電気情報工学実験5

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 電気情報工学実験5
科目番号 0053 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 実験テキスト(各担当教員作成)
担当教員 福間 眞澄,衣笠 保智,箕田 充志

到達目標

実験を行い、データを適切に評価、解析、考察できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
実験を行い、データを正しく評価、解析、考察できる。実験を行い、データを評価、解析、考察できる。実験を行い、データを評価、解析、考察できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E2 説明 閉じる
電気情報工学科教育目標 E2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気情報工学に関する項目について実験実習を行い、理論と現象の双方から理解できることを目的とする。具体的には以下の実験を行う。フィルタ回路設計(衣笠),誘電体の特性(福間)および放射線測定(箕田)誘電体の特性については,企業で材料開発経験を有する者がその経験を活かし指導する。
授業の進め方・方法:
各テーマの担当教員の評価基準により,テーマごとの到達目標の評価を行う。すべてのテーマについてのレポートの評価を平均したものを本科目の総合評価とする。
評価基準は以下に定める。・レポートの書式が整い、提出されているか(30%)・得られた結果を適切に評価できるように整理するとともに、グラフ化できているか                                   (30%)・結果について理論的に解析及び考察がなされているか(30%)・全体に丁寧な記述がなされているか(10%)レポートの〆切は、原則として各テーマの実験終了日より1週間とする。
レポート提出の遅れは、1週間につき10点の減点とする。(レポート提出は,実験主任の出席確認時のみとする。他の時間には提出出来ない。減点は10点単位で行う。提出遅れは最大60点分減点する。)すべてのレポートの提出を単位取得の条件とする。
実験実習の欠席者は、担当教員に申し出て、再実験を行ってからレポートを提出する。他人のレポートのコピーは、評価しない。
60%以上を合格とする。
注意点:
集中講義形式で行う.
レポート提出ができない場合は,不合格となります。また,不完全なレポート,提出期限を過ぎてのレポート提出により不合格となる場合もあります。レポートの評価方法を参考に,この評価基準を満足するレポートを期限内に提出することを心がけてください

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 実験班は A~C班の3班に分ける 担当: 誘電体の特性(A班) フィルタ(B班)放射線測定(C班)
2週 実験実習
誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
3週 実験実習 誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
4週 実験実習 誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
5週 実験実習 誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
6週 実験実習 誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
7週 実験実習 誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
8週 実験実習 誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
4thQ
9週 実験実習 誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
10週 実験実習 誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
11週 実験実習 誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
12週 実験実習 誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
13週 実験実習 誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
14週 実験実習 誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
15週 実験実習 誘電体の特性(A班)   フィルタ(B班)    放射線測定(C班)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。3
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。3
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。3
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。3
キルヒホッフの法則を適用し、実験結果を考察できる。3
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。3
ブリッジ回路の平衡条件を適用し、実験結果を考察できる。3
重ねの理を適用し、実験結果を考察できる。3
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。3
共振について、実験結果を考察できる。3
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。3
論理回路の動作について実験結果を考察できる。3
ダイオードの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。3
トランジスタの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。3
ディジタルICの使用方法を習得する。3

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00