到達目標
(1)設計方式(インテグラル設計,モジュラー設計)の違いを理解している
(2)プログラミング言語における「モジュール化」の基礎を理解している
(3)オブジェクト指向型言語であるRuby言語の基礎を理解している
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 計方式(インテグラル設計,モジュラー設計)の違いをよく理解している | 計方式(インテグラル設計,モジュラー設計)の違いを理解している | 計方式(インテグラル設計,モジュラー設計)の違いを理解していない |
評価項目2 | プログラミング言語におけるモジュール化の基礎をよく理解している | プログラミング言語にけるモジュール化の基礎を理解している | プログラミング言語におけるモジュール化の基礎を理解していない |
評価項目3 | オブジェクト指向型言語であるRuby言語の基礎をよく理解している | オブジェクト指向型言語であるRuby言語の基礎を理解している | オブジェクト指向型言語であるRuby言語の基礎を理解していない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目では,まずインテグラル設計・モジュラー設計の設計方式の違いを学び,プログラミング言語のモジュール化について解説を行う.また,モジュール化で重要となる関数の独立性やデータのメモリ配置についても解説を行う.後半ではオープンソースのプログラミング言語Rubyプログラミングの基礎を学び,オブジェクト指向型言語における「オブジェクトのカプセル化」について解説を行う.
授業の進め方・方法:
到達目標(1)~(3)の達成度について,以下の割合で評価し,50%以上を合格とする.
・定期試験80%
・小テスト,レポート課題,授業態度(出席)20%
<留意事項>
未提出のレポートが1つでもある場合,実習中に教員の指示に従わなかった場合は科目不合格とする.ただし,小テスト,レポート課題,授業態度の評価が良好(20%中15%以上の評価)かつ総合評価が35%(36点)以上の場合に限り,再評価試験,追認試験を認めることがある.
注意点:
・予習:テキストが配布されている場合は前もって内容を読んでおく.
・授業中:授業中に不明な点があれば,疑問を後まで残さず,教員に質問するよう心がける.
・復習: レポートがあれば指定期日までに提出する.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス,プログラミング言語のモジュール化1 ガイダンス,モジュラー設計とインテグラル設計,モジュール化について解説する. |
モジュラ−設計とインテグラル設計の基礎を理解し,説明できる
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2週 |
プログラミング言語のモジュール化2 手続き型言語におけるモジュール化について解説する |
プログラミング言語におけるモジュール化の基礎を理解し,説明できる
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3週 |
プログラミング言語のモジュール化3 スコープ,ライフタイム |
プログラミング言語におけるスコープ,ライフタイムの基礎を理解し,説明できる
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4週 |
Ruby基礎(1) Ruby言語の概要と特徴 |
Ruby言語の基礎を理解し,説明できる
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5週 |
Ruby基礎(2) Ruby基礎その1 |
Ruby言語の基礎を理解し,説明できる
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6週 |
Ruby基礎(3) Ruby基礎その2 |
Ruby言語の基礎を理解し,説明できる
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7週 |
Ruby基礎(4) Ruby基礎その3 |
Ruby言語の基礎を理解し,説明できる
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8週 |
Ruby基礎(5) Ruby基礎その4 |
Ruby言語の基礎を理解し,説明できる
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4thQ |
9週 |
Ruby基礎(6) Ruby基礎その5 |
Ruby言語の基礎を理解し,説明できる
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10週 |
Ruby基礎(7) Ruby基礎その6 |
Ruby言語の基礎を理解し,説明できる
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11週 |
Ruby基礎(8) Ruby基礎その7 |
Ruby言語の基礎を理解し,説明できる
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12週 |
Ruby基礎(9) Ruby基礎その8 |
Ruby言語の基礎を理解し,説明できる
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13週 |
Ruby基礎(10) Ruby基礎その9 |
Ruby言語の基礎を理解し,説明できる
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14週 |
Ruby基礎(11) Rubyに関する応用課題とその演習を実施する |
Ruby言語に関する応用課題について基礎を理解する.
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15週 |
期末試験 講義の内容について期末試験を行う |
講義の内容について基礎を理解し,説明できる
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16週 |
試験の解説とまとめ 期末試験の解説とまとめを行う |
期末試験の回答を理解し,説明できる.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 3 | |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 3 | |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 3 | |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 3 | |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | |
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。 | 2 | |
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。 | 2 | |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 小テスト,レポート課題,授業態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |