到達目標
(1) 製図用いる文字・線・記号等についての知識を知り,これらについて図面にきちんと記入することができる.
(2)投影図法について理解し,物体の投影図を図面に描くことができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 製図用いる文字・線・記号等についての知識を知り,これらについて図面にきちんと正しく記入することができる. | 製図用いる文字・線・記号等についての知識を知り,これらについて図面にきちんと記入することができる. | 製図用いる文字・線・記号等についての知識を知り,これらについて図面にきちんと記入することができない. |
評価項目2 | 投影図法について理解し,物体の投影図を図面に正しく描くことができる. | 投影図法について理解し,物体の投影図を図面に描くことができる. | 投影図法について理解し,物体の投影図を図面に描くことができない. |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
「設計製図の基礎を習得する」
製図は,品物を図形として線,文字ならびに記号を使って正確,明瞭,簡潔に表現するものである.そして,製作された図面は,設計者が自分達の意図を説明しなくても他人に伝えることができ,万国共通の言語であるといってよい.したがって,機械技術者にとって機械製図は,不可欠なものである.
ここでは,図面に用いる文字,線,投影法などについて学び,簡単な機械要素の写図を行なう.これより機械製図における規格および製図上の慣習を習得し,作図力ならびに読図力を養う.
授業の進め方・方法:
評価は,到達目標(1),(2)について、図面(課題提出)50%,中間試験25%,期末試験25%の割合で評価する. 50点以上を合格とする.
最終成績 = 図面 50% + 中間試験 25% + 期末試験 25%
成績評価に占める図面の割合が高いため、再評価試験・追認試験は実施しない。
注意点:
毎回、製図用具を忘れずに用意すること.
提出物は最後まで完成させた後に必ず締切までに提出すること.
締切までに提出されない場合は、1週間ごとに25%ずつ減点し、締切を4週間超過しても提出しない場合は0点とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
図学1 1年次に学習した投影法に関する復習と実習を行う。
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投影法について説明できる
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2週 |
製図1 製図の書き方に必要な製図法を学び、JIS規格に準拠した投影図を画く。
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JIS規格に準拠した投影図について説明できる
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3週 |
製図2 製図の書き方に必要な製図法を学び、JIS規格に準拠した投影図を画く。
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JIS規格に準拠した投影図について説明できる
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4週 |
製図3 製図の書き方に必要な製図法を学び、JIS規格に準拠した線・文字を画く。
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JIS規格に準拠した投影図について説明できる
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5週 |
製図4 製図の書き方に必要な製図法を学び、JIS規格に準拠した線・文字を画く。
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JIS規格に準拠した投影図について説明できる
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6週 |
製図5 製図の書き方に必要な製図法を学び、JIS規格に準拠した補助線を画く。
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JIS規格に準拠した投影図について説明できる
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7週 |
製図6 製図の書き方に必要な製図法を学び、JIS規格に準拠した補助線を画く。
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JIS規格に準拠した投影図について説明できる
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8週 |
製図7 製図の書き方に必要な製図法を学び、JIS規格に準拠した補助線を画く。
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JIS規格に準拠した投影図について説明できる
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2ndQ |
9週 |
中間試験 第1回から第8回までの学習内容の習熟度を評価する。
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10週 |
製図8 製図の書き方に必要な製図法を学び、JIS規格に準拠した寸法線を画く。
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JIS規格に準拠した投影図について説明できる
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11週 |
製図9 製図の書き方に必要な製図法を学び、JIS規格に準拠した寸法線を画く。
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JIS規格に準拠した投影図について説明できる
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12週 |
製図10 製図の書き方に必要な製図法を学び、JIS規格に準拠した寸法線を画く。
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JIS規格に準拠した投影図について説明できる
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13週 |
製図11 製図の書き方に必要な製図法を学び、写図により実技学習を行う。
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JIS規格に準拠した投影図について説明できる
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14週 |
製図12 製図の書き方に必要な製図法を学び、写図により実技学習を行う。
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JIS規格に準拠した投影図について説明できる
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15週 |
期末試験 第10回から第14回までの学習内容の習熟度を評価する。
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16週 |
期末試験の解説 期末試験の総評と、本講義の総評を行う。
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JIS規格に準拠した投影図について説明でき 適切な図面を作成できる.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 図面の役割と種類を適用できる。 | 3 | 前1,前2 |
製図用具を正しく使うことができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4 |
線の種類と用途を説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5 |
物体の投影図を正確にかくことができる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7 |
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。 | 3 | 前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13 |
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。 | 3 | 前11,前12,前13 |
部品のスケッチ図を書くことができる。 | 3 | 前1,前2,前3 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |