到達目標
機械工学に関する理論と専門知識により,実社会の問題を解決する.依頼者の要求を満たす、さらには潜在的な要求を満たす設計・製作の考え方を身につける.
設計製図で学んだ設計法、実験・実習で学んだ加工法、安全対策を実際の設計・製作で実施する.
プレゼンテーション、報告書の作成など,自分の設計・製作の考えを他者に対して表現する能力を身につける.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 実社会の問題を解決する設計・製作が上手く出来る. | 実社会の問題を解決する設計・製作がおおむね出来る. | 実社会の問題を解決する設計・製作が出来ない. |
評価項目2 | 設計法、加工法、安全対策を上手く実施できる. | 設計法、加工法、安全対策をおおむね実施できる. | 設計法、加工法、安全対策を実施できない. |
評価項目3 | 設計・製作の考えを他者に対して適切に表現できる. | 設計・製作の考えを他者に対しておおむね表現できる. | 設計・製作の考えを他者に対して表現できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
機械工学では 流体力学,熱力学,材料力学などの力学系分野のほか,機械設計法、設計製図、機械工作法や機械加工法などを学んでいる.本講義では、実際に製品をかたち作る手法を実験・実習の授業形態のもとで自らの手を使って習得する.実習テーマとして次の項目を実施する.
(1)機械工作実習: 実社会の問題を解決する設計・製作(松江清心養護学校との連携授業)
授業の進め方・方法:
成績評価は
(1)実社会の問題を解決する設計・製作: 製品50%,報告書(課題,プレゼンを含む)50%
により評価し,総合得点(100点満点)50点以上を合格とする.
定期試験および再評価試験は実施しない.
全ての報告書の提出を原則とする.
報告書の内容が不十分であれば再提出を指示する.
再提出されない場合,その報告書の評点は0点とする.
報告書の提出遅れについては,提出期限から1週間単位で,評点を最大評価の10%減点する(最大60%まで).
実習服,筆記用具,ノートなどの忘れ物は,実習に望む姿勢が欠けていると判断し,受講させない可能性がある.
注意点:
授業に関する必要事項は配布資料などに書いてあるので,事前に各自でよく読んでおき,授業の準備を行うこと.
指示を聞かずに勝手な行動をとることは大ケガに繋がり大変危険である.
受講態度が著しく悪い(服装,授業妨害となる言動,私語など)と判断される場合,安全に作業ができないと判断し,受講させないことがある.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
2週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
3週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
4週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
5週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
6週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
7週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
8週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
2ndQ |
9週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
10週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
11週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
12週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
13週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
14週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
15週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
16週 |
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業) |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理実験 | 物理実験 | 測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。 | 3 | |
安全を確保して、実験を行うことができる。 | 3 | |
実験報告書を決められた形式で作成できる。 | 3 | |
有効数字を考慮して、データを集計することができる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。 | 3 | |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 課題・報告書 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |