到達目標
・スムーズにタッチタイピングができる.
・メールの送受信を行える.
・Word,Excelの基本的な使用法を理解する.
・PowerPointを使用し,与えられた課題について発表する.
・情報セキュリティについて理解する.
・必要な情報を検索し,それらを自ら発信するコンテンツに生かす方法を理解する.
・決められた期日までにレポートを提出する.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | スムーズにタッチタイピングができる. | スムーズにタッチタイピングができる. | スムーズにタッチタイピングができない. |
評価項目2 | メールの送受信を行える. | メールの送受信を行える. | メールの送受信を行えない. |
評価項目3 | Word,Excelの基本的な使用法を理解する. | Word,Excelの基本的な使用法を理解する. | Word,Excelの基本的な使用法を理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
今日の情報化社会において,コンピュータは理工学のみならず,広く一般に利用されるようになっています.基礎情報処理では,いわゆる情報リテラシーと呼ばれる,コンピュータを使用した文書の作成や情報検索,メールのやり取りといった情報技術の活用を,鉛筆やボールペンを使用するかのような感覚で行えるようになることを目標としています.
具体的には,情報処理の基本概念とコンピュータの仕組みを理解し,主としてWindows環境のコンピュータを活用しながら各種アプリケーション(Word,Excel,PowerPoint)の操作技術,およびWWWからの情報検索・抽出,メール操作などを通してインターネットの基本について学びます.さらに,情報化社会に円滑に参画するためのマナーや,情報セキュリティについても学習します.
授業の進め方・方法:
提出課題40%,タッチタイピング試験40%,授業への参加意欲(出席,態度)20%の割合で成績を評価し,100点満点中50点以上を合格とする.ただし,タッチタイピング試験において規定のレベルに到達できなかった場合,および未提出の課題がある場合は原則として合格とならない.また,課題の提出期限に遅れた場合は,1週遅れるごとに,その課題の評点を10%減点する.
注意点:
テキストを事前に読んで予習し,授業中はよく説明を聞き,集中して授業に取り組むこと.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
コンピュ-タ操作基礎編1
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2週 |
コンピュータのハードウェア概要,Windows基本操作1,タッチタイピング コンピュ-タ操作基礎編2
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3週 |
Windows基本操作2,メール送受信基礎について解説し,演習を行う. PowerPointによるプレゼンテーション作成基礎の説明と実習
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4週 |
PowerPointの基礎とプレゼンテーション基礎を講義し,作成実習を行う. Wordによる文書作成基礎の説明と実習
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5週 |
文字入力,ページ設定,表作成,について解説し,文書作成課題演習を行う. Wordによる文書作成基礎の説明と実習
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6週 |
数式の作成および編集について解説し,演習を行う. 情報セキュリティ(1)
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7週 |
電子メール利用時のマナーや注意事項などについて解説し,演習を行う. 情報セキュリティ(2)
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8週 |
インターネットの仕組み,SNS利用時の注意点などについて解説し,演習を行う. Excelによるデータ処理基礎の説明と実習
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2ndQ |
9週 |
データ入力,データ保存法について解説し,演習を行う. タッチタイピング中間試験
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10週 |
タッチタイピング中間試験を行う. Excelによるデータ処理基礎の説明と実習
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11週 |
データ処理,相対参照,絶対参照について解説し,演習を行う. Excelによるデータ処理基礎の説明と実習
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12週 |
関数の利用,グラフ作成について解説し,演習を行う. Excelによるデータ処理基礎の説明と実習
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13週 |
グラフ作成法応用について解説し,グラフ作成課題演習を行う. アプリケーション連携操作基礎及び応用の説明と実習
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14週 |
Excelで作成したグラフやその他のアプリケーションで作成したものをWordに貼り付け,文書を作成する. PowerPointによるプレゼンテーション発表1
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15週 |
与えられた課題についてプレゼンテーションを行い,相互採点する. タッチタイピング期末試験
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16週 |
タッチタイピング試験を行う. PowerPointによるプレゼンテーション発表2
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方について理解し、正しく実践できる。 | 3 | |
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 提出課題 | 出席,態度 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 40 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 40 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |