到達目標
(1)各部に働く力やトルクが正確に理解できる.
(2)(1)をもとにして,構成要素の設計計算ができる.
(3) 3D-CAD(Solid Works)が使いこなせる.
(4)(2)をもとにして,CAD図面が作成できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各部に働く力やトルクが正確に理解できる. | 各部に働く力やトルクが理解できる. | 各部に働く力やトルクが理解できない. |
評価項目2 | (1)をもとにして,構成要素の設計計算正しくができる. | (1)をもとにして,構成要素の設計計算ができる. | (1)をもとにして,構成要素の設計計算ができない. |
評価項目3 | 3D-CAD(Solid Works)が正しく使いこなせる. | 3D-CAD(Solid Works)が使いこなせる. | 3D-CAD(Solid Works)が使いこなせない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 2
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機械工学科 到達目標 M2 機械工学科 基礎能力
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教育方法等
概要:
機械装置(ガソリンエンジン)各部を構成する要素を設計し、さらに3D-CADを用いて,モデリング及びアセンブリングする手順を学ぶ。具体的には、以下の手順で行う。
1)機械装置(ガソリンエンジン)の構造を理解する。
2)ピストン,連接棒,クランク軸などの構成要素の強度設計を行う.
3)3D-CAD(Solid Works)による要素のモデリングを行う.
4)個々のモデリングした要素を,アセンブリングして,装置全体をコンピュータ上で作製する.
授業の進め方・方法:
中間試験30%,設計ノート30%,CAD図面40%の比率で評価し,60点以上(100点満点)を合格とする.
注意点:
学修単位科目であり,1回の講義(180分)あたり60分以上の予習,復習をしているものとして講義・演習を進めます.【自学自習】予習・復習:30時間
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
講義(第1章 設計の予備知識,第2章 主要諸元および性能設計) エンジン設計法の概要,設計仕様・エンジン主要諸元の決定(A~F班) |
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2週 |
講義(第3章 主要部品の設計) ガソリンエンジン各部を構成する要素の設計計算手法の概説 |
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3週 |
講義(第3章 主要部品の設計) ピストン,ピストンリング,ピストンピンの設計計算2 |
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4週 |
機械装置(ガソリンエンジン)各部を構成する要素を設計計算 連接棒,クランク軸,クランクピン軸受および主軸受の設計計算 |
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5週 |
機械装置(ガソリンエンジン)各部を構成する要素を設計計算nn弁機構,カムおよびカム軸,弁ばね,フライホイールの設計計算 |
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6週 |
機械装置(ガソリンエンジン)各部を構成する要素を設計計算 シリンダヘッド,シリンダヘッドガスケット,シリンダブロックの設計計算 |
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7週 |
中間試験 第1回から第6回までを範囲として,中間試験を行う. |
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8週 |
CAD図面の作成 ピストン |
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4thQ |
9週 |
CAD図面の作成 ピストン,ピストンリング,ピストンピン |
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10週 |
CAD図面の作成 連接棒,クランク軸 |
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11週 |
CAD図面の作成 弁機構,カムおよびカム軸, |
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12週 |
CAD図面の作成 弁ばね,フライホイール |
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13週 |
CAD図面の作成 シリンダヘッド,シリンダヘッドガスケット, |
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14週 |
CAD図面の作成 シリンダブロック |
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15週 |
CAD図面の作成 アセンブリング |
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16週 |
2まとめ 設計ノート,CAD図面(紙),ファイルの提出.講義全体を通したまとめを行なう." |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | CADシステムの役割と構成を説明できる。 | 3 | |
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 70 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 30 | 70 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |