機械工作実習3

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 機械工作実習3
科目番号 0012 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 テキスト:担当教員が作成したものを配布 / 参考書:機械工学に関する全ての書籍
担当教員 佐々木 翔平,高尾 学,板橋 明吉,新野邊 幸市,土師 貴史

到達目標

 機械工学に関する理論と専門知識により,実社会の問題を解決する.依頼者の要求を満たす、さらには潜在的な要求を満たす設計・製作の考え方を身につける.
 設計製図で学んだ設計法、実験・実習で学んだ加工法、安全対策を実際の設計・製作で実施する.
 プレゼンテーション、報告書の作成など,自分の設計・製作の考えを他者に対して表現する能力を身につける.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実社会の問題を解決する設計・製作が上手く出来る.実社会の問題を解決する設計・製作がおおむね出来る.実社会の問題を解決する設計・製作が出来ない.
評価項目2設計法、加工法、安全対策を上手く実施できる.設計法、加工法、安全対策をおおむね実施できる.設計法、加工法、安全対策を実施できない.
評価項目3設計・製作の考えを他者に対して適切に表現できる.設計・製作の考えを他者に対しておおむね表現できる.設計・製作の考えを他者に対して表現できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 M3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械工学では 流体力学,熱力学,材料力学などの力学系分野のほか,機械設計法、設計製図、機械工作法や機械加工法などを学んでいる.本講義では、実際に製品をかたち作る手法を実験・実習の授業形態のもとで自らの手を使って習得する.実習テーマとして次の項目を実施する.
(1)機械工作実習: 実社会の問題を解決する設計・製作(松江清心養護学校との連携授業)
授業の進め方・方法:
成績評価は
(1)実社会の問題を解決する設計・製作: 製品50%,報告書(課題,プレゼンを含む)50%
により評価し,総合得点(100点満点)50点以上を合格とする.
定期試験および再評価試験は実施しない.
全ての報告書の提出を原則とする.
報告書の内容が不十分であれば再提出を指示する.
再提出されない場合,その報告書の評点は0点とする.
報告書の提出遅れについては,提出期限から1週間単位で,評点を最大評価の10%減点する(最大60%まで).
実習服,筆記用具,ノートなどの忘れ物は,実習に望む姿勢が欠けていると判断し,受講させない可能性がある.
注意点:
授業に関する必要事項は配布資料などに書いてあるので,事前に各自でよく読んでおき,授業の準備を行うこと.
指示を聞かずに勝手な行動をとることは大ケガに繋がり大変危険である.
受講態度が著しく悪い(服装,授業妨害となる言動,私語など)と判断される場合,安全に作業ができないと判断し,受講させないことがある.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
2週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
3週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
4週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
5週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
6週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
7週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
8週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
2ndQ
9週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
10週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
11週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
12週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
13週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
14週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
15週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)
16週 機械工作実習(松江清心養護学校との連携授業)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理実験物理実験測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。3
安全を確保して、実験を行うことができる。3
実験報告書を決められた形式で作成できる。3
有効数字を考慮して、データを集計することができる。3
専門的能力分野別の工学実験・実習能力機械系分野【実験・実習能力】機械系【実験実習】加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。3
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。3

評価割合

試験課題・報告書合計
総合評価割合0100100
基礎的能力000
専門的能力0100100
分野横断的能力000