礎的構造を理解できる.
与えられた計算式を用いて基礎的な設計計算ができる.
力と運動に関する基本問題を解くことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自動車の基礎的構造を正しく理解できる.自動車の基礎的構造を理解できる.自動車の基礎的構造を理解できない.
評価項目2与えられた計算式を用いて基礎的な設計計算が正しくできる.与えられた計算式を用いて基礎的な設計計算ができる.与えられた計算式を用いて基礎的な設計計算ができない.
評価項目3力と運動に関する基本問題を正しく解くことができる.力と運動に関する基本問題を解くことができる.力と運動に関する基本問題を解くことができない.

学科の到達目標項目との関係

機械工学科教育目標 M1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械系主要専門科目(一般に4力と呼ばれる)とされる,材料力学,流体力学,熱力学,機械力学は物理の力学を基礎としている.そして,これらをさらに発展させた航空工学や自動車工学へと繋がっていく.この授業では,自動車模型の製作およびペーパープレーンの設計を通して自動車や航空機に関する基礎知識を学ぶ.また,基礎学力の充実を図るため力学分野の問題演習も行う.
授業の進め方・方法:
成績は,以下のように評価する.
定期試験 = 50% レポート = 30% 演習 = 20%
レポートおよび一部演習については,期限からの遅れに対して,1週間単位で評点を10%減点する.
50%以上を合格とする.
評点が50点未満の場合は再評価試験(力学分野のみ)を実施する.
未提出のレポートがある場合は,再評価試験および追認試験を実施しない.
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
授業のガイダンスを行う
モーメントについて説明できる
2週 ペーパープレーン
ケント紙を用いてペーパープレーンを製作する
与えられた設計式を使って簡単な設計計算ができる
3週 ペーパープレーン
ケント紙を用いてペーパープレーンを製作する
与えられた設計式を使って簡単な設計計算ができる
4週 ペーパープレーン
ケント紙を用いてペーパープレーンを製作する
与えられた設計式を使って簡単な設計計算ができる
5週 ペーパープレーン
ケント紙を用いてペーパープレーンを製作する
与えられた設計式を使って簡単な設計計算ができる
6週 ペーパープレーン
ケント紙を用いてペーパープレーンを製作する
設計した部品を製作してペーパープレーンの組立作業ができる
7週 ペーパープレーン
ケント紙を用いてペーパープレーンを製作する
設計した部品を製作してペーパープレーンの組立作業ができる
8週 中間試験
4thQ
9週 自動車模型の製作
自動車模型の製作を通して自動車の構造を学ぶ
自動車の駆動方式について説明できる
10週 自動車模型の製作
自動車模型の製作を通して自動車の構造を学ぶ
自動車の排気装置とブレーキの構造について説明できる
11週 自動車模型の製作
自動車模型の製作を通して自動車の構造を学ぶ
自動車のサスペンションの構造ついて説明できる
12週 自動車模型の製作
自動車模型の製作を通して自動車の構造を学ぶ
自動車のパワートレインの構造について説明できる
13週 自動車模型の製作
自動車模型の製作を通して自動車の構造を学ぶ
自動車のエンジンルームの構造について説明できる
14週 自動車模型の製作
自動車模型の製作を通して自動車の構造を学ぶ
自動車のエンジンの種類と構造について説明できる
15週 期末試験
16週 まとめ
テスト返却と解答.講義全体のまとめを行う.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野力学力のモーメントの意味を理解し、計算できる。3

評価割合

定期試験レポート演習合計
総合評価割合503020100
基礎的能力503020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000