到達目標
(1)3次元CADソフトの操作方法を修得する。
(2)NC加工ソフト(Gコード)の原理を理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 3次元CADソフトの操作方法を修得する | 3次元CADソフトの操作方法を修得する | 3次元CADソフトの操作方法を修得しない |
| NC加工ソフト(Gコード)の原理を理解できる | NC加工ソフト(Gコード)の原理を理解できる | NC加工ソフト(Gコード)の原理を理解できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
2 次元および3次元CAD による演習を通して図学や機械製図法、製品生産におけるNC 加工の基礎について実践的に学ぶ。使用ソフトウェアは3次元CAD「ソリッドワークス」2次元 CAM「NCVC」である。
授業の進め方・方法:
授業への取り組み姿勢(態度)(10%)、
宿題(練習問題・演習)の解答および提出状況(30%)、定期試験の成績(60%)
を総合して評価する。50%以上を合格とする。
注意点:
CAD の基本概念とその特徴的な機能を理解し,演習を通して操作技能を取得し, NC 加工の考え方と基本操作についても学ぶ。テキストに添付されているガイドソフトに従って各自学習していくと理解度が増す。
再評価試験に関して、授業を真摯に受講し評価点が40点以上の学生に対してのみ実施する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 3次元CADソフトの簡単な使用方法説明
|
3次元CADソフトの思想が説明できる
|
2週 |
CAD/CAMの概念の説明 CAD/CAMとは何かを説明し、加工の際に生じる問題点を解説する
|
3次元CADソフトの思想が説明できる
|
3週 |
3次元CAD演習1 3次元CADソフト「ソリッドワークス」で基本的な図形を描けるようになる
|
3次元CADソフトの操作ができる
|
4週 |
3次元CAD演習2 3次元CADソフト「ソリッドワークス」で立体が描けるようになる
|
3次元CADソフトの操作ができる
|
5週 |
3次元CAD演習3 3次元CADソフト「ソリッドワークス」でアセンブリが行え3次元CAD演習2 3次元CADソフト「ソリッドワークス」で立体が描けるようになる
|
3次元CADソフトの操作ができる
|
6週 |
3次元CAD演習4 3次元CADソフト「ソリッドワークス」でアセンブリが行えるようになる
|
3次元CADソフトの操作ができる
|
7週 |
3次元CAD演習5 3次元CADソフト「ソリッドワークス」でアセンブリが行えるようになる
|
3次元CADソフトの操作ができる
|
8週 |
中間試験
|
|
4thQ |
9週 |
3次元CAD演習6 3次元CADソフト「ソリッドワークス」で各自のオリジナル部品(貯金箱)を作成する
|
3次元CADソフトで各人が考えた簡単なものを設計できる
|
10週 |
3次元CAD演習7 3次元CADソフト「ソリッドワークス」で各自のオリジナル部品(貯金箱)を作成する
|
3次元CADソフトで各人が考えた簡単なものを設計できる
|
11週 |
3次元CAD演習8 3次元CADソフト「ソリッドワークス」で各自のオリジナル部品(貯金箱)を作成する
|
3次元CADソフトで各人が考えた簡単なものを設計できる
|
12週 |
データ変換演習1 貯金箱CADデータをレーザ加工機で加工できるデータに変換する。
|
CADデータを加工データに変換できる
|
13週 |
データ変換演習2 貯金箱CADデータをレーザ加工機で加工できるデータに変換する。
|
CADデータを加工データに変換できる
|
14週 |
データ変換演習3 貯金箱CADデータをレーザ加工機で加工できるデータに変換する。
|
CADデータを加工データに変換できる
|
15週 |
期末試験
|
|
16週 |
3次元CAD演習9 試験の解答および2次元から3次元図面およびGコード変換ソフトの使用方法を統合的に考える CADデータのセキュリティに関して |
CADデータのセキュリティに関して説明できる
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 図面の役割と種類を適用できる。 | 3 | |
製図用具を正しく使うことができる。 | 3 | |
線の種類と用途を説明できる。 | 3 | |
物体の投影図を正確にかくことができる。 | 3 | |
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。 | 3 | |
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。 | 3 | |
部品のスケッチ図を書くことができる。 | 3 | |
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。 | 3 | |
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。 | 1 | |
評価割合
| 宿題 | 試験 | 態度 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 60 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 30 | 60 | 10 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |