電気・電子工学２

科目基礎情報

学校	松江工業高等専門学校	開講年度	2017
授業科目	電気・電子工学２
科目番号	0022	科目区分	専門 / 選択
授業形態	授業	単位の種別と単位数	: 1
開設学科	機械工学科	対象学年	4
開設期	後期	週時間数	2
教科書/教材	別府、渡邉、濱口、メカトロニクス電子回路、コロナ社
担当教員	渡邉 修治,別府 俊幸

到達目標

・　電子デバイスについての基礎知識がある
・　基礎的な電子回路を理解できる

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	電子デバイスについての正しい基礎知識がある	電子デバイスについての基礎知識がある	電子デバイスについての基礎知識がない．
評価項目2	基礎的な電子回路を正しく理解できる	基礎的な電子回路を理解できる	基礎的な電子回路を理解できない．
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 1 （機械工学に関する基礎的な専門知識がある。）

教育方法等

概要:

電気・電子工学１を合格した学生に対し、引き続きメカトロニクス機器を動かすための電子回路の基礎知識を講義する。
工作機械、ロボットなど、モータを動力源としたメカトロニクス機器は、センサ及び制御回路をともなった電子回路によりコントロールされている。授業では、機械工学の基礎的知識を持った学生に対し、マイクロコンピュータを用いたメカトロニクス機器制御に必要な電子回路の知識を講義し、これらの機器の設計製作能力を身につけることを目標とする。
電気・電子工学１～３を通じて、
　電子回路、DCモータ、電子デバイス、マイコンコントロール回路
の基礎知識を講義し、設計演習を通じて理解を深める。

授業の進め方・方法:

中間と期末いずれかの試験が５０点以上、かつ、中間＋期末試験の得点が１２０点以上（２００点満点）を合格とする。（中間＋期末試験得点）／２にて評点を決定する。【自学自習】予習・復習　１０時間　定期試験の準備　５時間

注意点:

学修単位科目であり，１回の講義（９０分）あたり９０分以上の予習復習をしているものとして講義・演習を進めます。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
後期
	3rdQ
		1週	メカトロニクス電子回路の半導体素子（その１） 真性半導体と不純物半導体
		2週	メカトロニクス電子回路の半導体素子（その２）•ダイオード
		3週	メカトロニクス電子回路の半導体素子（その３）•トランジスタの動作１
		4週	メカトロニクス電子回路の半導体素子（その４）•トランジスタの動作２
		5週	メカトロニクス電子回路の半導体素子（その５）•MOSFETとIGBT
		6週	メカトロニクス電子回路の半導体素子（その６）•半導体素子応用
		7週	メカトロニクス電子回路の半導体素子（その７）•課題演習
		8週	中間試験
	4thQ
		9週	センサを用いたモータ回路（その１）•温度センサ、オペアンプ
		10週	センサを用いたモータ回路（その２）•受動素子
		11週	センサを用いたモータ回路（その３）•コンパレータ
		12週	センサを用いたモータ回路（その４）•トランジスタを用いたモータドライブ
		13週	センサを用いたモータ回路（その５）•MOSFETを用いたモータドライブ
		14週	センサを用いたモータ回路（その６）•ノイズの影響を防ぐために
		15週	センサを用いたモータ回路（その７）•設計演習
		16週	期末試験

評価割合

	試験	合計
総合評価割合	100	100
基礎的能力	0	0
専門的能力	100	100
分野横断的能力	0	0