電気情報演習2

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 電気情報演習2
科目番号 0049 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 第二種電気工事士 筆記・技能,実用出版しくみ図解シリーズ・電子部品が一番わかる,松本光春,株式会社技術評論社
担当教員 福間 眞澄

到達目標

(1)工具や器具の扱いが理解できる
・ 配線図から実践図への電気回路が成作できる
・ 指定された電気工事ができる
・ 簡単な電気回路の基礎を理解する
・ 必要な工具や機器を理解する
・ 電気工事に関連した法規を理解する
(2)電気・情報工学に関連するテーマについて,調査・発表を行い自らの理解を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)電気工事演習
電気工事士に必要な知識を得ることで,将来電気設備の理解を深める。授業では,電気工事の実技及び電気工事の演習を行う。電気工事士に必要な基礎的知識を有するレベルとなるよう到達目標および評価基準を設定する。
(2)プレゼン演習
 電気・情報工学に関連する調査課題(テーマ)は,各自にそれぞれ与える。その課題の調査を行いMS:PowerPointにまとめ報告(プレゼン)する。調査結果については,電子ファイル[MS:Powerpoint (文章:MS:Powerpointメモ欄)]にて提出する。電気・情報工学に関連する調査課題は,A群(約40テーマ),B群(約40テーマ)の中から,他の人と重ならないようにそれぞれ1テーマを割り振る。発表は教室にて,一人当たり,12分(発表8分,質疑4分)以上で行う(受講者の人数により変更する)。
授業の進め方・方法:
到達目標, (1)について随時評価する。
内訳 試験   (15%)
電気工事A(10%)
電気工事B(10%)
電気工事C(15%)
 到達目標,(2)について,与えられた調査課題のプレゼン(30%)とレポート[図:MS Powerpoint,文章:MS Powerpointメモ欄)](20%)により評価する。

全体を100点満点として50点以上を合格とする。
注意点:
(1)については,教科書に記載されている実技の基礎が行え,概要が理解できれば 優が可能なレベルとします。授業,実験中は私語を慎み,時間内に作業が完了するように努めること。予習・復習にてテキストを熟読し,理解を深めること。
(2)発表内容の原理等に関する説明は,物理,化学,電気磁気学,電気回路等の理論から行うこと。課題の調査は,書籍,論文,雑誌,カタログ,インターネット等を利用して調査を行ってよいが,出典等を参考文献としてMS:PowerPointに明示すること。当然のことながら説明に使用する図や文章は自分で作成すること(コピペ厳禁)。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス(講義)調査課題A群,B群の中から,調査課題を割り当てる。
2週 演習  A班:工具の説明,線の取り扱い,結線方法  B班:課題A群・調査結果プレゼン(8分間プレゼン,4分間質疑応答/人)
3週 演習  A班:線の取り扱い,結線方法  B班:課題A群・調査結果プレゼン(8分間プレゼン,4分間質疑応答/人)
4週 演習   A班:器具への取付け  B班:課題A群・調査結果プレゼン(8分間プレゼン,4分間質疑応答/人)
5週 演習  A班:課題A群・調査結果プレゼン(8分間プレゼン,4分間質疑応答/人)  B班:工具の説明,線の取り扱い,結線方法
6週 演習  A班:課題A群・調査結果プレゼン(8分間プレゼン,4分間質疑応答/人)  B班:線の取り扱い,結線方法
7週 演習  A班:課題A群・調査結果プレゼン(8分間プレゼン,4分間質疑応答/人)  B班:器具への取付け
8週 講義  A班・B班 電気工事に関する法令・配線図
4thQ
9週 記述試験  A班・B班 法規・配線・鑑別に関する問題
10週 実技  A班:課題A(指定する電気工事を行う)  B班:課題B群・調査結果プレゼン(8分間プレゼン,4分間質疑応答/人)
11週 実技  A班:課題B(指定する電気工事を行う)  B班:課題B群・調査結果プレゼン(8分間プレゼン,4分間質疑応答/人)
12週 実技  A班:課題C(指定する電気工事を行う)  B班:課題B群・調査結果プレゼン(8分間プレゼン,4分間質疑応答/人)
13週 実技  A班:課題B群・調査結果プレゼン(8分間プレゼン,4分間質疑応答/人)  B班:課題A(指定する電気工事を行う)
14週 実技  A班:課題B群・調査結果プレゼン(8分間プレゼン,4分間質疑応答/人)  B班:課題B(指定する電気工事を行う)
15週 実技  A班:課題B群・調査結果プレゼン(8分間プレゼン,4分間質疑応答/人)  B班:課題C(指定する電気工事を行う)
16週 実技  まとめ・予備実験日

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表実技レポートその他合計
総合評価割合1530352000100
基礎的能力0000000
専門的能力1530352000100
分野横断的能力0000000