テクニカルR&W

科目基礎情報

学校 松江工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 テクニカルR&W
科目番号 0003 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教員作成のテキスト,プリント配布
担当教員 橋本 剛

到達目標

(1) 技術系説明文の書き方の基礎を理解している
(2) レポートの書き方の基礎を理解している
(3) スライド作成の基礎を理解し,発表できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 技術系説明文の書き方の基礎を理解できる。 技術系説明文の書き方の基礎を理解できる。 技術系説明文の書き方の基礎を理解できない。
評価項目2レポートの書き方の基礎を理解できる。レポートの書き方の基礎を理解できる。レポートの書き方の基礎を理解できない。
評価項目3スライド作成の基礎を理解し,発表できる。スライド作成の基礎を理解し,発表できる。スライド作成の基礎を理解し,発表できない。

学科の到達目標項目との関係

情報工学科教育目標 J1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
技術者になるためには,実験や自ら得た情報をもとに論理的に物事を考え,自分の意見を他人に的確に伝える能力が大切になってくる.本科目では,科学技術に関する報告書(レポート)の書き方の基礎を学ぶ.また,演習を通して作文,スライド作成などで,発表することにより,文章の読解力・表現力の養成に重点を置いた授業を行う.
授業の進め方・方法:
テーマ毎にレポートや発表を課し,成績は上記に示す到達目標(1)~(3)の達成度を
・レポート課題(発表評価も含む) 100%
で評価し,50%以上で合格とする.各テーマのレポート・作文は指示された期日までに提出すること.1週間単位で遅れる毎に評点を10%減点する.再評価試験,追認試験は原則として実施しない.
注意点:
・予習:テキストが事前配布されている場合は前もって原理等を読んで実験の内容について理解しておくこと.
・授業中:授業中に不明な点があれば,疑問を後まで残さず,教員に質問するよう心がける.グループで実験や演習を行う場合は,実験や演習の進め方,結果についてグループでよく議論し,実験ノートに要点や結果をまとめる習慣を付ける.
・復習: レポートを指定期日に提出する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス
チャーチルのメモ
2週 技術系文章の特徴
文書作成の基本ルール
3週 技術系文章の特徴
グラフ・図表を読む
4週 スライド作成と発表練習(1)
概要説明、発表の心得学習
5週 スライド作成と発表練習(2)
発表概要作成、 スライド作成
6週 スライド作成と発表練習(3)
スライド作成
7週 スライド作成と発表練習(4)
発表会
8週 論文読解(1)
論文検索、スライド作成
4thQ
9週 論文読解(2)
スライド作成
10週 論文読解(3)
発表会
11週 プロコン練習(1)
テーマ決定、概要提出
12週 プロコン練習(2)
スライド作成
13週 プロコン練習(3)
発表会
14週 プロコン練習(4)
要旨作成
15週 プロコン校内審査
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。3
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。3
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。3
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00