製図基礎2

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 製図基礎2
科目番号 0011 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「Solid Works による3次元CAD 第2版」 門脇重道 実教出版
担当教員 久間 英樹

到達目標

(1)3次元CADソフトの操作方法を修得する。
(2)NC加工ソフト(Gコード)の原理を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
3次元CADソフトの操作方法を修得する3次元CADソフトの操作方法を修得する3次元CADソフトの操作方法を修得しない
NC加工ソフト(Gコード)の原理を理解できるNC加工ソフト(Gコード)の原理を理解できるNC加工ソフト(Gコード)の原理を理解できない

学科の到達目標項目との関係

電子制御工学科教育目標 D1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
2 次元および3次元CAD による演習を通して図学や機械製図法、製品生産におけるNC 加工の基礎について実践的に学ぶ。使用ソフトウェアは3次元CAD「ソリッドワークス」2次元 CAM「NCVC」である。

授業の進め方・方法:
授業への取り組み姿勢(態度)(10%)、
宿題(練習問題・演習)の解答および提出状況(30%)、定期試験の成績(60%)
を総合して評価する。50%以上を合格とする。
注意点:
CAD の基本概念とその特徴的な機能を理解し,演習を通して操作技能を取得し, NC 加工の考え方と基本操作についても学ぶ。テキストに添付されているガイドソフトに従って各自学習していくと理解度が増す。
再評価試験に関して、授業を真摯に受講し評価点が40点以上の学生に対してのみ実施する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
3次元CADソフトの簡単な使用方法説明
3次元CADソフトの思想が説明できる
2週 CAD/CAMの概念の説明
CAD/CAMとは何かを説明し、加工の際に生じる問題点を解説する
3次元CADソフトの思想が説明できる
3週 3次元CAD演習1
3次元CADソフト「ソリッドワークス」で基本的な図形を描けるようになる
3次元CADソフトの操作ができる
4週 3次元CAD演習2
3次元CADソフト「ソリッドワークス」で立体が描けるようになる
3次元CADソフトの操作ができる
5週 3次元CAD演習3
3次元CADソフト「ソリッドワークス」でアセンブリが行え3次元CAD演習2
3次元CADソフト「ソリッドワークス」で立体が描けるようになる
3次元CADソフトの操作ができる
6週 3次元CAD演習4
3次元CADソフト「ソリッドワークス」でアセンブリが行えるようになる
3次元CADソフトの操作ができる
7週 3次元CAD演習5
3次元CADソフト「ソリッドワークス」でアセンブリが行えるようになる
3次元CADソフトの操作ができる
8週 中間試験

4thQ
9週 3次元CAD演習6
3次元CADソフト「ソリッドワークス」で各自のオリジナル部品(貯金箱)を作成する
3次元CADソフトで各人が考えた簡単なものを設計できる
10週 3次元CAD演習7
3次元CADソフト「ソリッドワークス」で各自のオリジナル部品(貯金箱)を作成する
3次元CADソフトで各人が考えた簡単なものを設計できる
11週 3次元CAD演習8
3次元CADソフト「ソリッドワークス」で各自のオリジナル部品(貯金箱)を作成する
3次元CADソフトで各人が考えた簡単なものを設計できる
12週 データ変換演習1
貯金箱CADデータをレーザ加工機で加工できるデータに変換する。
CADデータを加工データに変換できる
13週 データ変換演習2
貯金箱CADデータをレーザ加工機で加工できるデータに変換する。
CADデータを加工データに変換できる
14週 データ変換演習3
貯金箱CADデータをレーザ加工機で加工できるデータに変換する。
CADデータを加工データに変換できる
15週 期末試験

16週 3次元CAD演習9
試験の解答および2次元から3次元図面およびGコード変換ソフトの使用方法を統合的に考える
CADデータのセキュリティに関して
CADデータのセキュリティに関して説明できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図図面の役割と種類を適用できる。3
製図用具を正しく使うことができる。3
線の種類と用途を説明できる。3
物体の投影図を正確にかくことができる。3
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。3
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。3
部品のスケッチ図を書くことができる。3
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。3
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。1

評価割合

宿題試験態度合計
総合評価割合306010100
基礎的能力0000
専門的能力306010100
分野横断的能力0000