プログラミング1

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 プログラミング1
科目番号 0003 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:やさしいC(第5版),ソフトバンク クリエイティブ,高橋 麻奈,参考HP:「猫でもわかるプログラミング」C言語編 http://www.kumei.ne.jp/c_lang/index_c.html
担当教員 堀内 匡

到達目標

(1)C言語プログラムの文法の基礎が理解できる.
(2)C言語による基本的なプログラムが作成できる.
(3)C言語プログラムを読んで動作を理解することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
C言語プログラムの文法の基礎が正確に理解できるC言語プログラムの文法の基礎が理解できるC言語プログラムの文法の基礎が理解できない
C言語による基本的なプログラムが正確に作成できるC言語による基本的なプログラムが作成できるC言語による基本的なプログラムが作成できない
C言語プログラムを読んで動作を正確に理解できるC言語プログラムを読んで動作を理解できるC言語プログラムを読んで動作を理解できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D1 説明 閉じる
電子制御工学科教育目標 D1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目では,計算機のソフトウェアについて学ぶうえで基本となるプログラミング技術の習得を目指す.具体的には,C言語を用いたプログラムの基本構造や文法などの基礎的な内容について学習する.また,演習課題を通して,プログラミングに必要となる論理的な思考力,プログラムを作成して実行するまでの基本的な技術を修得し,プログラミングの経験を積む.
授業の進め方・方法:
到達目標(1)~(3)の達成度について,
・定期試験 80% (中間試験40%,期末試験40%)
・演習課題 20% (合計10回程度)
の割合で評価し,50点以上を合格とする.公認欠席の場合にも演習課題を必ず提出すること.
[再評価試験]
実施する.演習課題のうち必須課題をすべて提出することを再評価試験の受験条件とする.
注意点:
≪予習≫
シラバスに目を通し,事前にテキストを読んでおくこと.
≪授業中≫
私語を慎み,与えられた課題を時間内に提出できるように心掛けること.
≪復習≫
授業で習ったことを各自復習し,課題を締め切りに間に合うよう計画的に取り組むこと.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プログラムのしくみ:
プログラムの作成/コンパイル/実行について説明し,演習を行う
2週 printf文:
printf文よる画面への出力について説明し,演習を行う
3週 データ型と変数:
データ型と変数について説明し,演習を行う
4週 scanf文:
scanf文によるキーボードからの入力について説明し,演習を行う
5週 式と演算子:
式と演算子について説明し,演習を行う
6週 if文と関係演算子・論理演算子:
if文と関係演算子・論理演算子について説明し,演習を行う
7週 if~else文:
if~else文について説明し,演習を行う
演習プリント:
中間試験範囲の復習を行う
8週 中間試験
2ndQ
9週 前半のまとめ:
中間試験の答案返却
if~else if~else文:
if~else if~else文について説明し,演習を行う
10週 for文:
for文ついて説明し,演習を行う
11週 while文:
while文について説明し,演習を行う
12週 do~while文:
do~while文について説明し,演習を行う
13週 配列:
配列のしくみ,配列の宣言と利用について説明し,演習を行う
14週 演習プリント:
期末試験範囲の復習を行う
15週 期末試験
16週 まとめ:
期末試験の答案返却とチャレンジ課題

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。3
変数の概念を説明できる。3
データ型の概念を説明できる。2
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。3
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。3
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。3
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。3
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。2

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000