工業力学3

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 工業力学3
科目番号 0039 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 工業力学、青木弘・木谷晋著、森北出版、2100円税込み
担当教員 佐々木 翔平

到達目標

(1)すべり摩擦,ころがり摩擦,ベルトの摩擦を説明でき,問題が解ける.
(2)てこ,滑車,リンク機構,カム機構の簡単な機械に関する力学および機械の効率を説明でき,問題が解ける.
(3)単振動,自由振動,強制振動を説明でき、問題が解ける.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1すべり摩擦,ころがり摩擦,ベルトの摩擦を説明でき,問題が正しく解ける.すべり摩擦,ころがり摩擦,ベルトの摩擦を説明でき,問題が解ける.すべり摩擦,ころがり摩擦,ベルトの摩擦を説明できない且つ問題が解けない.
評価項目2てこ,滑車,リンク機構,カム機構の簡単な機械に関する力学および機械の効率を説明でき,問題が正しく解ける.てこ,滑車,リンク機構,カム機構の簡単な機械に関する力学および機械の効率を説明でき,問題が解ける.てこ,滑車,リンク機構,カム機構の簡単な機械に関する力学および機械の効率を説明できない且つ問題が解けない.
評価項目3単振動,自由振動,強制振動を説明でき、問題が正しく解ける.単振動,自由振動,強制振動を説明でき、問題が解ける.単振動,自由振動,強制振動を説明できない且つ問題が解けない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 M1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
工業力学1では静力学(力が作用するけれども物体が運動しない問題),工業力学2では動力学(力が作用して物体が運動する問題)を扱った
本講義では工業力学1・2で学んだ内容を発展させ,複数の機械要素の連動について学ぶ.
本科目は,大学レベルの教科書を用いて工業力学の基本法則を理解し,各種機械の力学を計算できるレベルとなるように到達目標および評価基準を設定する.
授業の進め方・方法:
・中間試験45%、期末試験45%、課題10%で評価する.60%以上を合格とする.
・課題の提出遅れは1週間につき10%を減点する.
・再評価試験は期末試験後に中間・期末の全範囲を対象に1回のみ実施し,70点以上の得点で合格(最終成績60点)とする.ただし,定期試験と課題の総合成績により,40点以上60点未満の評価を獲得した者のみ受験できる.
注意点:
本科目は学修単位科目であり,1回の講義(90分)あたり180分以上の予習・復習をしているものとして講義・演習を進める.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 すべり摩擦,ころがり摩擦 すべり摩擦,ころがり摩擦を計算できる.
2週 すべり摩擦,ころがり摩擦 すべり摩擦,ころがり摩擦を計算できる.
3週 軸受の摩擦 軸受の摩擦を計算できる.
4週 てこ,滑車 てこ,滑車を計算できる.
5週 輪軸,斜面 輪軸,斜面を計算できる.
6週 機械の効率
機械の効率を計算できる.
7週 リンク機構,カム機構 リンク機構,カム機構を計算できる.
8週 中間試験 第1回~7回までの評価試験を行う。
2ndQ
9週 単振動 単振動を計算できる.
10週 単振動 単振動を計算できる.
11週 いろいろな振り子 いろいろな振り子を計算できる.
12週 いろいろな振り子 いろいろな振り子を計算できる.
13週 自由振動と強制振動 自由振動と強制振動を計算できる.
14週 自由振動と強制振動 自由振動と強制振動を計算できる.
15週 期末試験 第9回~14回までの評価試験を行う。
16週 試験の解答と講義全体のまとめを行う。 答案の返却と解答および講義全体についての質疑応答を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合9010100
基礎的能力000
専門的能力9010100
分野横断的能力000