概要:
本科目は、前期で実施する創造設計製作1と併せて受講することにより、完結する構成になっており、もの作りによって創意工夫の楽しさ、面白さを体験し、メカトロニクスを含む工学への興味と関心を高め、同時に各専門科目の関連性と役割を理解する。 _x000B_ 1年間の期間内に,与えられた課題を実現するための機能、性能を有するメカトロニクス機器(操作型,自立型ロボット等)を設計製作する。
創造設計製作2ではアイディアを発想して、コンテスト課題に対応した機械システムの構想、機構および回路の設計、作図をおこなう。創造設計製作2では機械システムの製作、性能テスト、成果発表をおこなう。
班単位の取り組みとし、各々の役割,任務分担を決め、班員のチームワークを発揮し、成果を確実なものにする。
授業の進め方・方法:
製作マシン20%、発表会成績等30%、レポート30%、取組姿勢・チームワーク20%で_x000B_評価する。50%以上を合格とする。
注意点:
・人まねではなく自分の頭で考え、オリジナルなアイディアを大切に育てよう。
・チームワークの良し悪しが成功の鍵である。自分の役割を果たそう。
・自ら進んで取組む積極性が困難を克服し、成功に導く。
・「もの作り」を通して、創造の苦しさと楽しさ、科目相互のつながりやチームワークの大切さ、自分の適性等、多くのことを学んで欲しい。
・学外技術者による講演を実施することがあるので、その際は心して聞くように。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
工作機械取り扱い指導、材料取り 実習工場の旋盤、フライス盤等の使用方法の説明、材料取り
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2週 |
部品製作作業 ロボットパーツの製作
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3週 |
部品製作作業 ロボットパーツの製作
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4週 |
部品製作作業 ロボットパーツの製作および3Dプリンタを用いたものづくり演習を行う
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5週 |
部品製作作業 指導教員による製作状況の中間チェック
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6週 |
部品製作作業、制御回路の製作 ロボットパーツの製作、制御回路作成
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7週 |
部品製作作業、制御回路の製作 ロボットパーツの製作、制御回路作成、電気配線作業
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8週 |
全体組立作業、制御回路の製作 ロボットパーツの製作、制御回路作成、電気配線作業
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4thQ |
9週 |
全体組立作業、制御回路の製作 指導教員による製作状況の中間チェック
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10週 |
全体組立作業 ロボットパーツの製作、制御回路作成、電気配線作業
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11週 |
動作テスト、手直し
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12週 |
動作テスト、手直し
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13週 |
動作テスト、手直し
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14週 |
コンテスト(競技) 競技により製作したハンドリングロボットの成果を発表(開催日等,詳細に関しては別途連絡)
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15週 |
レポート作成、まとめ 一年間の取組について各自でレポートを作成し、提出
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 3 | |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 3 | |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 3 | |
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 3 | |
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 3 | |
旋盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 3 | |
旋盤の基本操作を習得し、外丸削り、端面削り、段付削り、ねじ切り、テ―パ削り、穴あけ、中ぐりなどの作業ができる。 | 3 | |
フライス盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 3 | |
フライス盤の基本操作を習得し、平面削りや側面削りなどの作業ができる。 | 3 | |
ボール盤の基本操作を習得し、穴あけなどの作業ができる。 | 3 | |
NC工作機械の特徴と種類、制御の原理、NCの方式、プログラミングの流れを説明できる。 | 3 | |
少なくとも一つのNC工作機械について、各部の名称と機能、作業の基本的な流れと操作を理解し、プログラミングと基本作業ができる。 | 3 | |