設計製図5

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 設計製図5
科目番号 0017 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 1)機械製図、実教出版2)機械設計法,塚田 忠夫 他3名,森北出版
担当教員 郡原 宏

到達目標

(1)各部に働く力やトルクが正確に理解できる.
 (2)(1)をもとにして,構成要素の強度計算ができる.
 (3) 3D-CAD(Solid Works)が使いこなせる.
 (4)(2)をもとにして,CAD図面が作成できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各部に働く力やトルクが正確に理解できる.各部に働く力やトルクが正確に理解できる.各部に働く力やトルクが正確に理解できる.
評価項目2(1)をもとにして,構成要素の強度計算ができる.(1)をもとにして,構成要素の強度計算ができる.(1)をもとにして,構成要素の強度計算ができる.
評価項目3 3D-CAD(Solid Works)が使いこなせる. 3D-CAD(Solid Works)が使いこなせる. 3D-CAD(Solid Works)が使いこなせる.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 2 説明 閉じる
機械工学科 到達目標 M2 機械工学科 基礎能力 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械装置(平歯車減速機)各部を構成する要素を設計し、さらに3D-CADを用いて,モデリング及びアセンブリングする手順を学ぶ。具体的には、以下の手順で行う。
1)機械装置(平歯車減速機)の構造を理解する。
2)軸,キー,歯車などの構成要素の強度設計を行う.
3)3D-CAD(Solid Works)の使用法を学ぶ
4)(2)の設計計算にもとづいて,要素のモデリングを行う.
5)個々のモデリングした要素を,アセンブリングして,装置全体をコンピュータ上で作製する.
授業の進め方・方法:
全出席(実験系)
注意点:
学修単位科目であり,1回の講義(180分)あたり60分以上の予習,復習をしているものとして講義・演習を進めます.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 講義(ガイダンス及び平歯車の強度計算法) 曲げ疲れ強さによるモジュールの決定法
2週 講義(平歯車の強度計算法) 面圧強度によるモジュールの決定法
3週 機械装置(平歯車減速機)各部を構成する要素を設計計算 歯車の設計計算
4週 機械装置(平歯車減速機)各部を構成する要素を設計計算 軸の設計計算
5週 機械装置(平歯車減速機)各部を構成する要素を設計計算 キーの設計計算,軸受けの設計計算
6週 機械装置(平歯車減速機)各部を構成する要素を設計計算 キーの設計計算,軸受けの設計計算
7週 課題テスト 第1週から第6週までをまとめ,課題テストを行う
8週 3D-CAD Solid-Works の使用法 モデリング
2ndQ
9週 3D-CAD Solid-Works の使用法 アセンブリング
10週 3D-CAD Solid-Worksによるモデリング 歯車箱
11週 3D-CAD Solid-Worksによるモデリング 歯車箱
12週 3D-CAD Solid-Worksによるモデリング 軸,キー,歯車,軸受
13週 3D-CAD Solid-Worksによるモデリング 軸,キー,歯車,軸受
14週 CAD図面の作成 機械装置(平歯車減速機)各部を構成する要素
15週 CAD図面の作成 アセンブリング
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図CADシステムの役割と構成を説明できる。3
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。3

評価割合

課題合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00