概要:
電気回路は電気工学の基礎科目の一つであり,電力工学,電子工学,通信工学,情報工学,制御工学,電気電子材料等の分野を学習していく上で必要不可欠である.特に,回路設計は電気系技術者に求められる能力の1つである.これを行うために重要な回路解析に関する知識のうち,抵抗・コイル・コンデンサという受動素子で組まれた回路の解析に必要な諸理論を学ぶのが「電気回路」という科目である.
本科目では,「交流回路」に関し,専門科目の基礎となる電気回路の概念や解析法について解説する.
授業の進め方・方法:
・到達目標(1)~(3)は課題と試験で評価する.到達目標(4)は課題で評価する.
・成績は,中間試験40%,期末試験40%,復習課題20%で評価し,50点以上(100点満点)を合格とする.
・欠席した授業の復習課題もすべて提出すること.復習課題は提出が遅れるごとに最終成績から減点となる.
・授業期間終了時までに提出されなかった復習課題は0点とする.
・不合格の場合,復習課題を全て提出した者に対して再評価試験を実施する.再評価試験を実施した場合の成績は最大50点とする。
注意点:
・電気回路は頻繁に以前の学習内容を用いる.そのため,わからないことを放置するとすぐに,わからない苦痛な授業になる.不明な点は,その週のうちに理解するよう努力(友達や先生に聞くことも含む)をすること.電気情報工学科に在籍しているのに電気回路がわからないという状態を放置すると,以降の全学期で苦労することになる.
・本授業では教科書以外の内容も扱うこともある.しっかりと話しを聞き,重要と思ったところはメモをとるよう心がけること.また,毎回電卓を持参すること.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
交流波,並びに交流派における平均値と実効値 |
交流波の数学的定義と性質について理解する. 交流派における平均値と実効値について理解する.
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| 2週 |
受動素子の性質 |
受動素子が持つ性質について理解する.
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| 3週 |
フェーザ表示とフェーザ図 |
現象解析で用いる正弦波の大きさ・位相情報をフェーザで表現する方法について理解する.
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| 4週 |
フェーザの計算方法 |
フェーザの計算方法について理解する.
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| 5週 |
インピーダンスとアドミタンス / フェーザで記述された各素子の性質 |
インピーダンスおnよびアドミタンスについて理解する.また,複素数を用いた交流回路解析の簡単化に関する方法について理解する.
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| 6週 |
中間試験前の問題練習 |
中間試験前に問題練習を行うことにより,学習内容を深く理解し.中間試験に備える
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| 7週 |
中間試験 |
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| 8週 |
中間試験の解説
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中間試験において,理解不十分な部分を見直し、不正解の問題が解けるようになる.
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| 4thQ |
| 9週 |
合成インピーダンス / R-L・R-C直列回路 |
各種回路の合成インピーダンス算出方法について理解する.
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| 10週 |
合成アドミタンス / R-L・R-C並列回路 |
各種回路の合成アドミタンス算出方法について理解する.
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| 11週 |
R-L-C直列・並列共振回路 |
R-L-C直列・並列共振回路の解析方法と共振周波数,Q値について理解する.
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| 12週 |
様々な回路の合成インピーダンス・アドミタンス1 |
様々な回路の合成インピーダンス・アドミタンスを算出できるようにする.
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| 13週 |
様々な回路の合成インピーダンス・アドミタンス2 |
様々な回路の合成インピーダンス・アドミタンスを算出できるようにする.
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| 14週 |
期末試験前の問題練習 |
期末試験前に問題練習を行うことにより,学習内容を深く理解し.期末試験に備える.
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| 15週 |
期末試験
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| 16週 |
期末試験の内容から,これまでの内容について再度解説を行う。 |
基礎電気回路2の内容について深く理解する。
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| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧、電力の関係を理解し、回路の計算に用いることができる。 | 2 | 後1,後6,後7,後8,後14,後15,後16 |
| 合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、回路の計算ができる。 | 2 | 後1,後6,後7,後8,後14,後15,後16 |
| キルヒホッフの法則や重ねの理等の定理を理解し、回路の電圧や電流、電力を計算できる。 | 2 | 後1,後6,後7,後8,後14,後15,後16 |
| 瞬時値を理解し、抵抗、インダクタンス、キャパシタンス回路の計算に用いることができる。 | 2 | 後1,後5,後6,後7,後8,後14,後15,後16 |
| 平均値と実効値を説明し、これらを計算できる。 | 2 | 後1,後6,後7,後8,後14,後15,後16 |
| フェーザ、複素数表示を理解し、これらを正弦波交流回路の計算に用いることができる。 | 2 | 後1,後3,後4,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
| インピーダンスとアドミタンスを説明し、これらを計算できる。 | 2 | 後1,後2,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
| 交流電力と力率を説明し、これらを計算できる。 | 2 | 後1,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
| 共振回路の計算ができる。 | 2 | 後1,後2,後6,後7,後8,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
| 結合回路の計算ができる。 | 1 | 後1,後2,後12,後13 |
| 抵抗、インダクタンス、キャパシタンス回路の過渡応答を計算し、特徴を説明できる。 | 1 | 後1,後2,後12,後13 |
| 電力 | 三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。 | 1 | 後2,後12,後13 |
| YやΔ結線された電源及び対称三相負荷の電圧・電流・電力を説明できる。 | 1 | 後2,後12,後13 |
| 直流機の原理と構造を説明できる。 | 1 | 後2,後12,後13 |
| 誘導機と同期機の原理と構造を説明できる。 | 1 | 後2,後12,後13 |
| 変圧器の原理、構造、特性を説明でき、その等価回路を説明できる。 | 2 | 後2,後12,後13 |