機械基礎実習1

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 機械基礎実習1
科目番号 0003 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 機械製図(実教出版),適宜,プリントも配布する.
担当教員 佐々木 翔平

到達目標

(1) 測定,基礎的工作作業を安全に行える.
(2) 機械製図に用いる線を正しく描ける.
(3) 実習内容をまとめたレポートを作成できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1測定,基礎的工作作業を安全に正しくできる.測定,基礎的工作作業を安全にできる.測定,基礎的工作作業を安全にできない.
評価項目2機械製図に用いる線を正しく描ける.機械製図に用いる線を描ける.機械製図に用いる線を描けない.
評価項目3実習内容をまとめたレポートを適切に作成できる.実習内容をまとめたレポートを作成できる.実習内容をまとめたレポートを作成できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 M3 説明 閉じる
機械工学科教育目標 M3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この授業では,機械技術者になるために必要な工作作業の基礎と,機械製図で必要となる作図技術の基礎を習得する.
また,技術文書の作成練習として,実習内容をレポートにまとめ提出する.
授業の進め方・方法:
成績評価は,レポート80%及び実習内容20%で評価し,50%以上を合格とする.

全レポート提出を原則とする.
レポートの内容が不十分であれば再提出を指示する.
再提出されない場合,そのレポートの評点は0点とする.
レポートの提出遅れについては,提出期限から1週間単位で,評点を10%減点する.

実習服一式,筆記用具,ノートなどの忘れ物は実習に望む姿勢が欠けていると判断し減点の対象とする.

本科目は実習科目であり,再試験,追認試験は実施しない.
注意点:
指示を聞かずに勝手な行動をとることは大ケガに繋がり大変危険である.
受講態度が著しく悪い(服装,授業妨害となる言動,私語など)と判断される場合は,受講を禁止して直ちに不合格とする.
危険を伴う実習作業において,疾病,著しい理解不足等により安全に作業ができないと判断される場合は作業参加を停止する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
授業のガイダンスを行う
2週 測定器具のしくみと使用方法
ノギス,マイクロメーター,ダイヤルゲージ
3週 測定器具のしくみと使用方法
ノギス,マイクロメーター,ダイヤルゲージ
4週 測定器具のしくみと使用方法
ノギス,マイクロメーター,ダイヤルゲージ
5週 ボール盤のしくみと使用方法
6週 ボール盤のしくみと使用方法
7週 ボール盤のしくみと使用方法
8週 レポート中間フィードバック
レポートの書き方及び改善について
2ndQ
9週 手仕上
10週 手仕上
11週 手仕上
12週 製図入門
13週 製図入門
14週 製図入門
 
15週 レポート最終フィードバック,まとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート実習内容合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000