到達目標
・地域の職場での就業体験を通じ,職業に必要な技術や知識,将来の職業観,社会的マナー等を学ぶことにより,現状での自らの技術や知識と社会的マナー等の改善点を見出す。
・就業体験を自らの学科や将来の進路選択に生かす。
・上記2点の改善点と将来の進路選択に参考になった点は,校外実習報告書に記載する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 地域の職場での就業体験を通じ,職業に必要な技術や知識,将来の職業観,社会的マナー等を学ぶことにより,現状での自らの技術や知識と社会的マナー等の改善点十分を見出せる。 | 地域の職場での就業体験を通じ,職業に必要な技術や知識,将来の職業観,社会的マナー等を学ぶことにより,現状での自らの技術や知識と社会的マナー等の改善点を見出せる。 | 地域の職場での就業体験を通じ,職業に必要な技術や知識,将来の職業観,社会的マナー等を学ぶことにより,現状での自らの技術や知識と社会的マナー等の改善点を見出せない。 |
評価項目2 | 就業体験を自らの学科や将来の進路選択に十分生かせる。 | 就業体験を自らの学科や将来の進路選択に生かせる。 | 就業体験を自らの学科や将来の進路選択に生かせない。 |
評価項目3 | 改善点と将来の進路選択に参考になった点が,校外実習報告書に記十分記載できる。 | 改善点と将来の進路選択に参考になった点が,校外実習報告書に記載できる。 | 改善点と将来の進路選択に参考になった点が,校外実習報告書に記載できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
企業等の職場において,自らの学科や将来の進路に関係した就業体験を一定期間積むことにより,職業に必要な技術や知識,将来の職業観,社会的マナー等を学ぶことを目的としている。地域インターンシップは,校外実習を島根県内または出身県内で行う地域での実習に限定することで,この地域の職場で,上述の内容の理解を深めることを目的としている。地域インターンシップを選択した者は他の地域での校外実習も履修できる。
授業の進め方・方法:
・校外実習報告書30%、校外実習報告会40%(実習終了後、参加者全員で実施する)、実習証明書企業評価30%、の総合評価100%で評価し,60%(60点)以上を合格とする。
・校外実習と地域インターンシップの単位申請をする場合には,それぞれの申請書類を提出する。校外実習の履修届を提出する段階では,校外実習と地域インターンシップの区別はなく,校外実習で届ける。所定の書類を添えて単位認定願いを学校に申請する(この段階で区別することになる)。
注意点:
・ 実習として2単位(校外実習1単位,地域インターンシップ1単位)まで単位取得が可能である。ただし,地域インターンシップの単位として認定できるのは,島根県内または出身県内で行った実習のみである。
・ 校外実習と地域インターンシップ両方の単位認定を申請する場合,実習先の企業,機関は異なるものとする。
・ 実習を行う職場については事前に情報収集を行うことは実習を効果的に行うに必要である。受け入れ機関側では人材需給計画に役立つとして歓迎している場合もあるが,受け入れ機関にとっては負担となっていることを理解して臨む必要がある。
以下に校外実習と地域インターンシップの単位申請についての例を示す。
[例1]島根県内(または出身県)で1箇所,島根県内(または出身県)以外で1箇所
校外実習と地域インターンシップの両方に単位申請が可能
[例2]島根県(または出身県)内で2箇所,
校外実習と地域インターンシップの両方に単位申請が可能
[例3]島根県内(または出身県)以外で2箇所,
校外実習にのみ単位申請が可能
[例4]島根県(または出身県)内で1箇所
校外実習と地域インターンシップのいずれか1方に単位申請が可能
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
受け入れ先での就業体験 実習期間は受け入れ先で異なる.実習の注意事項に留意すること.日誌をつけること. |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
2週 |
受け入れ先での就業体験 |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
3週 |
受け入れ先での就業体験 |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
4週 |
受け入れ先での就業体験 |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
5週 |
受け入れ先での就業体験 |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
6週 |
受け入れ先での就業体験 |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
7週 |
受け入れ先での就業体験 |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
8週 |
受け入れ先での就業体験 |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
2ndQ |
9週 |
受け入れ先での就業体験 |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
10週 |
受け入れ先での就業体験 |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
11週 |
受け入れ先での就業体験 |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
12週 |
受け入れ先での就業体験 |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
13週 |
受け入れ先での就業体験 |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
14週 |
受け入れ先での就業体験 |
受け入れ先での指示に従い,与えられた仕事を全うする.
|
15週 |
校外実習報告書の作成 実習テ-マ,実習内容,感想等の報告書を作成する. |
地域の職場での就業体験を通じ,職業に必要な技術や知識,将来の職業観,社会的マナー等を報告書にまとめることができる.
|
16週 |
校外実習報告会 校外実習と地域インターンシップに参加した学生全員で,就業体験の発表を行う. |
就業体験の発表を聞き手にわかるように時間内で発表できる.
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 専門的能力の実質化 | インターンシップ | インターンシップ | 企業等における技術者の実務を理解できる。 | 3 | |
企業人としての責任ある仕事の進め方を理解できる。 | 3 | |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を総合的に判断することの重要性を理解できる。 | 3 | |
企業における社会的責任を理解できる。 | 3 | |
企業活動が国内外で他社(他者)とどのような関係性を持つかを理解できる。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを理解できる。 | 3 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができ、それを高めようと努力する姿勢をとることができる。 | 3 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を理解できる。 | 3 | |
実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができる。 | 3 | |
社会経験をふまえ、企業においても自分が成長していくことが必要であることを認識できる。 | 3 | |
実務体験を企業や職種とのマッチングの場として考えて積極的な行動ができる。 | 3 | |
評価割合
| 報告書 | 報告会 | 実習証明書企業評価 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 40 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 30 | 40 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |