電気情報工学実験4

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電気情報工学実験4
科目番号 0023 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 : 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 実験指導書(各担当教員作成)
担当教員 福間 眞澄,宮内 肇,飯塚 育生

到達目標

(1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。測定機器等を用いて、各テーマの実験を遂行する。測定機器等を用いて、各テーマの実験を遂行しない。
評価項目2実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。実験等の結果のデータを適切に評価、解析、考察する。実験等の結果のデータを適切に評価、解析、考察しない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高度情報化社会では、「電気」は、基盤であり、これを運用できるエンジニアが社会的にも必要である。本科目では、専門基礎科目・専門科目に関連し、実社会で広く利用されている以下の項目について実験実習を行い、理論と現象の双方から理解できることを目的とする。
三相誘導電動機、直流電動機(担当:宮内) 伝送線路(担当:飯塚)
CPU実験(担当:林田)         電子回路設計と製作評価Ⅱ(担当:福間)
授業の進め方・方法:
・(1)について、全てのテーマの実験に出席し、レポートを提出したものを評価対象とする。
・(2)について、以下の評価基準により,各テーマの実験レポートで評価を行い、全てのテーマについてのレポートの評価点を平均したものを最終成績とし、60点以上(100点満点)を合格とする。レポート提出の遅れは、1週間につき10点の減点とする。(最大60点まで)中間試験、期末試験、再評価試験、追認試験は実施しない。
(評価基準)
□レポートの書式が整い、提出されているか(30%)
□得られた結果を適切に評価できるように整理するとともに、グラフ化できているか(30%)
□結果について理論的に解析及び考察がなされているか(30%)
□全体に丁寧な記述がなされているか(10%)
*出席要件:全出席
注意点:
以下を義務つける。
・レポートの〆切は、原則として各テーマの実験終了日より1週間とする。
・正当な理由による実験実習の欠席者は、担当教員に申し出て、再実験を行ってからレポートを提出する。
・他人のレポートのコピーは、評価しない。
*再評価試験・追認試験:無
*教員室:542教員室(5棟4階)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 説明会  実験班は,A~F班の6班に分ける 担 当: 三相誘導電動機・直流電動機(宮内)伝送線路(飯塚) CPU実験(林田) 電子回路設計と製作評価II(福間) (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
2週 実験実習 三相誘導電動機(B班)CPU実験(C班) 伝送線路(D班) 直流電動機(A班) 電子回路設計と製作評価II(E・F班) (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
3週 実験実習 三相誘導電動機(B班) CPU実験(C班) 伝送線路(D班) 直流電動機(A班) 電子回路設計と製作評価II(E・F班) (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
4週 実験実習 三相誘導電動機(A班) CPU実験(D班) 伝送線路(C班) 直流電動機(B班) 電子回路設計と製作評価II(E・F班) (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
5週 実験実習 三相誘導電動機(A班) CPU実験(D班) 伝送線路(C班) 直流電動機(B班) 電子回路設計と製作評価II(E・F班) (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
6週 実験実習 三相誘導電動機(D班) CPU実験(E班) 伝送線路(F班) 直流電動機(C班) 電子回路設計と製作評価II(A・B班) (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
7週 実験実習 三相誘導電動機(D班) CPU実験(E班) 伝送線路(F班) 直流電動機(C班) 電子回路設計と製作評価II(A・B班) (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
8週 実験実習 三相誘導電動機(C班) CPU実験(F班) 伝送線路(E班) 直流電動機(D班) 電子回路設計と製作評価II(A・B班) (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
4thQ
9週 実験実習 三相誘導電動機(C班) CPU実験(F班) 伝送線路(E班) 直流電動機(D班) 電子回路設計と製作評価II(A・B班) (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
10週 実験実習 三相誘導電動機(F班) CPU実験(A班) 伝送線路(B班) 直流電動機(E班) 電子回路設計と製作評価II(C・D班) (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
11週 実験実習 三相誘導電動機(F班) CPU実験(A班) 伝送線路(B班) 直流電動機(E班) 電子回路設計と製作評価II(C・D班) (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
12週 実験実習 三相誘導電動機(E班) CPU実験(B班) 伝送線路(A班) 直流電動機(F班) 電子回路設計と製作評価II(C・D班) (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
13週 実験実習 三相誘導電動機(E班) CPU実験(B班) 伝送線路(A班) 直流電動機(F班) 電子回路設計と製作評価II(C・D班) (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
14週 実験予備日、レポート見直し 実験予備日(再実験)及び、各担当から仮返却されたレポートを見直し,再提出する。 (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
15週 実験予備日、レポート見直し 実験予備日(再実験)及び、各担当から仮返却されたレポートを見直し,再提出する。 (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)
16週 レポート返却 各担当からレポートを返却する。 (1) 測定機器等を用いて、各テーマの実験を正しく遂行する。(3-1)
(2) 実験等の結果のデータを正しく適切に評価、解析、考察する。(3-2)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。3
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。3
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。3
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。3
直流回路論における諸定理について実験を通して理解する。3
交流回路論における諸現象について実験を通して理解する。3
過渡現象について実験を通して理解する。3
半導体素子の電気的特性の測定法を習得し、実験を通して理解する。3
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。3
論理回路の動作について実験結果を考察できる。3

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00